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C-LEAD-J(危機管理リーダーシップ自己効力感 日本語版)Tomorrowmind/PRISMコーチング心理学

危機に強い。変化にも強い。
法人・団体向け リスクマネジメントコーチング

「問題が起きてから対応する」組織から、「小さな変化に気づき、対話し、決められる」組織へ。
情報が足りず、時間もないなかで判断する力(C-LEAD)と、危機の前後を支える心理的資源(PRISM)を、コーチング心理学の実践でつなぎます。

オフィスで資料を囲んで話し合うアジア系のビジネスチーム
Photo: RDNE Stock project / Pexels
CRISIS RESPONSE危機対応力情報を査定し、限られた情報と時間のなかで意思決定する。C-LEADが捉える9つの力。
FUTURE READINESS未来適応力予測・回復・創造・つながり・意味。PRISMの5資源で危機の前後を支える。
COACHING PSYCHOLOGY対話・行動変容力問い・傾聴・フィードバック・省察により、個人と組織の行動を変える。
HIDDEN RISK

組織の「見えないリスク」は、数字になる前に現れます

重大なリスクが、まったく前触れなく発生することはまれです。多くの場合、その前に小さな兆候があります。それは「報告」ではなく、口数の減少、提出物の質、会議の沈黙といった形で現れます。次のうち、いくつ当てはまりますか。

書類を前に頭を抱えるアジア系の女性社員
Photo: Mikhail Nilov / Pexels
3つ以上当てはまる場合。 それは「人の能力の問題」ではなく、多くの場合「気づき・共有・意思決定の仕組みの問題」です。マニュアルの追加ではなく、兆候が上がってくる関係と、決められる状態をつくることが先になります。
DEFINITION

リスクマネジメントコーチングとは?

Q. リスクマネジメントコーチングとは何ですか?

A. リスクの兆候に「気づき」、対話によって「共有」し、不確実ななかでも「決められる」人と組織を育てる研修です。 ルール・マニュアル・チェックリストの整備を目的とする従来型のリスクマネジメント研修に対し、その手順が実際に機能するための前提——観察・問い・対話・意思決定・振り返り——をコーチング心理学の技法で扱います。対象は、人/関係/組織/業務/倫理という5領域のリスクです。

本研修は、既存のリスク管理施策(BCP、コンプライアンス、ハラスメント防止、メンタルヘルス対策)を置き換えるものではなく、「人と対話」の側面から補完する横断型の研修として設計されています。

従来型のリスクマネジメント

ルール・マニュアル・チェック

  • 想定されたリスクへの対応手順を定める
  • 点検と教育により逸脱を防ぐ
  • 「何が違反か」を知識として伝える

→ 想定内には強い。想定外と「言い出せなさ」には弱い。

リスクマネジメントコーチング

観察 → 気づき → 問い → 対話 → 意思決定 → 振り返り

  • 兆候の段階で異変を言語化する
  • 悪い知らせが上がる関係をつくる
  • 情報が不完全でも決め、あとで直す

→ 「リスクを管理する人」ではなく「リスクに気づき、対話し、行動できる人」を育てる。

5 PHASES

危機は「起きたとき」だけの問題ではありません

危機の前・発生・対応・後・次への適応。この5つのフェーズで、必要な力は変わります。本研修は、C-LEAD(危機の最中)とPRISM(危機の前後)を、フェーズに沿って配置します。

01

危機の前(Preparedness)PRISM 中心

予測し、備え、関係をつくる

  • 最悪シナリオの言語化(プレモーテム)
  • リスクの洗い出しと優先順位づけ
  • 心理的安全性と相談ルートの整備
  • BCP・連絡体制の確認と訓練
02

危機の発生(Onset)C-LEAD-J 中心

情報が足りない。時間もない。それでも決める

  • 断片的な情報から重要課題を要約する
  • 情報不足のままでも意思決定・承認を行う
  • 極度のプレッシャー下での判断
  • 通常業務を即座に組み替える
03

危機対応(Response)C-LEAD-J + コーチング心理学

伝え、動かし、影響を見積もる

  • 過不足のない情報共有(over/under-informingの回避)
  • 他部門・外部への先回りの情報提供
  • 決定・不作為が関係者に与える影響の評価
  • 現場の心理的負荷への配慮と声かけ
04

危機の後(Recovery)PRISM + コーチング心理学

回復し、意味づけ、学びに変える

  • 「今の反応は正常だ」と伝える(正常化)
  • 一人ひとりの貢献を具体的に言語化する
  • 責任追及ではない振り返り(学習レビュー)
  • 心身の回復と業務負荷の再設計
05

次の危機への適応(Adaptation)PRISM + C-LEAD-J

学びを、次のシナリオに折り返す

  • 得られた教訓を次のプロスペクションに反映
  • 手順・権限・情報経路の再設計
  • 新しい方法・技術の導入(イノベーション)
  • 訓練と自己効力感の再測定
ポイント。 多くの組織で手薄になるのは、フェーズ01(起きていないことを話し合う)とフェーズ04(危機の後に振り返り、意味づける)です。この2つを飛ばすと、危機のたびに人が疲弊し、学びが蓄積されません。
C-LEAD

