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共催|一般社団法人コーチング心理学協会 × 一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会

レジリエンス・コーチング資格
逆境から立ち直り、成長を支援する心理学

レジリエンス心理学 × コーチング心理学 × ポジティブ心理学。
「折れない人」をつくるのではなく、困難に適応し、未来に向けて再び動き出す力を支援する。
認定レジリエンスカウンセラー®BASIC 養成講座(2日間・オンライン)の特集ページです。

レジリエンス・コーチングとは(40秒でわかる定義)

レジリエンス・コーチングとは、困難・ストレス・失敗・環境変化などに直面した人が、自分の強みや資源に気づき、状況を柔軟に捉え直し、未来に向けた具体的な行動を選択できるよう支援するコーチングです。レジリエンスを単なる「我慢強さ」や「ストレス耐性」として捉えるのではなく、心理的柔軟性・自己効力感・社会的支援・意味づけ・未来志向・強みといった要素から捉え、回復(Recovery)→適応(Adaptation)→成長(Growth)のプロセス全体を支援します。

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レジリエンス・コーチング心理学のイメージ
2日間体系的に習得
3領域心理学の統合
8ステップ独自コーチングモデル
35問FAQで疑問を解消
共催講座のご案内

認定レジリエンスカウンセラー講座
レジリエンス心理学とカウンセリング基本講座

「逆境」から「希望と可能性」を見つけるカウンセリングを、2日間で学ぶ講座です。ポジティブ心理学と認知行動療法をベースに、心理テスト・マインドフルネス・ナラティブ支援・カードワークなどを、体験しながら身につけます。

  • オンライン(Zoom)2日間/心理学の予備知識は必要ありません
  • 1日入門 11,000円・2日間参加 22,000円・資格認定コース 44,000円(税込)
  • 主催:一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会/共催:一般社団法人コーチング心理学協会
  • 監修:徳吉陽河(公認心理師・『TOMORROWMIND』日本語版 監訳)
QUICK SUMMARY

3秒でわかる、この講座

「結論から知りたい」方のための早見表です。

項目内容
講座名レジリエンス心理学とカウンセリング基本講座(認定レジリエンスカウンセラー養成講座)
取得できる資格認定レジリエンスカウンセラー®BASIC
主催・共催一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会 / 一般社団法人コーチング心理学協会(共催)
コンセプトレジリエンス心理学 × コーチング心理学 × ポジティブ心理学。回復だけでなく適応・成長まで支援する
形式・期間オンライン(Zoom)2日間/9:00〜17:30(1日入門コースもあり)
費用の目安1日入門 11,000円/2日間参加 22,000円/資格認定コース 44,000円/再受講 11,000円(すべて税込)
前提知識不要。心理学の予備知識がない方でも受講可能
特徴的な内容ブリーフレジリエンス尺度日本語版によるアセスメント、マインドフルネス、コンパッション、ナラティブ支援、人生グラフ、カードゲームワーク、ロールプレイ
向いている人コーチ/カウンセラー/人事・研修担当/管理職/教育関係者/キャリア支援者/対人援助職
監修徳吉陽河(一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会 代表理事/公認心理師・キャリアコンサルタント、『TOMORROWMIND』日本語版 監訳・解説)
ご注意:本ページは「レジリエンス・コーチング」という学びの視点から講座を紹介する特集ページです。開催日程・料金・お申し込み条件の最新情報は、必ず主催団体の公式ページでご確認ください。
EASY GUIDE|やさしい特集

レジリエンス まるわかり特集

「レジリエンスって、けっきょく何?」「講座では何を学ぶの?」「トレーナーや講師にはなれるの?」
よく検索される疑問に、むずかしい言葉をできるだけ使わずにお答えします。

レジリエンスとはレジリエンス講座レジリエンス 基礎 講座レジリエンス トレーナー資格レジリエンス トレーナー 養成講座レジリエンス 講師

① レジリエンスとは?──ひとことで言うと

つらいことがあっても、また立ち上がっていける力のことです。

むずかしく言うと「逆境やストレスに直面したときに、うまく適応して回復し、ときには成長までしていく心のはたらき」。
でも、覚えていただきたいのは「また立ち上がれる力」だけで十分です。

たとえてみると

強い風がふいたとき、かたい木はポキッと折れてしまいます。
でも竹はしなって、また元にもどります。しかも、しなる経験を重ねた竹のほうが、次の風に強くなっていきます。
この「しなって、もどる、そして強くなる」性質が、レジリエンスのイメージです。

ここだけは誤解しないでください(よくある3つの勘違い)
がまんすることではありません。つらいと感じてよいのです。
生まれつきの性格ではありません。あとから育てられます。
ひとりでがんばることではありません。人に頼れることも、レジリエンスの大事な一部です。

研究の世界では、レジリエンスと呼ぶために2つの条件が必要だとされています。
①つらい出来事があったこと(逆境) ②その中でうまくやれていること(適応)。
どちらか一方だけでは、レジリエンスとは呼びません。

② レジリエンス講座・基礎講座では、何を学ぶの?

「レジリエンス講座」と一口に言っても、内容はさまざまです。
ただ、しっかりした講座はだいたい次の4ステップで進みます。

ステップやること身につくこと
1. 知るレジリエンスとは何かを、心理学の考え方で理解する「がんばれ」以外の言葉を持てる
2. 測る心理尺度(アンケート形式のものさし)で今の状態を見る感覚ではなく、事実をもとに話せる
3. 練習するワークやロールプレイで、問いかけ方・関わり方を試す頭でわかる → 体でできる、に変わる
4. 使う自分の現場(1on1・面談・授業・研修)に持ち帰る学びっぱなしにならない

「基礎講座」と「資格認定コース」は、何がちがうの?
ざっくり言うと、基礎=自分のために学ぶ/資格=人のために使う、という違いです。

コースおもな目的こんな方に
1日入門
11,000円
レジリエンスを知る・自分をふりかえるまず自分のために学びたい方
2日間参加
22,000円
理論+実践ワークをひととおり体験する体系的に学びたい方
資格認定コース
44,000円
認定証+資料の利用権つき。研修・講師活動にも使える仕事や支援の現場で使いたい方
再受講
11,000円
学び直し・復習すでに資格をお持ちの方

③ レジリエンストレーナー資格・養成講座とは?

