心理的安全性を高めるコーチング心理学と対話スキル 認定資格取得の参考に
心理的安全性を高めるコーチング心理学と対話スキル
対人支援者のための「1on1入門ガイド」
当協会では、主に エンゲージメント・コーチングなどで内容を取り扱っています。より実践されたい方は、こちらの講座がおすすめです。
入門編として、実践的手法の包括的解説していきます。
コンテンツ一覧
概要
心理的安全性とは
心理的安全性(Psychological Safety)は、ハーバード・ビジネススクールのエイミー・エドモンドソン教授により「チームメンバーが恐れや不安を感じることなく、率直に発言・質問・間違いを認めることができる状態」と定義されています。
心理的安全性の定義
「対人関係におけるリスクを取っても、そのチームや環境内では安全であるという共有された信念」
– Amy Edmondson (1999)
キーポイント: 単なる「優しさ」や「ぬるま湯」ではなく、高い成果を目指すための必要条件
Google Project Aristotle
Googleが180のチームを分析した結果、心理的安全性がチーム効果性の最重要因子であることが判明
学術的根拠
チームパフォーマンスの向上
Googleのプロジェクト・アリストテレス調査により、高業績チームの最も重要な要素として特定
イノベーションと創造性の促進
アイデア共有と建設的議論が21%向上(Edmondson, 2018)
オープンな対話文化の醸成
問題提起と解決策提案が67%増加(O’Donovan & McAuliffe, 2020)
心理的安全性の4つの要素
以下の表に、心理的安全性に関する4つの要素の概要と、それぞれに対応するコーチングで活用できる質問例をまとめました。
| 要素 | 概要 | コーチングで活用できる質問例 |
|---|---|---|
| 質問する自由 | 知らないことを認め、安心して質問できる環境。無知を責められる不安がない状態。 | ・わからないことがあったとき、どんなときに質問しやすいと感じますか? ・安心して質問できるようにするには、どんな工夫ができそうですか? |
| 問題提起の許容 | 懸念や問題点を率直に指摘できる文化。ネガティブな意見も歓迎される。 | ・今、気になっていることや違和感はありますか? ・チームにとって大切な視点として、どんな懸念を共有したいですか? |
| 失敗を認める勇気 | ミスや失敗を隠さずに共有し、学びに変える文化。責められる不安がない。 | ・最近の経験から、学びにつながった失敗はありますか? ・失敗を共有することで、どんな価値が生まれると思いますか? |
| 異なる意見の尊重 | 多様な視点を歓迎し、違いを価値として受け入れる姿勢。 | ・他の人の意見で、印象に残ったものはありますか? ・自分と異なる考えをどう活かせそうですか? |
これらの問いかけは、心理的安全性を育むだけでなく、チームの創造性や信頼関係を深めるきっかけにもなります。
エドモンドソンの3段階対話術フレームワーク
1. 仕事の枠組み設定(Set the Stage)
基本的な考え方
心理的安全性(Psychological Safety)とは、**「チームの中で自分の意見や疑問、失敗を安心して表現できる状態」**を指します。
この概念はハーバード大学のエイミー・C・エドモンドソン教授によって提唱され、Googleの「プロジェクト・アリストテレス」でも、高パフォーマンスなチームの最重要要因として注目されました。
心理的安全性が高いチームでは:
- 失敗が学習機会と捉えられる(リフレーミング)
- 問題解決が個人ではなくチームの責任と認識される
- 複雑性や不確実性を率直に共有できる
失敗を成功への学習機会として再フレーミング
- 「問題解決はチームスポーツ」という認識共有
- 複雑性・不確実性の率直な認識
心理的安全性の概要、1on1で活用できるコーチングで使える質問を整理しました。
1on1で心理的安全性を高めるために活用できるコーチング質問を目的別に整理しました。
| 目的 | 質問例 |
|---|---|
| 信頼関係の構築 | ・最近、仕事やチームで嬉しかったことはありますか? ・今、安心して話せていると感じますか? |
| 感情の共有と理解 | ・最近、モヤモヤしたことや気になっていることはありますか? ・今の気持ちを一言で表すとしたら、どんな言葉になりますか? |
| 失敗や課題の共有 | ・最近うまくいかなかったことから、何か学びはありましたか? ・もしやり直せるとしたら、どんな選択をしますか? |
