発達障害支援に関わるカードアプリを開発しました。
楽しく実用的に学ぶ発達障害支援に関わるカードアプリを開発しました。
発達障害支援×カードアプリ ゲーム感覚で実用的に学ぶツール AIも活用できる
「見通し形成」「感情コントロール」「自己理解」を支える実践カードアプリを開発
— ニューロダイバーシティ時代の“生きやすさ”をサポート —
発達障害支援・ウェルビーイング支援領域の開発チームは、このたび、発達特性を持つ方々の日常生活・学習・就労支援を目的としたカード型支援アプリ 「ニューロダイバーシティ・ライフスキル・多次元カード」 の開発を発表しました。
本アプリは、実行機能(Executive Function)、社会的コミュニケーション、自己調整、自己理解、環境調整など、発達障害支援で重要とされる支援領域を「カード形式」で可視化し、誰でも直感的に活用できる設計を採用しています。
アプリはWEBアプリとなっており,誰でも利用できる形式になっています。
アプリは,一般社団法人コーチング心理学協会 発達障害支援コーチング基本講座(資格コース)で取得可能です。

■ 開発背景
発達障害・神経多様性(ニューロダイバーシティ)に関する理解は広がりつつありますが、多くの当事者・支援者・家族・教育現場・職場では、次のような課題が依然として存在しています。
- 「何から支援すればよいかわからない」
- 「本人の困り感を整理できない」
- 「特性を強みとして活かす方法が見えない」
- 「合理的配慮やセルフマネジメントが難しい」
そこで本アプリでは、発達支援・心理学・コーチング・自己調整研究などを参考に、実践的な支援スキルをカード化しました。
■ アプリの特徴
① 実行機能(EF)支援カード
日常生活や仕事で重要な実行機能をカードで整理。
収録例:
- 見通し形成(Foresight)
— 予定の予測・準備・不安軽減 - タスク管理(Task Management)
— 課題分解・スモールステップ化 - 優先順位づけ(Prioritization)
— 「今やるべきこと」を可視化 - 切り替え力(Cognitive Flexibility)
— 予定変更・トランジション支援 - 衝動統制(Impulse Control)
— 一旦立ち止まる習慣づくり - ワーキングメモリ支援(Working Memory)
— 外部ツール活用・認知負荷軽減
② ソーシャル・コミュニケーション支援カード
対人関係や社会生活に必要なスキルを支援。
収録例:
- 対人理解(Social Understanding)
- 自己表現(Self-Expression)
- 援助要請スキル(Help-Seeking)
- アサーション(Assertion)
暗黙の了解の理解、自己アドボカシー、適切なSOS発信などを支援します。
③ 自己調整・セルフケア支援カード
心身の安定と回復をサポート。
収録例:
- セルフケア
- 感覚調整
- 感情コントロール
- ストレス対処
感覚過敏・感覚鈍麻・パニック・メルトダウン予防にも活用可能です。
④ 自己理解・環境調整カード
「自分を知る」「環境を整える」視点を強化。
収録例:
- 環境調整スキル
- 自己理解
- 自己受容
- リソース活用
「個人が無理に社会へ合わせる」のではなく、環境と支援資源を活用する社会モデルの視点を重視しています。
■ カードアプリならではの活用方法
本アプリは単なる知識集ではなく、カードベースのインタラクティブ設計により、
- 自己理解ワーク
- 支援計画作成
- コーチング・カウンセリング
- 学校・就労支援面談
- 家族支援
- チーム支援会議
- セルフモニタリング
など、多様な場面で利用できます。
「今日の困りごと」からカードを選択し、自分に合う対処法や支援戦略を探索できることが特徴です。
■ コメント
「発達特性は『欠陥』ではなく、脳の多様性の一つです。
私たちは、『できないことを矯正する支援』だけではなく、『自分の特性を理解し、環境や資源を活用しながら生きやすさを高める支援』が重要だと考えています。
本アプリが、当事者、家族、支援者、教育・医療・福祉・企業現場をつなぐ実践ツールとなることを目指しています。」
■ 想定利用者
- 発達障害・グレーゾーン当事者
- ADHD / ASD / LD 支援対象者
- 保護者・家族
- 学校教員・特別支援教育関係者
- 心理職・公認心理師・カウンセラー
- コーチ・支援職
- 就労移行支援・福祉支援機関
- 人事・DE&I担当者
投稿者プロフィール

- 徳吉陽河(とくよしようが)は、コーチング心理学研究会・コーチング心理学協会の創設者の一人であり、日本・世界のおけるコーチング心理学のパイオニア。コーチング心理士、公認心理師・キャリアコンサルタント、認定心理士(心理調査)、ポジティブ心理療法士、として教育・医療・福祉・産業分野で活動する専門家。東北大学大学院博士後期課程で研究し、国際コーチング心理学会、国際ポジティブ心理学会など、世界で学び、研究を発表。教育プログラム、心理尺度開発なども専門としている。著書に『ポジティブ大全』『科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 結果を出す人はどんな質問をしているのか?』『ナラティヴ・セラピー BOOK』、『コーチング心理学ガイドブック』『コーチング心理学ハンドブック』などの翻訳書などがあり、科学的なエビデンスと物語(ナラティブ)に基づくコーチングとウェルビーイング教育を推進している。累計4000名のコーチ、カウンセリング実績」(ワークショップを含む)、「累計6000回以上のセミナー実績」以上の実績がある。国土交通省 航空保安大学講師、元東北文化学園大学講師、元仙台医療センター看護学校講師、元若者サポートセンター講師など。教育機関、海外・国外の法人企業などで講師を担当実績がある。学校法人・企業法人・医療法人(リハビリ)など、主に管理職に関わる講師を数多く担当。座右の銘は、「我以外皆我師」、失敗・挫折もたくさんしており、「万事塞翁が馬」大切にしている。「自己肯定感が低いからこそ成長できる」ことを大切にしている。
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