レジリエンスに関わる資格は、大きく3つの役割に分けて考えるとスッキリします。

🤝 カウンセラー

支える人

つらい気持ちを受けとめ、心理的に立て直すことを助けます。

🚀 コーチ

前に進める人

立ち直りかけた人が、次の一歩を選べるように問いかけます。

🎓 トレーナー/講師

教える人

研修や授業で、大勢の人にレジリエンスの考え方と練習を届けます。

「レジリエンストレーナー養成講座」とは、この3つ目——教える立場になるための学びを指すことが多い呼び方です。団体によって名称はさまざまですが、共通して次のようなことを扱います。

  • レジリエンスの理論を、人に説明できる形に整理する
  • 研修プログラムの組み立て方(時間配分・ワークの並べ方)
  • ワークシートや演習の進め方(ファシリテーション)
  • 受講者の反応への対応、安全な場のつくり方
ここは正直にお伝えします

職場のレジリエンス研修について調べた大規模な研究では、「教える人を育てて、その人が伝える」形式(train-the-trainer)は、効果が小さくなりやすいという結果が報告されています。逆に、1対1で関わる形式(コーチング)がもっとも効果的でした。
つまり大切なのは、「教える資格を持っていること」ではなく「自分自身が実践できること」
だから当講座では、まずひとりの人と向き合う技術——アセスメント・問いかけ・ワーク——を土台として学びます。研修で教えるのは、そのあとでも遅くありません。

本講座の位置づけ
資格認定コース(44,000円)を修了すると、認定証と資料のダウンロード・利用権が付きます。この資料を使って、研修や講師としての活動に展開することができます。
つまり「カウンセラーとしての土台」+「トレーナーとして使える素材」を、同じ2日間で得られる設計になっています。

④ レジリエンス講師になるには?──3つのステップ

「いつか研修で登壇してみたい」という方へ。順番はとてもシンプルです。

STEP 01

自分で体験する

まず自分がワークを受けて、「効いた実感」を持つこと。体験していない技法は、人には届きません。

STEP 02

型を持つ

ものさし(尺度)・問いかけ・ワークという3つの型を手元に揃えること。毎回ゼロから考えなくてよくなります。

STEP 03

小さく実践する

いきなり100人研修ではなく、1on1・少人数の勉強会から。1対1の経験が、そのまま研修の質になります。

講師に必要なものは、3つだけです。

必要なもの中身本講座で得られること
① 中身理論・研究のうらづけAPA定義、レジリエンスの3要素・6コンピテンシー、尺度の知識
② 進め方場のつくり方・問いかけ方コーチング質問、ロールプレイ、見立ての切り替え
③ 素材そのまま使えるワーク人生グラフ、カードワーク、マインドフルネス、資料の利用権

⑤ 研究でわかっていること(やさしく)

「レジリエンスって、ほんとうに育つの?」——この疑問に、いまの研究がどう答えているかを、かんたんにご紹介します。
良い結果も、そうでない結果も、両方お伝えします。

1. レジリエンスは「性格」ではなく「プロセス」

研究の世界では、レジリエンスと呼ぶには「①つらい出来事があること」と「②その中でうまくやれていること」の2つが必要だと整理されています。生まれ持った性質というより、そのときの状況・関係・資源が組み合わさって生まれるはたらきと考えられています。

Fletcher, D. & Sarkar, M. (2013). Psychological resilience: A review and critique of definitions, concepts, and theory. European Psychologist. doi:10.1027/1016-9040/a000124

2. 「本人の心がけ」だけの話ではない

近年の研究では、レジリエンスはまわりの環境や、使える支援があるかどうかに、本人の考え方と同じくらい左右されると指摘されています。家族・職場・地域・制度といった複数のしくみが関わり合って、立ち直りが起きるという見方です。
だから「あの人はメンタルが弱い」という言い方は、あまり役に立ちません。

Ungar, M. & Theron, L. (2019). Resilience and mental health: how multisystemic processes contribute to positive outcomes. The Lancet Psychiatry. doi:10.1016/S2215-0366(19)30434-1/Masten, A. et al. (2021). Annual Review of Clinical Psychology. doi:10.1146/annurev-clinpsy-081219-120307

3. 支援によって、レジリエンスは育てられる

44の研究(のべ約55万人)をまとめた大規模なレビューでは、レジリエンスを高める働きかけには一定の効果があることが示されています。認知行動的なアプローチ、マインドフルネス、それらを組み合わせた方法のいずれにも効果が確認されました。
また、立ち直りを支える要因として「支えてくれる人がいること」「自分を肯定的に見られること」「自分を調整する力」が挙げられています。本講座がこの3つをワークで扱うのは、そのためです。

Abate, B. et al. (2024). Resilience after adversity: an umbrella review of adversity protective factors and resilience-promoting interventions. Frontiers in Psychiatry. doi:10.3389/fpsyt.2024.1391312

4. ただし「研修を受けただけ」では、効果は薄れやすい

37件の研究をまとめたメタ分析では、職場のレジリエンス研修の効果は全体としては小さめで、しかも時間がたつと弱まっていくことが報告されています。
一方で、はっきりした違いも見つかりました。1対1で関わる形式(コーチング)がもっとも効果的で、教える人を育てて伝える形式やパソコンだけで完結する形式は、効果が小さいという結果です。
これが、この講座が「レジリエンス・コーチング」を軸にしている理由です。知識を配るのではなく、ひとりの人と向き合う技術として学ぶ——それが、いちばん効きやすいやり方だと研究が示しています。

Vanhove, A. J. et al. (2016). Can resilience be developed at work? A meta-analytic review of resilience-building programme effectiveness. Journal of Occupational and Organizational Psychology. doi:10.1111/joop.12123

5. 一度きりより、回数と期間のある学びのほうが効果的

2013〜2023年の職場向けプログラムを整理したレビューでは、回数と時間をかけたワークショップ形式は効果が中〜大だったのに対し、デジタル教材だけの形式は効果が小さいと報告されています。対面や双方向の要素を組み合わせると、効果は改善しました。
「2日間しっかり体験して、そのあと現場で使い続ける」——この形が理にかなっている、ということです。

Hollaar, M. H. L. et al. (2025). Resilience-based interventions in the public sector workplace: a systematic review. BMC Public Health. doi:10.1186/s12889-024-21177-2

6. コーチングは、レジリエンスとウェルビーイングを高める

管理職を対象としたランダム化比較試験(もっとも信頼性の高い研究デザインのひとつ)では、認知行動的・解決志向のコーチングを受けたグループで、目標達成・レジリエンス・職場での幸福感が高まり、ストレスと落ち込みが減ったことが確認されています。
また複数の研究をまとめた分析では、ひとつの流派に絞るより、複数のアプローチを組み合わせたコーチングのほうが効果が大きいと報告されています。本講座がポジティブ心理学・認知行動・ナラティブ・マインドフルネスを統合しているのは、この知見と一致します。

Grant, A. M. et al. (2009). Executive coaching enhances goal attainment, resilience and workplace well-being: a randomised controlled study. The Journal of Positive Psychology. doi:10.1080/17439760902992456/Wang, Q. et al. (2021). Journal of Work-Applied Management. doi:10.1108/JWAM-04-2021-0030/Sipondo, A. & Terblanche, N. (2024). Frontiers in Psychology. doi:10.3389/fpsyg.2024.1484222

読むときの注意(大切なことです)
ここで紹介したのは「レジリエンスという考え方や、一般的な支援方法についての研究」であり、この講座そのものの効果を確かめた研究ではありません
また研究者からは、「レジリエンスの定義や測り方が研究によってバラバラで、効果の比較がむずかしい」という指摘もあります(Chmitorz et al., 2018, Clinical Psychology Review, doi:10.1016/j.cpr.2017.11.002)。
資格や講座を選ぶときは、この2つをきちんと分けて説明しているかどうかを、ぜひ確認してみてください。

⑥ この特集についてのよくある質問

レジリエンストレーナー資格とは何ですか?