| 多様な視点の尊重 | ・他の人の意見で印象に残ったものはありますか? ・自分と違う考えをどう活かせそうですか? |
| 安心して発言できる環境づくり | ・この場で自由に話せていると感じますか? ・もっと話しやすくするために、私にできることはありますか? |
| 成長と学びの促進 | ・最近、挑戦したことや新しく学んだことはありますか? ・今後、どんなスキルを伸ばしていきたいですか? |
これらの質問は、1on1を単なる報告の場ではなく、信頼と成長を育む対話の場に変える力を持っています。
🧠 心理的安全性の概要
心理的安全性(Psychological Safety)とは、**「チームの中で自分の意見や疑問、失敗を安心して表現できる状態」**を指します。
この概念はハーバード大学のエイミー・C・エドモンドソン教授によって提唱され、Googleの「プロジェクト・アリストテレス」でも、高パフォーマンスなチームの最重要要因として注目されました。
心理的安全性が高いチームでは:
- 失敗が学習機会と捉えられる(リフレーミング)
- 問題解決が個人ではなくチームの責任と認識される
- 複雑性や不確実性を率直に共有できる
💬 コーチングで使える質問例
| テーマ | 質問例 |
|---|---|
| 失敗のリフレーミング | ・この経験から何を学べそうですか? ・もしこの失敗を「成長の種」と捉えるとしたら、どんな意味がありますか? |
| チームでの問題解決 | ・この課題に対して、誰と協力すればより良い結果が出せそうですか? ・チームとしてこの問題にどう向き合えそうですか? |
| 複雑性・不確実性の共有 | ・今、何がはっきりしていて、何がまだ不明確ですか? ・不確実な状況の中で、どんなサポートがあると安心できますか? |
| 安心して話せる環境づくり | ・この場で安心して話せていると感じますか? ・もっと自由に意見を出すために、どんな工夫ができそうですか? |
| 信頼と尊重の促進 | ・チームの中で、あなたの強みが活かされていると感じる瞬間は? ・誰かの意見に勇気づけられた経験はありますか? |
心理的安全性は、単なる「仲良し」ではなく、率直な対話と挑戦ができる土壌です。コーチングでは、こうした質問を通じて、安心と成長の両立を支援できます。
2. 関与の促進(Invite Engagement)
効果的な質問技法
以下に、心理的安全性に関連する3つの要素の概要と、それぞれに対応する1on1 コーチングで使える質問例を表にまとめました。
| 要素 | 概要 | コーチングで使える質問例 |
|---|---|---|
| 多様な視点を引き出す質問 | チーム内の多様性を活かし、異なる意見や価値観を歓迎する姿勢を育む。 | ・他の立場から見ると、どんな考え方があると思いますか? ・このテーマについて、他のメンバーならどう感じるでしょうか? |
| 思考を深める問いかけ | 表面的な答えにとどまらず、内省や洞察を促す質問で思考の質を高める。 | ・その考えに至った背景には、どんな経験がありますか? ・もし制限がなかったら、どんな選択肢が考えられますか? |
| 安全な発言環境の創出 | 批判や否定を恐れずに意見を出せる雰囲気をつくる。信頼と尊重が前提。 | ・この場で安心して話せていると感じますか? ・もっと自由に意見を出すために、どんな工夫ができそうですか? |
これらの問いかけは、心理的安全性を高めるだけでなく、チームの創造性や協働力を引き出すうえでも非常に効果的です。
3. 感謝的対応(Respond Appreciatively)
対応の基本原則
以下の表に、心理的安全性を高めるための3つの要素についての概要と、それぞれに対応するコーチングで活用できる質問例をまとめました。
| 要素 | 概要 | コーチングで活用できる質問例 |
|---|---|---|
| 発言・報告への感謝表明 | メンバーの発言や報告に対して感謝を示すことで、安心して話せる雰囲気をつくる。信頼と尊重の土台を築く。 | ・その意見を共有してくれてありがとう。どんな思いで伝えてくれたのですか? ・報告してくれたことに感謝しています。何かサポートが必要なことはありますか? |
| 支援的な姿勢の明示 | 困難や挑戦に対して、共に取り組む姿勢を示すことで、心理的な安心感を与える。 | ・この状況に対して、私にできるサポートは何がありますか? ・一緒に考えていくとしたら、どこから始めるのが良さそうですか? |