危機で問われるのは、「情報査定」と「意思決定」

C-LEAD(Crisis Leader Efficacy in Assessing and Deciding)は、危機下で情報を査定し意思決定を行う自己効力感を測る尺度です。Hadley, Pittinsky, Sommer, & Zhu(2011, The Leadership Quarterly)により、公衆衛生・安全の危機を導いた実務家50名へのインタビューをもとに開発されました。9項目・1因子・7件法で構成されています。

AMBIGUITY曖昧性何が起きているのか、確かなことがわからない
HIGH STAKES高い利害判断の誤りが、人命・事業・信頼に直結する
URGENCY時間的切迫情報がそろうのを待てない。決めないことも損害になる

研究が示していること

  • CDC職員85名の危機シミュレーション研究で、C-LEADの得点は危機下の意思決定のしやすさと関連した一方、一般的なリーダーシップ自己効力感尺度は関連を示さなかったと報告されています。
  • 対応計画をどれだけ確認しているかという手順的な準備も関連しましたが、C-LEADほど強くはありませんでした。手順を知っていることと、危機で決められることは別という示唆です。
  • 管理職300名を対象とした研究では、C-LEADは危機時にリーダー役を引き受ける動機づけ、実際の立候補、判断の正確さとも関連したと報告されています。

C-LEADが捉える「危機対応の9つの力」

研修では、この9つを演習の設計軸として用います(自己理解と振り返りのために用い、人事評価・選抜には用いません)。

情報査定1. 結果予測力自分の決定や行動が、政策的・対人的にどんな結果を生むかを見通す。
情報査定2. 要約力手元のデータ量にかかわらず、状況の重要な論点を整理してまとめる。
意思決定3. 不完全情報下の決断力望むだけの情報がそろわなくても、決定と承認を進められる。
情報査定4. 影響評価力自組織が動くこと/動かないことで、people(社会・利用者)がどう影響を受けるかを評価する。
情報伝達5. 先回りの情報提供相手から求められる前に、どの情報を渡すべきかを判断して届ける。
情報伝達6. 過不足のない共有過剰にも過小にもならない粒度で、自分の状況を他者に伝え続ける。
意思決定7. プレッシャー下の判断極めて強い時間的・心理的圧力の下でも、決定と承認ができる。
情報査定8. 損害の見積り自分の決定から生じうる深刻な損害(人的被害を含む)を推測する。
意思決定9. 業務の即時再編緊急時に、平常業務をただちに調整・優先順位づけできる。
ホワイトボードの前で議論するアジア系の同僚たち
Photo: Artem Podrez / Pexels
ワークショップでホワイトボードに書きながら説明するアジア系の女性
Photo: Shkraba Anthony / Pexels
会議室で打ち合わせをするアジア系のチーム
Photo: Mart Production / Pexels
C-LEAD・C-LEAD-Jの研究をくわしく見る
INSTRUCTOR

C-LEAD日本語版(C-LEAD-J)の開発研究に取り組む講師

主な講師 徳吉陽河

主な講師:徳吉 陽河(とくよし ようが)

一般社団法人コーチング心理学協会 代表理事。コーチング心理学・ポジティブ心理学を専門とし、教育・医療・産業・公共団体の分野で研修と実践を重ねてきました。

  • C-LEAD日本語版(C-LEAD-J)の開発研究。Hadley et al.(2011)のC-LEADを翻訳し、社会人487名を対象に因子構造・信頼性・項目反応理論による検討を行い、学会で発表しています(1因子構造、α=.93、ω=.93、CFI=.955、TLI=.940、RMSEA=.098)。
  • 『Tomorrowmind(これからの生き方)』日本語版の監訳・解説。マーティン・セリグマンとガブリエラ・ローゼン・ケラーマンによる本書で示されたPRISMモデルを、日本の組織文脈に橋渡ししています。
  • 心理尺度の開発と公開。リーダーシップスキル自己効力感、心理的安全性、未来適応力(PRISM)、統合的ウェルビーイングなど、実務で使える尺度をWeb上で公開しています。

※ C-LEADの原尺度はHadley, Pittinsky, Sommer, & Zhu(2011)によるものです。研修では研究知見にもとづく設計を行い、尺度そのものを人事評価の道具としては使用しません。

PRISM

危機の「前」と「後」を支える、5つの心理的資源

PRISMは、マーティン・セリグマンとガブリエラ・ローゼン・ケラーマンによる『Tomorrowmind(邦訳:これからの生き方)』で示された枠組みです。C-LEADが危機の最中を扱うのに対し、PRISMは不確実な未来に適応する力を扱います。

P
Prospection

未来展望・先読み

複数の未来を思い描き、シナリオとして具体化する力。危機の前に「まだ起きていないこと」を扱えるようにする。

  • 最悪シナリオのワークショップ
  • ハザード・リスクの棚卸し
  • 「もし〜が起きたら」の事前決定
問いの例:半年後、私たちが最も後悔しているとしたら、何が起きたときでしょう?
R
Resilience & Cognitive Agility