研修や講座で、レジリエンスの考え方と練習方法を人に教える立場になるための民間資格の総称です。団体によって名称や条件は異なります。教える力の前に「自分が実践できること」が土台になるため、まずカウンセラー型・コーチ型の学びから始めるのが確実です。

レジリエンスカウンセラー・コーチ・トレーナーの違いは?

役割の違いです。カウンセラーは「支える人」(つらさを受けとめ、立て直す)、コーチは「前に進める人」(次の一歩を選べるようにする)、トレーナー・講師は「教える人」(大勢に考え方と練習を届ける)。本講座はカウンセラーを土台に、コーチングの技術も併せて学びます。

レジリエンス講座はどれを選べばよいですか?

目的で決めるのがいちばんです。自分のためなら1日入門、体系的に学びたいなら2日間参加、仕事や研修で使いたいなら資格認定コース。迷ったら「学んだあと、誰に何をしたいか」を思い浮かべてみてください。

レジリエンス基礎講座は、初心者でも大丈夫ですか?

大丈夫です。心理学の予備知識は必要ありません。理論を聞く→体験する→練習する、という順番で進むため、初めての方でも無理なく参加できます。

資格を取れば、レジリエンス講師として活動できますか?

資格認定コースを修了すると認定証と資料の利用権が付き、研修や講師としての活動に活用できます。ただし、活動の質を決めるのは資格そのものではなく実践量です。まず1on1や少人数の勉強会から始めることをおすすめします。

WHAT IS RESILIENCE COACHING

レジリエンス・コーチングとは?

「立ち直る」で終わらせず、「次の一歩を選ぶ」までを支援する。

レジリエンス・コーチングとは、困難・ストレス・失敗・環境変化などに直面した人が、自分の強みや資源に気づき、状況を柔軟に捉え直し、未来に向けた具体的な行動を選択できるよう支援するコーチングです。

従来のメンタルヘルス支援が「マイナスをゼロに戻す」ことを中心に置くのに対し、レジリエンス・コーチングは「ゼロからプラスへ」——回復した先の適応と成長までを射程に入れます。心理的柔軟性、自己効力感、社会的支援、意味づけ、未来志向、強みといった心理学的要素を手がかりに、対話を通じて本人の力を引き出します。

※ 本協会(一般社団法人コーチング心理学協会)による定義。APAによるレジリエンスの定義およびコーチング心理学の実践知に基づいて整理しています。

レジリエンス・コーチングの3ステップ

STEP 01

① Recovery|回復

ストレス・失敗・逆境から心理的に立て直す。何が起きているかを言葉にし、感情を認識し、自分を責める語り方から距離をとる段階です。

STEP 02

② Adaptation|適応

状況を柔軟に捉え直し、「いま自分にできること」を見つける。コントロールできることとできないことを切り分け、使える資源を棚卸しします。

STEP 03

③ Growth|成長

経験を意味づけ、次の目標・行動につなげる。「乗り越えた」で終わらせず、その経験を今後のキャリアや役割にどう活かすかまで具体化します。

ポイント:この3ステップがあることで、レジリエンスの学びは「メンタルを強くする講座」ではなく、「困難から再び前に進むための心理学」として位置づけられます。回復支援(カウンセリング的関わり)と行動支援(コーチング的関わり)を、同じ枠組みの中で切り替えられることが最大の特徴です。

レジリエンス・コーチングの位置づけ

レジリエンス 「立ち直る力」 レジリエンス・コーチング Resilience Coaching コーチング心理学 「前に進む支援」 ポジティブ心理学 「強み・成長」 回復 → 適応 → 成長 キャリア・仕事・人生・組織

図:レジリエンス・コーチングは、レジリエンス心理学を軸に、コーチング心理学とポジティブ心理学を統合した支援の枠組みです。

RESILIENCE PSYCHOLOGY

レジリエンスとは?心理学的な定義

「我慢強さ」でも「鈍感さ」でもありません。動的なプロセスとして捉えます。

レジリエンス(resilience)とは、逆境・困難・強いストレスに直面したときに、それに心理的に適応し、そこから立ち直り、ときには成長にまでつなげていく力のことです。日本語では「回復力」「復元力」「弾力性」などと訳されます。

APA(米国心理学会)は、レジリエンスを「逆境、心的外傷、悲劇、脅威、人間関係の問題、深刻な健康問題などから生じるストレスにうまく適応する過程」として説明しています。
よくある誤解:レジリエンスは「生まれつきの性格」でも「つらさを感じない鈍さ」でもありません。状況に応じて自分を立て直していく動的なプロセスであり、環境・関係性・スキルによって育てることができると考えられています。だからこそ、コーチングやカウンセリングによる支援が意味を持ちます。

レジリエンスを構成する要素

レジリエンス 自己理解 感情調整 柔軟な思考 未来志向 強み自己効力感 ストレス対処マインドフルネス 再解釈リフレーミング 希望・楽観性目標設定 行動・適応 成長

図:レジリエンスの構成要素と、行動・適応・成長へのつながり(協会による整理)。

研究の視点 01

レジリエンスの3要素(小塩真司ほか)

日本語版の精神的回復力尺度(ARS)の開発研究では、レジリエンスを次の3因子から捉えています。

  • 新奇性追求:新しいことに前向きにチャレンジする姿勢
  • 感情調整:マイナスの感情をコントロールする力
  • 肯定的な未来志向:目標実現に向けた具体的なプランニング力
研究の視点 02

レジリエンスの6コンピテンシー(K. Reivich)

ペンシルベニア大学のカレン・ライビッチ博士は、レジリエンスを学習可能なコンピテンシーとして整理しています。

  • 自己認識 / 自制心
  • 精神的柔軟性 / 現実的楽観性
  • 自己効力感 / 人とのつながり
いずれも「訓練・対話によって伸ばしうる」という前提に立っている点が、コーチングとの相性の良さにつながっています。
WHY NOW