| 学習機会としての価値付け | 失敗や課題を責めるのではなく、学びの機会として捉えることで、挑戦を促す文化を育む。 | ・この経験から、どんな学びがありましたか? ・次に活かすとしたら、どんな工夫ができそうですか? |
これらの問いかけは、1on1やチームミーティングでの対話をより深く、前向きなものにするための鍵になります。
具体的な対話実践法(1on1)
1. フレーミング技法
会話の冒頭で「共同学習の場」としての枠組みを設定
「今日は全員で学び合う機会です」
「正解を出してください」
2. アドボカシーとインクワイアリーの均衡
主張と質問のバランスを意識した対話
「私はこう思うけど、あなたはどう考える?」
「これが正しいやり方だ」
3. 積極的傾聴の実践
相手の言葉を遮らず、理解を示す反応
「なるほど、もう少し詳しく教えてください」
「それは間違っている」
4. 質問主導のアプローチ
「なぜ」ではなく「何が」で始まる質問を用いる
「何が必要だと思いますか?」
「なぜそんなことをしたの?」
5. 失敗の共有と学びの強調
リーダーが自身の失敗体験を率先して共有
「私もかつてこう失敗して学びました」
「失敗は許されない」
6. 感謝表現の習慣化
発言や意見に対して具体的な感謝を示す
「その視点は非常に価値がありますね」
「そんなことは考えていなかった」
学術的エビデンス:実証された介入手法
根拠: O’Donovan & McAuliffe (2020) による14研究のシステマティックレビュー
教育的介入
以下に、心理的安全性の向上を目的とした4つの実践手法の概要と、それぞれに対応するコーチングで活用できる質問例を表にまとめました。
| 手法 | 概要 | コーチングで活用できる質問例 |
|---|---|---|
| シミュレーション演習 (ロールプレイと振り返り) |
実際の職場で起こりうる状況を模した演習を通じて、対話や対応力を体験的に学ぶ。振り返りにより気づきを深める。 | ・この場面で、どんな感情が湧きましたか? ・実際の職場で同じ状況が起きたら、どう対応したいですか? |
| ビデオケーススタディ (困難な対話例の視聴と議論) |
実際の対話シーンを映像で観察し、良い例・悪い例を比較しながら、心理的安全性の要素を可視化・言語化する。 | ・この場面で、心理的安全性が高い/低いと感じたのはどこですか? ・自分がこの場にいたら、どう感じたと思いますか? |
| スピーキングアップ技能訓練 (権威者への発言練習) |
上司や権威者に対しても率直に意見を伝える練習を通じて、発言の自信と技術を高める。 | ・どんなときに「言いにくさ」を感じますか? ・安心して意見を伝えるために、どんな準備や工夫ができそうですか? |
| CENTREワークショップ (守秘・平等・非評価の原則) |
安全な対話空間をつくるためのルール(Confidentiality, Equality, Non-judgmentなど)を共有し、対話の質を高める。 | ・この場が「安心できる」と感じるために、どんなルールがあるとよいですか? ・誰もが平等に話せる場をつくるには、何が必要だと思いますか? |
これらの手法は、心理的安全性を「知識」から「体験」へと落とし込むために非常に効果的です。
CENTREの要素
【CENTRE原則】は、守秘(Confidentiality)、平等(Equality)、非評価(Non-judgment)、尊重(Respect)、信頼(Trust)、共感(Empathy)などを含む対話の枠組みです。
以下に、心理的安全性を高めるための【CENTRE原則】の概要と、それぞれに対応するコーチングで活用できる質問例を表にまとめました。
| CENTREの要素 | 概要 | コーチングで活用できる質問例 |
|---|---|---|
| Confidentiality(守秘) | 対話の内容が外部に漏れないという信頼感を築く。安心して本音を話せる土台となる。 | ・この場が守られていると感じますか? ・安心して話すために、どんな配慮があるとよいですか? |
| Equality(平等) | 立場や役職に関係なく、誰もが対等に意見を述べられる環境をつくる。 | ・このテーマについて、あなたの視点をぜひ聞かせてください。 ・他の人と比べて遠慮していることはありますか? |
| Non-judgment(非評価) | 意見や感情を評価・批判せずに受け止める姿勢。安心して発言できる雰囲気を育む。 | ・どんな考えでも歓迎されるとしたら、何を話してみたいですか? ・評価を気にせずに話せるとしたら、何を伝えたいですか? |
