コーチング講師になりたいなら!求められるスキルや独立について解説

コーチング講師に求められるスキル

コーチングは、企業内における社員の育成などで導入されるケースも少なくありません。昨今ではその研修やセミナー、ワークショップなどがオンライン形式で行われることもあり、コーチング講師に対する需要もあるといえます。
この記事では、コーチング講師に興味をお持ちの方へ、求められるスキルや、スキルを習得する方法などを解説します。

コーチング講師に求められるスキルとは?どうやって習得できる?

企業内における研修やセミナー、ワークショップなど、オンライン形式のものも含めると、コーチング講師が活躍できる場は多岐にわたります。これらの場でコーチング講師として働くためには、その仕事で求められるスキルを習得しておかなければなりません。

ここでは、コーチング講師にとって必須となるスキルや、そのスキルと知識を習得するための方法について解説します。

コーチング講師に求められるスキル

コーチング講師のスキル

コーチング講師になりたいと思った場合、様々なスキルが必要となります。主に必要となるスキルには、以下のようなものが挙げられます。

相手と対話をするスキル

コーチングでは相手との対話を通して課題を明確にしたり、その解決手段のヒントを提示したりします。ここでいう対話とは、一般的な会話だけでなく、相手の悩みを引き出す質問をしたり、相手の話に耳を傾け本心を推し量ったりすることも含みます。
対話において特に重要なのは、詰問ではなく質問を行うということです。「なぜ?」「どうして?」といった詰問は相手を委縮させてしまう可能性があります。そのため「何が原因なの?」「何があなたに起こったの?」など、柔らかい質問を行うことを意識しましょう。

論理的に考えるスキル

コーチングの一環として対話していると、相手が感情を伝えようとするあまり論理的でない話になってしまうこともあります。話が途中でそれてしまったり、別の意見に流されてしまったりする場合があるのです。
そういった場合、コーチまでその状態に陥ってしまっては、うまく相手を答えに導くことができません。そのため、コーチは論理的に相手の話を聞き、考えて質問を行うことが重要です。

相手を評価するスキル

コーチングでは対話によって得た情報などから相手を評価し、そこから解決すべき課題を見出すことになります。評価する際は、相手が納得できる客観的な事実を示すことが重要です。ただ「よかった」だけではなく、「この対応がよかった」「この質問がよかった」など、具体的な事実をもとに評価しましょう。
また、マイナスの意見を伝えることも大切です。「あそこは改善が必要だと感じたけど、どうしたらもっとよくなる?」などあえて課題を提示することで、相手のさらなるスキルアップを目指せます。

コーチング講師になりたい!習得する方法

セミナーを受ける人々

コーチング講師・プロコーチになるためには、上述した基本的なスキルはもちろん、必要な知識を得る必要があります。ここでは、コーチング講師やプロコーチを目指す方へ、コーチングを習得する方法をご紹介します。

関連書籍を読む

一番手軽にコーチングを学ぶ手段は、関連書籍を読むことです。書籍であれば空いた時間に自分のペースで学ぶことができます。

研修・セミナー・ワークショップなどに参加する

心理学の要素が強いコーチングは、実際に体験してみないとどのようなものなのか理解がしづらいという側面があります。そのため、まずはセミナーや研修、ワークショップなどへ参加し、コーチングがどのようなものなのかを理解することが大切です。
コーチングを取り入れたセミナーは企業内で行われているケースも多く、昨今ではオンライン形式のものも少なくありません。そのため、気軽に参加できそうなものを探して、まずは体験してみるのもおすすめです。また、受講することで資格を取得できる講習などもうまく活用するとよいでしょう。

スクールに通う

コーチング講師を目指すのであれば、講師を多く輩出しているコーチング団体やスクールで学ぶ方法が、一番効率的といえます。メソッドやカリキュラム、オンライン講座を行っているかなど、団体ごとに内容が異なるため、参加しやすいものを利用するのがおすすめです。

コーチング講師を目指したいという方は、ぜひ一般社団法人コーチング心理学協会へお問い合わせください。
一般社団法人コーチング心理学協会では、様々な研修・セミナー・ワークショップ、オンラインでご参加いただける講座などを実施しています。
認定資格の取得も可能なので、コーチングを学びたい方だけでなく、講師を目指しているという方もぜひご利用ください。

コーチング講師として独立は可能?学ぶ際の注意点とは

コーチング講師は、企業研修やセミナーなどで活躍することができます。ここでは、コーチング講師として独立することはできるのか、コーチングを学ぶ際の注意点について解説していきます。
コーチング講師について興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

コーチング講師として独立できる?

