ビジネスコーチング入門 法人向け研修など


当協会では、法人団体様向けに ビジネスコーチング・1on1の研修を実施しております。
(オンライン、現場・実地研修 両方とも可能です。)
基本的、当協会が実施している内容について、科学的なエビデンスと物語を活用したナラティヴを応用して、法人の組織の特徴を捉え、ヒアリングを基にオーダーメイドした形になります。必要に応じて、ニーズ、事前アンケート調査またはデータをご提供いただいたりして、組織の特徴を捉えた上で、実施しています。とりあえず、やってみたいというケースもございます。ご要望に合わせて、対応致します。新入社員研修、管理職研修などへのオーダメイドも可能です。
実施しているビジネスコーチングの一般的な初心者向けのモデルは以下の通りとなります。
コンテンツ一覧
🔍 全体構成の特徴と目的
この「ビジネスコーチ養成講座(基礎コース)」は、職場における1on1やビジネスコーチングの導入を実践的かつ短期間で学べる2日間集中プログラムです。基礎プログラムの例となります。
具体的には、
参加対象は以下のような方々です:
- 組織で部下育成・1on1を担うマネージャーやリーダー
- ビジネス現場でコーチングのスキルを活かしたい人事・教育担当者
- コーチングに関心があるが、何から始めればよいか分からない初心者
🧩 Day1:ビジネスコーチングの「土台」と「スキルセット」構築 (基礎モデル)
1.ビジネスの成長を加速・支援するビジネスコーチング
- 目的: 企業内でコーチングが果たす役割を理解する
- 主な内容:
- コーチング 、1on1vs 管理の違い まず、1on1からスタート
- 信頼関係づくり(心理学的な内容も踏まえて)
- 自走式組織と心理的安全性について
- 心理的資本と人材開発ROI
2.支える重要な考え方
- ポイント:
- フィードバック・フィードフォワード力、マインドセット
- 心理学、脳科学的な効果(簡単に)
- モチベーション、エンゲージメントの基礎
- メンタルヘルスとウェルビーイング(業界に合わせて)
- グループワーク(必要に応じて、ワールドカフェ、ファシリテーション)
3.基本スキル:観察・傾聴・質問・承認・提案
- 観察: 非言語情報(表情・姿勢・感情の兆候)への気づき
- 傾聴: レベルの異なる聴き方(例:事実・感情・意図)
- 質問:様々な質問を通して洞察力、主体性、意思決定が高まるようにします。
- 承認: 評価ではなく存在の肯定(例:「〇〇してくれてありがとう」)
- 提案:アイデアの提供、伝え方、フィードバック、自己受容
💬 Day2:対話の「実践力」強化と内省の促進
1.基本スキル:質問
- 種類別質問例:
- オープンクエスチョン
- フォーカスを変える質問(例:「それがうまくいった時、何が違っていましたか?」)
- 内省を深める質問(例:「その出来事から何を学びましたか?」)
2.ビジネスコーチングの実践
- ロールプレイ中心:
- 1on1の流れを通しで体験
- フィードバックループでスキル向上
3.リフレクションとリアルタイム・フィードバック
- 「内省する力」が行動を変える
- ジャーナリング(記録)×対話のセット
- フィードバックも「感情」「行動」「意図」に分けて伝えると有効
4.よくある質問と七ぎ応答(Q&A)
- 受講生のリアルな課題に応答
- 「部下が話してくれない時は?」
- 「成果が出ないとき、どう支援する?」など
- 目標や強みがないときはどうする?
- 1on1、部下とのやり取りがわからない
👥 受講者の声からわかる価値
受講者の感想に共通するキーワード:
- 「導く」「自律支援」「疑問がクリアに」
- 「万能ではないが、活かす土台づくりが大切」との理解 → 実務での“再現可能性”を重視した講座であることが読み取れます。
📌 応用・発展につなげる視点
| 観点 | 応用の方向 |
|---|---|
| マネジメント | 組織内1on1制度設計、評価制度と連動した対話支援 |
| 人材開発 | リーダーシップ育成、オンボーディング支援 |
| 組織文化 | 対話と承認の文化醸成、心理的安全性の強化 |
必要であれば、以下のような追加資料やツールもご提供可能です:
- ✅【質問スキル一覧表(PDF)】
- ✅【1on1実践ワークシート】
- ✅【観察・傾聴・承認チェックリスト】
- ✅【内省ジャーナルフォーマット】
「ビジネスコーチを受けるメリットと意義」
| 視点 | 項目 | 内容 |
|---|---|---|
| 個人 | 自己理解の深化 | 強み・価値観・課題を明確化し、自己認識が高まる |
| キャリアの方向性明確化 | 意義ある目標設定と、納得感のある進路決定を支援 | |
| 行動変容と習慣化 | 具体的な行動計画と実践支援により、継続的な変化が促進される | |
| 対人関係の改善 | 傾聴・共感・伝え方など、コミュニケーションスキルが向上 | |
| 意欲・自信の向上 | 達成経験や内省を通じて自己効力感が高まる | |
| 組織 | 自律的な人材育成 | 指示待ちでなく、自ら考え行動するメンバーが育つ |
| リーダーシップ開発 | 意思決定力・対話力・フィードバック力が向上 | |
| 組織エンゲージメント向上 | メンバーのモチベーションと参画意識が高まる | |
| 対話文化の定着 | 安心して意見を交わす心理的安全性の高い風土づくりに貢献 | |
| 組織変革の加速 | 課題の本質を探る対話を通じ、柔軟かつ迅速な変化が可能に |
🎯コーチング心理学に基づいたビジネスコーチングとは何か?