| Trust(信頼) | 相手を信じ、誠実に関わることで、深い対話と協働を可能にする。 | ・この関係において、信頼を築くために大切にしたいことは何ですか? ・私にできる信頼構築のサポートはありますか? |
| Respect(尊重) | 相手の意見や価値観を尊重し、違いを受け入れる姿勢を持つ。 | ・あなたの考えが尊重されていると感じる瞬間はどんなときですか? ・異なる意見をどう活かせそうですか? |
| Empathy(共感) | 相手の立場や感情に寄り添い、理解しようとする姿勢。 | ・そのとき、どんな気持ちだったのですか? ・私がもっと理解するために、どんなことを知っておくとよいですか? |
このCENTRE原則は、1on1やチーム対話の質を高めるための「心理的安全性の土台」として非常に有効です。
非教育的介入
- 対話型演劇(Forum Play):参加型の演劇を通じた体験学習
- ホリスティック・ファシリテーション:安全な対話空間の創出
- アクションリサーチ:チーム内での継続的な振り返り会議
- リーダーシップ行動変容:上司の積極的傾聴・支援行動
具体的実践方法とケーススタディ
日常会議での実践
開始時
- 「今日は率直な意見を聞かせてください」
- 「間違いを恐れずに発言してください」
- 「異なる視点を大切にします」
進行中
- 「他の方はいかがですか?」
- 「反対の意見はありませんか?」
- 「何か見落としていることは?」
終了時
- 「貴重な意見をありがとう」
- 「この課題をどうサポートできますか?」
- 「次回も率直な意見をお願いします」
問題報告・エラー対応での実践
推奨される対応
報告者: 「ミスをしてしまいました」
リーダー: 「報告してくれてありがとう。まずは現状を整理しましょう」
リーダー: 「何をサポートできますか?」
リーダー: 「これは学習の機会ですね。どう改善できるか一緒に考えましょう」
避けるべき対応
NG: 「なぜそんなミスを?」
NG: 「前にも同じことがありましたね」
NG: 「もっと注意深くやってください」
NG: 「次は気をつけてください」
重要な注意点と落とし穴
研究で明らかになった「やってはいけないこと」
デブリーフィング・振り返りでの禁止事項
- 初期10分での評価的発言:「良い/悪い」の判断を早期に下す
- 否定的評価ステートメント:個人やチームの能力を否定する発言
- 一方的な問題指摘:解決策を提示せずに批判のみ行う
日常会議での避けるべき行動
- 権威的態度:「私が正しい」という姿勢での発言
- 早期の結論づけ:十分な議論なしに方向性を決定
- 感情的な反応:怒りや失望を表に出す
心理的安全性は「ぬるま湯」ではない
エドモンドソン教授の研究では、心理的安全性の高いチームは以下の特徴を持ちます:
- 高い基準:品質や成果に対する期待値が高い
- 建設的な対立:アイデアについて活発に議論する
- 継続的学習:失敗を次の成功につなげる仕組みがある
- 説明責任:各メンバーが自分の役割に責任を持つ
効果測定と評価指標
定量的指標
- 発言頻度:会議での発言回数・時間の測定
- 質問・提案数:建設的な質問や改善提案の数
- エラー報告率:インシデント・ミスの報告頻度
- 心理的安全性尺度:エドモンドソンの7項目質問票
定性的指標
- 対話の質:建設的な議論の深さ・広がり
- 相互支援行動:メンバー同士の助け合い
- 学習行動:失敗からの学びを共有する頻度
- 革新的アイデア:新しい提案や創造的解決策
まとめ:実践への第一歩
今日からできる3つのアクション
1. 質問から始める
「他の方はいかがですか?」から会議を変える
2. 感謝を伝える
率直な意見や報告に「ありがとう」と応答する
3. 枠組みを設定
🔹心理的安全性に関する名言集
「失敗は学習の機会」という文化を作る
「心理的安全性は、チームの成果を最大化するための基盤です。一朝一夕では身につきませんが、 エビデンスに基づいた実践を継続することで、必ず効果を実感できるでしょう。」
「失敗は学習の機会」という文化を作る
— エイミー・エドモンドソン(ハーバード・ビジネススクール教授)
1. 「失敗は学習の機会である。」
— エイミー・C・エドモンドソン(ハーバード・ビジネス・スクール教授)
“Failure is not something to be avoided. It’s an opportunity for learning.”