なぜ今、レジリエンス・コーチングなのか

「復職支援」だけの話ではありません。働き方・キャリア・組織のすべてに関わるテーマです。

🌀

変化が常態化した

技術・組織・雇用のあり方が短いサイクルで変わり、「一度決めたキャリアを守り抜く」戦略が成り立ちにくくなりました。変化に適応し直す力そのものがスキルになっています。

🤝

1on1が普及した

管理職が部下の不調や停滞に向き合う場面が増えた一方、「聴くだけ」で止まってしまう悩みも増えました。回復から行動までをつなぐ対話技術が求められています。

🏢

組織の健康経営

メンタル不調の予防に加え、不調になる前の適応力・活力に投資する動きが広がっています。レジリエンス研修は人材育成と健康施策の交差点にあります。

🎓

教育・発達支援の現場

失敗体験や環境変化への適応につまずく子ども・学生への支援でも、レジリエンスの視点は「叱咤激励」に代わる具体的な関わり方を与えます。

🧭

キャリアの非直線化

転職・異動・休職・再挑戦が当たり前になり、キャリア支援では「挫折からどう再出発するか」を扱う機会が増えています。

🤖

AI時代の働き方

仕事の内容そのものが更新され続ける時代には、レジリエンス・創造性・つながりを束ねた適応力(Tomorrowmind的視点)が重要になります。

THREE PILLARS

レジリエンス × コーチング心理学 × ポジティブ心理学

3つの心理学が重なるところに、レジリエンス・コーチングの専門性があります。

PILLAR 01

レジリエンス心理学

心理的回復/適応/逆境/ストレス/成長

何が起きているのかを、逆境とその後の適応プロセスとして理解する視点。回復の道筋を「気合い」ではなく構造で捉えます。

PILLAR 02

コーチング心理学

質問/目標設定/行動変容/自己効力感/ソリューション・フォーカス

対話によって本人の資源を引き出し、実行可能な行動へつなげる技術。回復した先の「次の一歩」を設計します。

PILLAR 03

ポジティブ心理学

強み/自己効力感/希望/楽観性/ウェルビーイング/PERMA

「弱みを直す」だけでなく「すでにある強みを活かす」視点。困難の中でも機能している部分に光を当てます。

さらに支えとなる3つのアプローチ

④ 認知行動的アプローチ

認知の柔軟性/リフレーミング/自動思考/問題解決/行動活性化

出来事の受け取り方と行動のパターンに働きかけ、具体的に扱える単位まで問題を分解します。

⑤ ナラティブ

人生の意味づけ/失敗経験の再解釈/自分自身の物語/アイデンティティ

「自分はこういう人間だ」という語りを書き換える視点。人生グラフなどのワークで扱います。

⑥ マインドフルネス

注意のコントロール/感情への気づき/ストレスへの対応

思考や感情に飲み込まれず、いま起きていることに気づく力。回復段階の土台になります。

ORIGINAL MODEL

RESILIENCE COACHING MODEL|レジリエンス・コーチング8ステップ

当協会が、コーチング心理学の実践知とレジリエンス研究の知見をもとに整理した対話の進め方です。

RRECOGNIZE

現状に気づく

いま何が起きているのかを、評価や自己批判を挟まずに言葉にします。「何が起きたか」と「それをどう受け取ったか」を分けるところから始めます。

EEMOTION

感情を理解する

怒り・不安・落胆といった感情を否定せず、その感情が何を守ろうとしているのかを一緒に確認します。マインドフルネスの視点が役立つ段階です。

SSTRENGTH

強みを発見する

過去に困難を乗り越えたときに使った力、周囲から評価されている特性を棚卸しします。ポジティブ心理学の強みの視点を用います。

IINTERPRET

経験を捉え直す

出来事の意味づけを検討します。事実と解釈を分け、別の見方が可能かを一緒に探る(リフレーミング/認知の柔軟性)段階です。

LLINK

支援資源につながる

人・制度・情報・時間など、使える資源を洗い出します。レジリエンスは個人の内側だけの力ではなく、関係性に支えられるという前提に立ちます。

IIMAGINE

未来を描く

「この状況が落ち着いたとき、どうなっていたいか」を具体的に描きます。未来志向・希望はレジリエンス研究でも中心的な要素です。

EEXECUTE

小さく行動する

いまの状態でも実行できる最小の一歩に落とします。行動活性化とスモールステップにより、自己効力感の回復を図ります。

NNEXT

次の成長につなげる

やってみた結果を振り返り、経験を今後のキャリア・役割に接続します。ここで「回復」が「成長」に変わります。

使い方:8ステップは順番どおりに進める手順書ではなく、いま相手がどの段階にいるかを見立てるための地図です。回復段階(R・E)にいる人にいきなり行動(E:Execute)を促さない、という判断こそがレジリエンス・コーチングの要になります。
FIVE CAPABILITIES

レジリエンス・コーチングの5つの力

講座を通じて、支援者側に育てていく力です。

力 01

見立てる力

相手が回復・適応・成長のどの段階にいるかを判断し、関わり方を切り替える力。尺度によるアセスメントも併用します。

力 02

聴き切る力

解決を急がず、感情と語りを受け止める力。ここを飛ばすと、どんな良い問いも「正論の押しつけ」になります。

力 03

問い直す力

出来事の意味づけを一緒に検討し、別の視点を開く力。リフレーミングとナラティブの技法を用います。

力 04

資源をつなぐ力

本人の強み・周囲の支援・利用できる制度を結びつける力。個人の努力だけに帰属させない支援の視点です。

力 05

行動に落とす力

「わかった」で終わらせず、実行可能な一歩まで具体化する力。コーチング心理学の目標設定技法が中心になります。

前提

限界を知る力

支援の範囲を超える状態(治療が必要な状況)を見分け、適切につなぐ判断も、専門的な学びに含まれます。

SCIENTIFIC EVIDENCE

レジリエンス・コーチングの科学的根拠

「レジリエンスという概念のエビデンス」と「特定講座の効果」は、分けて考える必要があります。

重要な区別:以下に示すのはレジリエンスという心理学概念に関する研究知見です。本講座そのものの効果を検証した研究ではありません。資格講座を選ぶ際は、「学ぶ理論に研究の裏づけがあるか」と「その講座の効果が実証されているか」を混同しないことが大切です。この区別を明示できるかどうかが、信頼できる資格団体を見分けるひとつの目安になります。

主な研究・機関

  • APA(米国心理学会):レジリエンスを「逆境・トラウマ・脅威・強いストレスにうまく適応していく過程」として定義
  • Fletcher & Sarkar(2013):レジリエンス研究の概念整理(心理的レジリエンスのレビュー)
  • Karen Reivich(ペンシルベニア大学):レジリエンスを学習可能なコンピテンシーとして体系化
  • 小塩真司ほか:日本語版の精神的回復力尺度(ARS)の開発と3因子構造の提示
  • M. Seligman / G. R. Kellerman:『TOMORROWMIND』で、レジリエンス・創造性・つながりを軸に働く人の適応を論じる