コーチング講師として独立

一般的な企業に勤める方がコーチングのスキルを身につけることには、様々なメリットがあります。関わる人が増えるため交友関係が広がる、社内での人間関係が改善される、部下を上手くマネジメントできる、といったことがメリットとして挙げられます。

では、コーチングのスキルを極め、資格なども取得すると、コーチング講師として独立することは可能なのでしょうか?
結論からいうと、コーチング講師として活動することは簡単なことではありません。コーチング講師だけでなく、他の仕事と兼業する方が多くいらっしゃいます。

まず、独立してクライアントを得るためには、セールス能力が必要になります。コーチングの技術があったとしても、セールスやマーケティングの能力まで身につけている方は少ないといえます。

また、自分の時間を使って行うビジネスモデルであるため、好きで始めたことであっても、次第に負担になってくる可能性があります。
そのほか、資格を取得したり認定機関での試験に合格したりしても、その後のフォロー体制が整っていないことも、コーチング講師としての独立が難しい理由の一つです。

上記でご紹介したように、コーチング講師として独立することは決して簡単なことではありません。しかし、不可能というわけでもありません。
芸能人やスポーツ選手、会社の経営者など、コーチングの価値を知っていて、コーチングを希望する方も多くいらっしゃいます。

差別化をはかったりクライアントの業種を絞ったりといった工夫をすることで、コーチング講師を仕事にしている方もいるのです。
コーチング講師を目指すのであれば、知識やスキルをつけることはもちろん、様々な工夫を行っていくことが大切です。

コーチング講師を目指して学ぶ際の注意点

コーチング講師になるための注意点

コーチング講師になるためには、コーチングの基礎を身につけなければなりません。コーチング講師を目指して勉強する際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

資格選びは慎重に

コーチング講師になるためには、資格取得のための勉強を通して、必要なスキルを身につけていくのが効果的です。しかし、コーチング関連の資格はいくつか存在し、それぞれで必要となるスキルや知識には若干の違いがあります。また、受験料や試験そのもののレベルなどにも違いがあるため、資格選びは慎重に行うことが鉄則です。

目標を明確にする

コーチング講師になりたいという方は、その目標をより具体的にすることも大切です。例えば、より難易度の高い資格を取得してコーチング講師として生計を立てていく、講師レベルのコーチングスキルを身につけて現在の仕事に活かすなどが挙げられます。何を目標にするかによって、身につけるべきスキルや適切な学習方法なども変わってくるため、まずは目標を定めることが大切です。

一定のスキルが身につくまでの所要期間

例えば、心理学について学んだことがある人とそうでない人とでは、コーチング講師として働けるようになるまでにかかる時間が異なります。目標をコーチング講師として働くこととする場合、このような所要期間の違いについて理解し、自身がどのくらいの時間をかければ必要なスキルを習得できるのか、最初の段階で認識しておくようにしましょう。

コーチング講師を目指すなら!研修・セミナー・ワークショップなどを開催

コーチングは企業における研修やセミナー、ワークショップなどの幅広い場面で導入されていて、注目度は徐々に高まっています。
コーチング講師を目指すのであれば、様々なスキルや知識を身につけることが重要です。一般社団法人コーチング心理学協会では、コーチングに関する多種多様な研修・セミナー・ワークショップなどを開催しています。

オンラインで参加できるプログラムもあるため、コーチングを学びたい、講師を目指したいという方は、ぜひご利用ください。

コーチング講師に興味のある方は一般社団法人コーチング心理学協会

法人名 一般社団法人コーチング心理学協会 (Coaching Psychology Center for JAPAN)
住所(東京) 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2−15 浜松町ダイヤビル2F
(2F-2-15, Hamamatsu cho, Minato ku, Tokyo, 105-0013, JAPAN) *英語表記
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