心理的安全性の概念を提唱した第一人者の言葉で、「失敗に対して寛容である文化」が学習する組織には不可欠であるという考え方を示しています。
2. 「人は、安心して声をあげられるときにこそ、本当の創造性を発揮できる。」
— ダニエル・コイル(『The Culture Code』著者)
安全な場こそが創造性・革新・リーダーシップの土台になることを強調した名言です。
3. 「尊敬は、相手を変えようとする前に、その人を理解しようとすることから始まる。」
— スティーヴン・R・コヴィー(『7つの習慣』著者)
心理的安全性の前提である「相互理解と傾聴」の重要性を表しています。
4. 「安心して話せる場所があるから、人は自分をさらけ出せる。」
— ブレネー・ブラウン(脆弱性の研究者)
心理的安全性があるからこそ、人は「弱さ」や「本音」を語ることができ、それが深い信頼につながることを意味しています。
5. 「私たちは完璧ではない。だからこそ、お互いを許し合い、学び合うことが必要なのだ。」
— 徳吉陽河(科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 結果を出す人はどんな質問をしているのか?)
チームや職場での心理的安全性の必要性をシンプルに語った言葉。完璧さではなく「関係の質」が鍵であるという示唆を含みます。
学術的根拠・参考文献
主要論文
- O’Donovan, R., & McAuliffe, E. (2020). A systematic review exploring the content and outcomes of interventions to improve psychological safety, speaking up and voice behaviour. BMC Health Services Research, 20(1), 1-13.
- Edmondson, A. C. (2018). The fearless organization: Creating psychological safety in the workplace for learning, innovation, and growth. John Wiley & Sons.
- Kolbe, M., Eppich, W., Rudolph, J. W., et al. (2020). Managing psychological safety in debriefings: a dynamic balancing act. BMJ Simulation & Technology Enhanced Learning, 6(3), 164-171.
- Bilstad, J. B. (2016). The relationship between team psychological safety and team effectiveness in management teams: The mediating effect of dialogue. Master’s thesis, University of Oslo.
- Lechner, A., & Tobias Mortlock, J. M. (2022). How to create psychological safety in virtual teams. Organizational Dynamics, 51(1), 100847.
投稿者プロフィール

- 徳吉陽河(とくよしようが)は、コーチング心理学研究会・コーチング心理学協会の創設者の一人であり、日本・世界のおけるコーチング心理学のパイオニア。コーチング心理士、公認心理師・キャリアコンサルタント、認定心理士(心理調査)、ポジティブ心理療法士、として教育・医療・福祉・産業分野で活動する専門家。東北大学大学院博士後期課程で研究し、国際コーチング心理学会、国際ポジティブ心理学会など、世界で学び、研究を発表。教育プログラム、心理尺度開発なども専門としている。著書に『ポジティブ大全』『科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 結果を出す人はどんな質問をしているのか?』『ナラティヴ・セラピー BOOK』、『コーチング心理学ガイドブック』『コーチング心理学ハンドブック』などの翻訳書などがあり、科学的なエビデンスと物語(ナラティブ)に基づくコーチングとウェルビーイング教育を推進している。累計4000名のコーチ、カウンセリング実績」(ワークショップを含む)、「累計6000回以上のセミナー実績」以上の実績がある。国土交通省 航空保安大学講師、元東北文化学園大学講師、元仙台医療センター看護学校講師、元若者サポートセンター講師など。教育機関、海外・国外の法人企業などで講師を担当実績がある。学校法人・企業法人・医療法人(リハビリ)など、主に管理職に関わる講師を数多く担当。座右の銘は、「我以外皆我師」、失敗・挫折もたくさんしており、「万事塞翁が馬」大切にしている。「自己肯定感が低いからこそ成長できる」ことを大切にしている。
最新の投稿
book2025年11月16日コーチング心理学入門 ポジティブな支援の実践 サイエンス社
AI2025年11月16日コーチング心理学用のワークシートを基にしたワークアプリを開発
Skills2025年11月13日コーチング心理学の視点でのAI活用ガイドライン
TOPIC2025年11月12日「職場の心理的安全性」と「フィードバックスキル」の関係 コーチング心理学より