コーチング側の根拠

レジリエンス・コーチングが用いる技法は、それぞれ独立した研究基盤を持っています。

  • 目標設定・自己効力感(社会的認知理論)
  • 認知の再構成(認知行動的アプローチ)
  • 解決志向アプローチ(ソリューション・フォーカス)
  • 強みの活用(ポジティブ心理学介入)
  • マインドフルネス(注意制御・情動調整)
これらを「レジリエンスの支援」という文脈で統合的に用いる点が、レジリエンス・コーチングの実務的な特徴です。
MEASUREMENT

レジリエンスを測定する

「なんとなく強くなった気がする」で終わらせないために、尺度を使います。

尺度開発者特徴
Resilience Scale(RS)Wagnild & Young25項目。国際的に広く使われてきた基礎的な尺度。
精神的回復力尺度(ARS)小塩真司ほか21項目。日本語で開発され、新奇性追求・感情調整・肯定的な未来志向の3因子を測定。
ブリーフレジリエンス尺度
日本語版(BRS)
Smith et al./日本語版 森谷満教授ほか短時間で回答できる簡便な尺度。経済産業省「健康投資管理会計ガイドライン」でも紹介されており、本講座の演習で使用します。
アセスメントを学ぶ意味:尺度は「点数で人を評価する道具」ではなく、対話のきっかけをつくる道具です。どの側面が今支えになっていて、どこに手を入れる余地があるのかを、支援者と本人が同じ言葉で共有できるようになります。
COACHING QUESTIONS

レジリエンスを高めるコーチング質問 10選

1on1・キャリア面談・カウンセリングでそのまま使える問いかけです。

Q1|意味づけこの経験から、あなたが学んだことは何ですか?出来事を「損失」だけで終わらせず、獲得した側面に注意を向けます。回復が進んでいない段階では急がず、後半で使います。
Q2|統制感今の状況で、自分でコントロールできることは何ですか?変えられないものと変えられるものを切り分け、無力感を具体的な行動可能領域に置き換えます。
Q3|過去の資源これまで困難を乗り越えたとき、何が役立ちましたか?本人がすでに持っている対処レパートリーを再発見します。「あのときできた」という事実は自己効力感の土台になります。
Q4|強みあなたがすでに持っている強みは何ですか?ポジティブ心理学の強みの視点。うまくいっていない場面でも機能している部分に光を当てます。
Q5|リフレーミングこの状況を別の視点から見ると、どう見えるでしょうか?解釈の幅を広げる問い。「そう考えるべき」と押しつけず、複数の見方を並べるのがコツです。
Q6|社会的支援支えてくれる人・資源には何がありますか?レジリエンスを個人の努力に閉じ込めないための問い。人・制度・情報・場所まで広く探します。
Q7|行動今できる最も小さな一歩は何ですか?「明日から頑張る」ではなく、消耗している状態でも実行できるサイズまで下げます。
Q8|時間的距離3か月後の自分から見ると、今の経験はどう見えるでしょうか?視点の時間軸を動かすことで、渦中の切迫感を相対化します。
Q9|未来志向この経験を未来にどう活かしたいですか?回復から成長への橋渡しになる問い。キャリア支援の文脈で特に有効です。
Q10|実験次に何を試してみますか?「正解を出す」ではなく「試して確かめる」という構えをつくり、失敗の心理的コストを下げます。
使うときの注意:これらの問いは、相手が回復段階を抜けつつあるときに効果を発揮します。強い苦痛の渦中にいる人にQ1やQ9を投げると、「前向きであることを強要された」と受け取られかねません。いつ・どの問いを・どんな順番で使うか——その見立てを学ぶことが、講座の中心的なテーマのひとつです。
PRACTICE

講座で扱う実践ワーク

知識ではなく、明日から使える手続きとして身につけます。

📊

レジリエンス・アセスメント

ブリーフレジリエンス尺度日本語版を実際に使い、結果を対話につなげる手順を体験します。

🧘

マインドフルネス/コンパッション

感情への気づきと、自分への思いやりを扱うワーク。支援者自身のセルフケアにも直結します。

📖

ナラティブ支援

失敗経験の語り方を扱う技法。「自分はダメだ」という物語を書き換える対話の進め方を学びます。

📈

人生グラフ(ライフチャート)

これまでの浮き沈みを可視化し、自分が何によって立ち直ってきたのかを発見するワークです。

🃏

カードゲームワーク

言葉にしにくい感情や強みを、カードを使って扱う演習。研修・教育現場でも応用しやすい手法です。

🎭

ロールプレイ

実際のカウンセリング/コーチング場面を想定した演習。見立て→問いかけ→行動化までを通しで練習します。

CURRICULUM

2日間のカリキュラム

通常6回以上に分けて扱う内容を、体系的な2日間に凝縮しています。

DAY 1

基礎理解とアセスメント

  • レジリエンスとは何か(心理学・脳科学の視点から)
  • レジリエンスのプラス要因/マイナス要因の分析
  • ブリーフレジリエンス尺度日本語版によるアセスメント
  • 思考トレーニングと質問法
  • 発達課題とレジリエンスの関係
  • マインドフルネスの基礎と実践
  • コンパッション(自分への思いやり)ワーク
DAY 2

実践カウンセリング/コーチング技術

  • ナラティブ支援の理論と技法
  • 心理アセスメント技法の実践演習
  • ポジティブ心理療法ワーク
  • 人生グラフ(ライフチャート)の作成と活用
  • カードゲームを用いたレジリエンス支援ワーク
  • 実践的カウンセリング技術(ロールプレイ)
  • 資格認定・修了後の活用方法
全14セッション構成。心理学の予備知識がない方でも受講できるよう、理論→体験→演習の順で組み立てられています。
SKILLS

資格取得で身につくスキル

HOW TO USE

レジリエンス・コーチングを活かせる分野

「資格を取ったあと、何ができるのか」を具体的に示します。

分野活用例
キャリア支援転職・キャリアの転機・失敗からの再出発を支援する面談。「なぜうまくいかなかったか」ではなく「次にどう活かすか」へ導く。
管理職・マネジメント部下のストレス・挑戦・成長支援。落ち込んでいる部下への1on1で、励ますだけ・聴くだけから一歩進んだ関わりができる。
人事・人材開発人材育成、1on1制度の設計、離職防止、若手の早期離職対策。
企業研修レジリエンス研修(新入社員向け/管理職向け)の設計・登壇。ワークをそのまま研修素材として活用できる。
コーチングキャリア・人生・目標達成のコーチングに、逆境局面での支援技術を追加できる。
教育・学校生徒・学生の適応支援、スクールカウンセリング、教育相談。
発達支援失敗体験の蓄積からの立ち直り支援。自己肯定感が下がりやすい状況への関わり。
医療・福祉対人支援の補助的スキルとして。多職種での共通言語づくりにも。
カウンセリング心理教育・セルフケア支援の幅を広げる。回復後の生活再構築を扱える。
スポーツ失敗・プレッシャー・スランプへの適応支援。
起業・事業不確実性・失敗・意思決定に伴う心理的負荷への対処。
AI時代のキャリア職務内容の変化への適応、学び直し、キャリアの再設計支援。
COMPARISON

