コーチング資格とは
コーチング資格とは、対話を通じて相手の主体性や可能性を引き出す「コーチング」の理論と実践スキルを学んだ証として発行される、民間資格の総称です。国家資格ではなく、各養成団体・協会が独自の基準で認定を行っています。
当協会は、国際的な学術知見に基づく「コーチング心理学(Coaching Psychology)」を土台に、科学的エビデンスとナラティヴ(物語)を融合した資格制度を運営しています。単なる会話術としてのコーチングではなく、心理学の理論的裏付けを持つ実践スキルとして体系化している点が特徴です。
コーチング資格の種類
当協会が認定する資格は、大きく3つのカテゴリーに分けられます。学びたいアプローチ・活動したい領域に応じてお選びいただけます。
基幹・統合資格
コーチング心理士
コーチング心理学の基礎理論と実践を体系的に学ぶ、当協会の基幹資格。
ポジティブ心理療法士
ポジティブ心理学と心理療法を統合した、当協会の上位資格の一つ。
コンサルティング心理士
心理学的アセスメントを用いた組織・個人へのコンサルティング手法を学ぶ資格。
コミュニケーション心理士
心理学に基づく対人コミュニケーションの理論と実践を学ぶ資格。
アプローチ別資格
解決志向コーチ
相手の強みと可能性に焦点を当てる、解決志向療法を応用した対話手法。
認知行動コーチ
思考の癖への気づきと行動変容を支援する、認知行動療法の応用。
ナラティヴコーチ
対話による意味づけを重視する、ナラティヴ・セラピーの視点。
ポジティブ心理学コーチ
強みや幸福感(ウェルビーイング)に焦点を当てるポジティブ心理学の応用。
領域特化型資格
フィードバックスキルコーチ
相手の成長を促す、建設的なフィードバックの伝え方を専門的に学ぶ。
創造的問題解決コーチ
前例のない課題に対し、新しい発想で解決策を導く手法。
エニアグラム心理コーチ
9つの性格タイプの理論をもとに、自己理解と対人支援を深める。
発達障害支援コーチ
発達に特性のある方への理解を深め、強みを活かす支援手法。
資格の認定について
コーチング資格は国家資格ではなく、各団体が独自に認定する民間資格です。認定団体によって基準や質にばらつきがあるため、どのような理論的裏付けのもとで認定されているかを確認することが重要です。
国際的エビデンスに基づく認定基準
米・英・豪などのコーチング心理学の学術研究を土台に、カリキュラムと認定基準を設計しています。
実技・レポートによる認定
知識の暗記だけでなく、ロールプレイや実践レポートを通じて、実際に使えるスキルとして認定します。
倫理・スーパービジョン体制
資格取得後も、心理的安全性や倫理を重視したスーパービジョン体制のもとで研鑽を続けられます。
段階的な資格制度
基礎資格から専門資格、統合的な上位資格まで、段階的にステップアップできる制度設計です。
コーチング資格の取得方法
資格によって細部は異なりますが、一般的には以下のようなステップで取得します。
基礎講座の受講
コーチング心理学の基礎理論・倫理観を学びます。
専門アプローチの習得
解決志向・認知行動・ナラティヴなど、目的に応じたアプローチを学びます。
ロールプレイ・実践演習
実際の対話を想定した演習で、実践的なスキルを身につけます。
実技・レポート評価
学んだ内容を、実技試験やレポートという形で評価します。
資格認定・継続学習
資格認定後も、スーパービジョンや研鑽の機会を通じて学び続けます。
コーチング資格の比較
代表的な資格を、学べるアプローチ・主な対象・レベルの3軸で比較しました。詳細はお問い合わせください。
| 資格名 | 学べるアプローチ | 主な対象・活用シーン | レベル |
|---|---|---|---|
| コーチング心理士 | コーチング心理学 全般 | 対人支援職・管理職 全般 | 基幹資格 BASIC |
| 解決志向コーチ | 解決志向療法 | 1on1・目標達成支援 | 専門資格 SPECIALIZED |
| 認知行動コーチ | 認知行動療法 | ストレスマネジメント | 専門資格 SPECIALIZED |
| ナラティヴコーチ | ナラティヴ・セラピー | チーム対話・心理的安全性 | 専門資格 SPECIALIZED |
| ポジティブ心理学コーチ | ポジティブ心理学 | エンゲージメント・幸福学 | 専門資格 SPECIALIZED |
| ポジティブ心理療法士 | ポジティブ心理学 × 心理療法 | 対人支援職・カウンセリング | 統合資格 ADVANCED |
コーチング資格研修について(費用・期間・実践内容)
資格の種類・レベルによって異なります
基礎資格・専門資格・統合的な上位資格とで費用感は変わります。対面かオンラインかによっても異なるため、詳細はお問い合わせください。
短期集中型から段階型まで幅があります
数日間で修了する基礎資格から、数か月にわたって段階的に学ぶ統合資格まで、資格によって期間は異なります。
座学だけで終わらせない実践重視の設計
ロールプレイ・演習を中心に、現場で実際に使えるスキルとして定着させることを重視しています。
よくあるご質問
解決志向コーチ・認知行動コーチ・ナラティヴコーチなどのアプローチ別資格、エニアグラム心理コーチ・パーソナリティ・コーチなどの領域特化型資格、コーチング心理士・ポジティブ心理療法士などの基幹・統合資格まで、15種類以上の専門資格があります。
国家資格ではなく民間資格として、各講座の受講・実技・レポート提出などを経て、一般社団法人コーチング心理学協会が認定を行います。国際的な学術知見に基づいたカリキュラムであることが、認定の質を支えています。
基礎講座の受講から始め、演習・ロールプレイによる実践、レポートや実技評価を経て資格認定に至るのが一般的な流れです。資格によって、基礎資格から積み上げていく形と、専門領域を単体で学べる形があります。
学べる理論的アプローチ(解決志向・認知行動・ナラティヴ・ポジティブ心理学など)、対象となる活動領域(対人支援・企業研修・教育など)、資格のレベル(基礎/専門特化/統合)の3点で比較すると選びやすくなります。
資格の種類・レベル、対面かオンラインかなどの形式によって費用は異なります。基礎資格と専門資格、統合的な上位資格とでは費用感も変わりますので、詳細はお問い合わせください。
資格によって、数日間で修了する短期集中型のものから、数か月にわたって段階的に学ぶものまで幅があります。基礎資格は比較的短期間、統合的な上位資格ほど期間が長くなる傾向があります。
理論の講義だけでなく、ロールプレイや演習を中心とした実践重視の内容です。座学で終わらせず、現場で使えるスキルとして定着させることを重視しています。
解決志向コーチやフィードバックスキルコーチなどの考え方は、管理職の能力開発・問題解決力の向上、組織開発、リーダーシップスキルの強化に直結します。当協会では、個人向けの資格取得だけでなく、これらの理論を土台にした企業向けのコーチング研修・リーダーシップ研修も提供しています。
資格取得のご相談も、法人研修のご相談も。
個人でのコーチング資格取得をお考えの方も、管理職・リーダーシップ向けの法人研修をお探しの方も、まずはお気軽にお問い合わせください。