当協会が採用している内容について紹介致します。
🧭 コーチング心理学に基づくビジネスコーチングとは
コーチング心理学に基づくビジネスコーチングとは、
人の「強み・動機・目標」に焦点を当てながら、心理学・経営学・情報科学の理論と技術を活用し、個人と組織の成長を促進する対話的・技術支援型の変容プロセスである。
💡 当協会ビジネス・コーチングの主な要素
| 学問領域 | キー概念 | コーチングへの統合機能 |
|---|---|---|
| コーチング心理学 | 自己効力感、ソリューションフォーカス | 対話による気づき・行動変容の支援 |
| 組織行動論 | エンゲージメント、心理的安全性 | チーム信頼と対話文化の醸成 |
| 行動経済学 | ナッジ、意思決定の非合理性 | バイアスに配慮した行動促進設計 |
| 産業組織心理学 | モチベーション、職務満足 | 持続的な職場成長支援 |
| ポジティブ組織学 | 強み・レジリエンス・希望 | ポジティブ感情と組織活性化 |
| 経営学・経営科学 | 戦略的人材育成、KPI、PDCA | 経営成果と人の成長を接続 |
| 情報科学 | AI・知識管理・BIツール | コーチングの記録・ナレッジ化 |
| ポジティブ情報学 | ウェルビーイング可視化、感情AI、幸福ログ | 成長・幸福・つながりの「定量化×内省支援」 |
これらの要素を組み合わせて、オーダーメイドした内容となります。
🧠 コーチングの再定義(技術と人の共進化モデル)
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 人間の側面 | 自己の意味づけ・成長・行動変容・関係性構築 |
| 技術の側面 | 対話や感情を補足・可視化し、内省と学習を支援 |
| 組織の側面 | 対話による創発と、経営成果を両立する文化形成 |
お受けしてきた団体は、一例ですが、航空大学、三越伊勢丹(百貨店・人材サービス)、太陽誘電(国内製造業)、BOSCH(外資系)、福祉関係、社会福祉協議会、SDG事務局(税理士様向け)、若手経営者の会、教育支援センター、若者サポートセンター、医療機関、各大学、高校、中学校なド幅広い団体にて実施させていただいております。
ご要望に応じて、請求書や事前のお打ち合わせ、企画書の作成も承っております。お気軽にご相談いただけますと幸いです。なお、内容によってはご希望に添えない場合もございますこと、あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。
お問い合わせは、メールまで(info「@」coaching-psych.comgmail.com)
*スパム対策のため「」を取ってメールをお願いします。
投稿者プロフィール

- 徳吉陽河(とくよしようが)は、コーチング心理学研究会・コーチング心理学協会の創設者の一人であり、日本・世界のおけるコーチング心理学のパイオニア。コーチング心理士、公認心理師・キャリアコンサルタント、認定心理士(心理調査)、ポジティブ心理療法士、として教育・医療・福祉・産業分野で活動する専門家。東北大学大学院博士後期課程で研究し、国際コーチング心理学会、国際ポジティブ心理学会など、世界で学び、研究を発表。教育プログラム、心理尺度開発なども専門としている。著書に『ポジティブ大全』『科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 結果を出す人はどんな質問をしているのか?』『ナラティヴ・セラピー BOOK』、『コーチング心理学ガイドブック』『コーチング心理学ハンドブック』などの翻訳書などがあり、科学的なエビデンスと物語(ナラティブ)に基づくコーチングとウェルビーイング教育を推進している。累計4000名のコーチ、カウンセリング実績」(ワークショップを含む)、「累計6000回以上のセミナー実績」以上の実績がある。国土交通省 航空保安大学講師、元東北文化学園大学講師、元仙台医療センター看護学校講師、元若者サポートセンター講師など。教育機関、海外・国外の法人企業などで講師を担当実績がある。学校法人・企業法人・医療法人(リハビリ)など、主に管理職に関わる講師を数多く担当。座右の銘は、「我以外皆我師」、失敗・挫折もたくさんしており、「万事塞翁が馬」大切にしている。「自己肯定感が低いからこそ成長できる」ことを大切にしている。
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