レジリエンス/コーチング/レジリエンス・コーチングの違い

似た言葉が並ぶ領域だからこそ、違いを明確にしておきます。

項目レジリエンスコーチングレジリエンス・コーチング
主なテーマ回復・適応目標・行動回復から成長へ
起点逆境・ストレス目標困難・変化・目標
時間軸現在・過去未来過去 → 現在 → 未来
主な支援心理的回復行動促進回復+適応+行動
強み回復力自発的行動両者を統合できる
主な活用ストレス・逆境キャリア・目標キャリア・組織・教育など

支援アプローチとしての比較

比較項目レジリエンス・コーチング一般的なコーチング一般的なカウンセリング
主な目標回復+成長目標達成心理的支援・回復
得意領域逆境・変化への対応行動変容心理的理解・受容
心理学的基盤
未来志向
ストレス対応
キャリアへの応用

※ 上記は一般的な傾向を整理した比較であり、個々のサービス・実践者によって内容は異なります。

レジリエンス資格には、どのような種類がある?

タイプ主な目的主な対象学習内容主な活用先
基礎・入門講座自己理解一般・初心者基礎知識・自己理解ワーク自己成長・セルフケア
レジリエンストレーナー教育・指導研修講師・教育者理論・指導法研修・教育プログラム運営
レジリエンスコーチ目標達成支援コーチコーチング技法個人・キャリア支援
レジリエンスカウンセラー
(本講座)
心理支援支援者・心理職・対人援助職心理学・アセスメント・カウンセリング・コーチング技法カウンセリング・教育・研修・発達支援
レジリエントリーダー組織開発管理職リーダーシップ・組織マネジメント人材育成・マネジメント
キャリア支援系キャリア形成支援キャリア支援者キャリア理論×レジリエンス就職・転職・キャリア相談

レジリエンスカウンセラーと レジリエンスコーチ の違い

レジリエンスカウンセラー

つまずきや不調が起きている状態から、心理的に立て直すことを中心に支援します。心理アセスメント、感情への関わり、ナラティブ支援など「受け止める技術」の比重が高くなります。

教育相談・対人援助・発達支援・心理教育などの現場と相性が良い。

レジリエンスコーチ

立ち直りつつある状態から、目標と行動につなげることを中心に支援します。質問技法、目標設定、行動計画など「前に進める技術」の比重が高くなります。

キャリア支援・1on1・管理職・人材育成などの現場と相性が良い。
本講座の立ち位置:認定レジリエンスカウンセラー®BASICは、カウンセリング的な「受け止める技術」を土台に置きながら、共催であるコーチング心理学協会の視点として「次の行動につなげるコーチング技術」を重ねて学べる構成になっています。どちらか一方ではなく、相手の状態に応じて切り替えられることを目指します。
HOW TO CHOOSE

レジリエンス資格の選び方|7つのチェックポイント

当協会の講座に限らず、どの資格を選ぶ場合にも使える中立的な基準です。

目的別|あなたに合う学び方

あなたの目的おすすめの学び方
まず自分自身のために学びたい1日入門コース(11,000円)から。自己理解とセルフケアの基礎が中心。
体系的に理論と実践を学びたい2日間参加コース(22,000円)。アセスメントと実践ワークまで通しで体験。
仕事・研修・支援の現場で使いたい資格認定コース(44,000円)。認定証・資料の利用権が付き、研修や講師活動に活用できる。
コーチングに心理学の専門性を足したい本講座+コーチング心理学協会の関連講座(下記「関連講座」を参照)。
組織・人材育成に活かしたい本講座で土台を作り、1on1・フィードバック・エンゲージメント系の講座と組み合わせる。
すでに資格を持ち、学び直したい再受講(11,000円)。
FOR WHOM

こんな方におすすめです

BEYOND RESILIENCE

これからの時代のレジリエンス ──『TOMORROWMIND』へ

回復するだけでは足りない。変わり続ける環境の中で、どう働き、どう生きるか。

ポジティブ心理学の創始者マーティン・セリグマン博士と、医学博士・ガブリエラ・ローゼン・ケラーマン氏による共著『TOMORROWMIND』(日本語版『これからの生き方――揺らぐ世界で何度でも立ち直る力』)は、不確実な時代に働く人が必要とする力を、レジリエンス(Resilience)・創造性(Creativity)・つながり(Connection)という軸から論じています。

本講座の監修者である徳吉陽河は、この日本語版の監訳・解説を担当しています。レジリエンスを「元に戻る力」で終わらせず、変化の中で自分を再設計していく力として捉える視点は、レジリエンス・コーチングの発展形にあたります。

従来のレジリエンス ストレスから回復する レジリエンス・コーチング 回復+適応+行動 (本講座の視点) Tomorrowmind Resilience(レジリエンス) Creativity(創造性) Connection(つながり) AI時代・VUCA時代のキャリアとウェルビーイングへ

図:レジリエンスの発展と、これからの時代の適応力。

FREE SELF-CHECK

レジリエンス簡易セルフチェック(8問・約1分)

いまの自分のレジリエンスの傾向を、4つの側面から振り返ってみましょう。

このセルフチェックについて

レジリエンスを構成する4つの側面(自己理解・感情調整・柔軟な思考・未来志向)について、いまの傾向を振り返るための簡易チェックです。全8問、所要時間は約1分。回答内容はブラウザの外に送信されません。

これは心理検査・診断ではなく、自己理解のためのふりかえりツールです。結果は医学的・心理学的な判定を示すものではありません。講座では、研究に基づく尺度(ブリーフレジリエンス尺度日本語版)を用いた本格的なアセスメントを扱います。
SUPERVISOR

講座を監修する専門家

徳吉陽河

徳吉 陽河(とくよし ようが)

一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会 代表理事。ポジティブ心理療法士、公認心理師、キャリアコンサルタント。

  • コーチング心理学・ポジティブ心理学・レジリエンス心理学の研究と実践
  • 企業・教育機関・行政での研修実績(累計4,000名超)
  • 『TOMORROWMIND』(M. セリグマン/G. R. ケラーマン 著)日本語版 監訳・解説
  • ブリーフレジリエンス尺度日本語版に関する調査を、北海道医療大学・森谷満教授らと共同で実施
FLOW

資格取得までの流れ

STEP 01

コースを選ぶ

1日入門/2日間参加/資格認定の中から、目的に合ったコースを選びます。

STEP 02

WEBで申し込む

お申し込みフォームから登録。銀行振込・クレジットカード・コンビニ払いに対応しています。

STEP 03

2日間受講する

オンライン(Zoom)で受講。理論・アセスメント・演習・ロールプレイを通しで体験します。

STEP 04

資格認定を受ける

資格認定コースを修了すると、認定証と資料のダウンロード・利用権が付与されます。

STEP 05

現場で活用する

カウンセリング・コーチング・1on1・研修・教育など、それぞれの現場で実践します。

STEP 06

学びを続ける

再受講制度や、コーチング心理学協会の関連講座で学びを重ねていくことができます。

PRICE

受講料・コース

目的に合わせて4つのコースから選べます(表示はすべて税込)。

1日入門コース

¥11,000
  • 基礎編1日
  • レジリエンスの基礎理解
  • 自己理解ワーク
  • 個人利用のみ

2日間参加コース

¥22,000
  • 基礎編+実践編
  • アセスメント体験
  • 実践ワーク全般
  • 個人利用のみ
いちばん選ばれています

資格認定コース

¥44,000
  • 2日間の全内容
  • 認定証の発行
  • 資料ダウンロード権
  • 資料の利用権
  • 研修・講師活動に活用可

再受講

¥11,000
  • 資格取得者向け
  • 学び直し・復習
  • 最新内容の確認
お支払い方法:銀行振込/クレジットカード/コンビニ払い。
※ 料金・開催日程は変更される場合があります。最新情報は必ず公式の講座ページでご確認ください。
FAQ

よくある質問(30問)

レジリエンス・レジリエンス資格・レジリエンス・コーチングについてのご質問にお答えします。

基礎編|レジリエンスとは

Q1. レジリエンスとは何ですか?

逆境・困難・強いストレスに直面したときに、心理的に適応し、そこから立ち直り、ときには成長にまでつなげていく力のことです。日本語では「回復力」「復元力」「弾力性」などと訳されます。APA(米国心理学会)は、これを固定的な性格ではなく「うまく適応していく過程」として説明しています。

Q2. レジリエンスは生まれつきのものですか?

生まれ持った気質の影響はあるとされますが、レジリエンスは環境・人間関係・スキルによって育てられると考えられています。だからこそ、研修・コーチング・カウンセリングによる支援が意味を持ちます。

Q3. レジリエンスは高められますか?

はい。感情への気づき、認知の柔軟性、強みの活用、社会的支援の活用、小さな行動の積み重ねなど、具体的に取り組める要素があります。本講座では、それらを支援者として扱う方法を学びます。

Q4. レジリエンスと「メンタルの強さ」は同じですか?

異なります。「メンタルが強い」という言い方は、つらさを感じないこと・我慢できることを指す場合がありますが、レジリエンスは感じたうえで立て直していくプロセスを指します。感情を押し殺すことはレジリエンスではありません。

Q5. レジリエンスとストレスの関係は?

ストレスがない状態を目指すのがレジリエンスではありません。ストレス状況が生じたときに、どう受け止め、どう対処し、どう回復するかというプロセス全体に関わる力です。ストレス対処(コーピング)はレジリエンスを支える要素のひとつです。

Q6. レジリエンスと自己効力感の違いは?

自己効力感は「自分ならできる」という見通しの感覚で、レジリエンスを構成する重要な要素のひとつです。レジリエンスはより広い概念で、自己効力感に加えて、感情調整・柔軟な思考・社会的支援・意味づけなどを含みます。

資格編

Q7. レジリエンス資格とは何ですか?

レジリエンスに関する理論と支援技法を学んだことを、民間団体が認定する資格の総称です。基礎・入門型、トレーナー型、コーチ型、カウンセラー型、リーダー型など複数のタイプがあり、目的によって学ぶ内容が異なります。

Q8. レジリエンス資格は国家資格ですか?

いいえ。レジリエンス関連の資格はいずれも民間資格です。国家資格である公認心理師などとは位置づけが異なり、代替するものではありません。一方で、特定テーマを短期間に体系的に学べる、実務にすぐ結びつけやすいという民間資格ならではの利点があります。

Q9. レジリエンスコーチング資格とは何ですか?

レジリエンスの理論を土台に、コーチングの技法(質問・目標設定・行動化)を用いて支援できることを認定する資格です。「回復支援」に加えて「次の行動につなげる支援」までを扱う点が特徴です。

Q10. レジリエンスコーチ資格では何を学びますか?

レジリエンスの心理学的理解、相手の状態の見立て、コーチング質問、リフレーミング、強みの活用、目標設定と行動計画、支援資源の活用などです。本講座では、これらに心理アセスメントとカウンセリング技法を加えて学びます。

Q11. レジリエンスカウンセラー資格との違いは?

カウンセラー型は「心理的に受け止め、立て直す」技術に、コーチ型は「目標と行動につなげる」技術に重心があります。本講座(認定レジリエンスカウンセラー®BASIC)は前者を土台としつつ、共催のコーチング心理学協会の視点からコーチング技法も併せて学べる構成です。

Q12. コーチング資格とレジリエンス資格の違いは?

コーチング資格は目標設定や行動変容を中心に扱います。レジリエンス資格は逆境・ストレス・変化への適応や回復を主なテーマとします。レジリエンス・コーチングは両者を組み合わせ、回復から未来の行動までを一続きで支援します。

Q13. レジリエンス資格は仕事に活かせますか?

資格そのものが業務独占の権限を与えるわけではありませんが、1on1・キャリア面談・研修設計・教育相談・対人支援など、人と関わる仕事の質を高める実務的なスキルとして活用できます。資格認定コースでは、資料の利用権が付与され研修や講師活動にも活用できます。

Q14. 初心者でも取得できますか?

はい。心理学の予備知識は不要です。理論→体験→演習の順で構成されており、初めて学ぶ方でも無理なく進められます。

Q15. オンラインで取得できますか?

はい。Zoomを使ったオンライン開催です。全国どこからでも受講できます。

Q16. 独学でも学べますか?

知識の習得は書籍でも可能です。ただし、アセスメントの使い方、問いかけのタイミング、ロールプレイでの実践は、双方向の講座でこそ身につきやすい部分です。

Q17. 資格に更新は必要ですか?費用はいくらですか?

受講料は、1日入門11,000円/2日間参加22,000円/資格認定コース44,000円/再受講11,000円(すべて税込)です。更新条件や有効期間の詳細は主催団体の公式ページでご確認ください。

Q18. レジリエンス資格の選び方を教えてください。

①科学的根拠 ②理論の体系性 ③実践・ワークの有無 ④取得条件の明確さ ⑤認定団体の明確さ ⑥取得後の活用方法 ⑦継続教育・サポート——この7点で比較することをおすすめします。詳しくは「選び方」セクションをご覧ください。

Q19. レジリエンス資格に科学的根拠はありますか?

「レジリエンスという心理学概念」については、APAの定義、国内外の研究、複数の測定尺度など蓄積があります。一方で「特定の資格講座の効果」を検証した研究は別問題です。この2つを混同せずに説明している団体かどうかが、選ぶときのひとつの目安になります。

コーチング編

Q20. レジリエンス・コーチングとは何ですか?

困難やストレスに直面した人が心理的に立ち直り、自分の強みや資源を活用して、未来に向けた行動を選択できるよう支援するコーチングです。回復(Recovery)→適応(Adaptation)→成長(Growth)の3段階で捉えます。

Q21. どのような質問をするのですか?

「今の状況で自分でコントロールできることは何か」「これまで困難を乗り越えたとき何が役立ったか」「今できる最も小さな一歩は何か」など、統制感・過去の資源・行動に焦点を当てた問いを使います。詳しくは質問10選をご覧ください。

Q22. 通常のコーチングとの違いは?

通常のコーチングは目標を起点に未来へ向かいますが、レジリエンス・コーチングは困難・逆境を起点にできる点が違います。相手が落ち込んでいる状態でも成立する対話の進め方を扱います。

Q23. キャリアコーチングに使えますか?

はい。転職・異動・休職からの復帰・キャリアの停滞など、「うまくいかなかった経験」を扱う場面と非常に相性が良い枠組みです。

Q24. 1on1に使えますか?

使えます。特に「聴くだけで終わってしまう」「励ますだけになってしまう」という悩みに対して、相手の段階を見立てて関わり方を切り替える具体的な方法を提供します。

Q25. 部下のレジリエンスを高めるにはどうすればよいですか?

個人の心の持ちようだけに帰属させないことが出発点です。①感情を否定せず受け止める ②コントロールできる範囲を一緒に確認する ③過去に乗り越えた経験を思い出す ④支援資源(人・制度・時間)を明示する ⑤小さく実行できる一歩を決める——という順序が実務的です。

心理学編

Q26. ポジティブ心理学との関係は?

レジリエンスはポジティブ心理学の主要テーマのひとつです。強み・希望・楽観性・ウェルビーイングといった概念が、レジリエンスの「成長」段階を支えます。本講座もポジティブ心理学を基盤のひとつとしています。

Q27. 認知行動療法との違いは?

認知行動療法は、認知と行動に働きかける治療的アプローチです。レジリエンス・コーチングはその考え方(リフレーミング、行動活性化など)を教育・支援の文脈で活用しますが、治療を目的とするものではありません。

Q28. カウンセリングとの違いは?

カウンセリングは心理的な回復と理解に重心があり、コーチングは目標と行動に重心があります。レジリエンス・コーチングはその中間にあり、相手の状態に応じて両方の関わり方を行き来します。

Q29. メンタルヘルス支援に使えますか?

予防・セルフケア・復帰後の適応支援といった文脈では有用です。ただし、治療が必要な状態への対応は医療の領域です。本講座では、支援の範囲を超える状況を見分け、適切につなぐ判断についても扱います。

Q30. レジリエンスはどのように測定するのですか?

Resilience Scale(RS)、精神的回復力尺度(ARS)、ブリーフレジリエンス尺度日本語版(BRS)などの尺度が使われます。本講座では、経済産業省「健康投資管理会計ガイドライン」でも紹介されているBRS日本語版を演習で用います。

QUICK ANSWERS

レジリエンス 一問一答

要点だけを短く知りたい方へ。ひと言でわかる回答集です。

Q. レジリエンスとは?

逆境やストレスに直面したとき、心理的に適応し、立ち直り、成長にまでつなげていく力のことです。

Q. レジリエンス・コーチングとは?

困難に直面した人が立ち直り、強みや資源を活かして未来に向けた行動を選べるよう支援するコーチングです。

Q. レジリエンスコーチとは?

逆境や変化の局面にある人を、対話によって回復から行動まで支援する専門家のことです。

Q. レジリエンスカウンセラーとは?

レジリエンスの心理学とアセスメントに基づき、立ち直りのプロセスを支援する対人援助の専門家です。

Q. レジリエンス資格とコーチング資格の違いは?

レジリエンス資格は逆境・ストレスへの適応と回復を、コーチング資格は目標設定と行動変容を主なテーマとします。

Q. レジリエンスを高める方法は?

感情に気づく、捉え方を見直す、強みを使う、人に頼る、小さく行動する。この5つが基本です。

Q. レジリエンス心理学とは?

逆境からの適応・回復・成長のプロセスを扱う心理学の領域です。

Q. レジリエンスとメンタルヘルスの関係は?

レジリエンスは不調の予防と回復後の適応を支える要因であり、治療そのものとは区別されます。

Q. レジリエンス資格は仕事に使える?

1on1・キャリア面談・研修・教育相談など、人と関わる業務の質を高めるスキルとして活用できます。

Q. レジリエンス資格は意味がありますか?

目的が「体系的に学び、現場で使う」ことであれば有用です。肩書きだけを目的にすると効果は限定的です。

Q. レジリエンスコーチングの質問は?

「コントロールできることは何か」「過去に何が役立ったか」「今できる最小の一歩は何か」が代表例です。

Q. 失敗から立ち直るコーチングとは?

失敗を分析するのではなく、そこから使える学びと次の一歩を一緒に見つける対話です。

Q. キャリア・レジリエンスとは?

キャリアの停滞・転機・挫折に直面しても、方向を選び直し進み続けられる力のことです。

Q. レジリエンス研修とは?

ストレスへの対処と適応力を、講義と演習を通じて組織的に育てる研修プログラムです。

Q. 組織レジリエンスとは?

個人だけでなく、チームや組織が危機や変化から立ち直り、学習していく力を指します。

Q. レジリエンスと心理的安全性の関係は?

安心して弱さを見せられる場は、個人のレジリエンスが発揮される前提条件になります。

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「レジリエンスを学ぶ」から
「人の再出発を支援できる」へ。

レジリエンス心理学とカウンセリング基本講座(認定レジリエンスカウンセラー養成講座)は、一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会と一般社団法人コーチング心理学協会の共催でお届けしています。
2日間・オンラインで、理論・アセスメント・実践技法をまとめて学べます。

※ 開催日程・受講料・お申し込み方法の最新情報は、主催団体の公式ページでご確認ください。