レジリエンス・認知的敏捷性

逆境から回復し、状況が変わったときに考え方を切り替える力。感情を調整し、粘り強く向き合う。

  • ストレス反応の正常化と自己調整
  • 状況変化に応じた計画の組み替え
  • 回復を支えるチームケア
問いの例:前提が崩れたとき、私たちは何を手放し、何を残しますか?
I
Innovation & Creativity

創造性・イノベーション

限られた資源のなかで、既存のやり方に縛られず新しい解決策を生み出す力。

  • 代替手段・代替資源の発想
  • 小さな実験を許容する空気づくり
  • 危機を改善の機会に変える
問いの例:いま使える資源だけで、別のやり方をひとつ挙げるとしたら?
S
Social Connection / Rapid Rapport

社会的つながり・迅速な信頼形成

初対面でも短時間で信頼関係を築き、支援を求め、支援を与えられる力。危機時ほど「つながりの太さ」が効く。

  • 心理的安全性の醸成
  • 部門・機関をまたぐ連携
  • 弱音や懸念を出せる場づくり
問いの例:いま、あなたが最も助けを求めにくい相手は誰ですか?
M
Mattering & Meaning

有意義性・意味

自分の仕事が誰かの役に立っているという感覚。危機のあとの疲弊を、意味づけと貢献の実感が支える。

  • 一人ひとりの貢献の言語化
  • 復旧・復興のビジョン共有
  • 役割と使命の再確認
問いの例:今回の対応で、あなたの働きに救われた人は誰でしょう?
危機管理とPRISM(Tomorrowmind)の活用を示したグラフィックレコード
図解:危機管理とPRISM(Tomorrowmind)の活用 
PRISMモデルの詳細と災害対応への応用を見る
INTEGRATION

C-LEAD-J × PRISM × コーチング心理学

2つのモデルは、扱う時間軸が異なります。だからこそ、組み合わせると「危機に強く、変化にも強い」状態を設計できます。

不確実な未来・予測困難な危機 PRISM(未来適応力) 予測・回復・創造・つながり・意味 = 危機の「前」と「後」を支える C-LEAD-J(危機対応力) 情報査定・意思決定・情報共有 = 危機の「最中」を支える コーチング心理学 気づく・問う・対話する・振り返る 危機に強く、変化に適応できる組織

① Crisis Leadership

情報を査定し、限られた情報と時間のなかで意思決定する。C-LEADの研究知見にもとづく演習。

② Future Readiness

不確実な未来を見通し、レジリエンス・創造性・つながり・意味を活用する。PRISMにもとづく実践。

③ Coaching Psychology

問い・傾聴・フィードバック・省察により、知識を行動に変える。研修後の実践までを設計。

5 AREAS

Risk Coaching 5領域モデル:人 → 関係 → 組織 → 業務 → 倫理

組織のリスクは独立していません。人の不調は関係の悪化を生み、関係の悪化は情報を止め、情報が止まれば業務事故と倫理違反が見えなくなります。この連鎖を「リスク・エコシステム」として扱います。

領域主なリスクコーチングによるアプローチ入口になる問い

People
メンタルヘルス不調・離職・燃え尽き・過重負荷変化への気づき/傾聴/セルフケアとラインケア最近、以前と違うと感じることはありますか?
関係
Relationship
ハラスメント・対立・不信・孤立対話/フィードバック/アサーションその言葉は、相手にはどう届いたと思いますか?
組織
Organization
心理的安全性の低下・情報の目詰まり・同調圧力問い/相互理解/会議設計この決定に反対するとしたら、どんな理由がありえますか?
業務
Operation
ミス・事故・判断の遅れ・属人化振り返り/意思決定支援/プレモーテムこのやり方が失敗するとしたら、最初に壊れるのはどこですか?
倫理
Ethics
コンプライアンス違反・不正・情報漏洩・SNS炎上倫理的意思決定/相談ルート/説明責任これが明日、社外に公開されても説明できますか?
注意。 「人」の領域では、コーチングは診断・治療ではありません。不調が疑われる場合は、早期の気づき・相談勧奨・職場環境の改善・専門職への接続を担当範囲とし、産業医や相談窓口と役割を分けて設計します。
METHOD

RISK-COACHING 6 STEP

管理職が現場で使うための、6つの手順です。研修では各ステップに演習と問いのレパートリーが対応します。

R

Recognize/兆候に気づく

数字になる前の変化(表情・口数・提出物・空気)を観察し、言語化する。

問いの例:いつもと違うのは、具体的にどこですか?
I

Investigate/状況を問い直す

解釈を急がず、事実と推測を分ける。相手の見えている世界を確認する。

問いの例:その出来事を、あなたはどう受け取りましたか?
S

See alternatives/別の可能性を見る

確証バイアス・正常性バイアスを疑い、反証を意図的に探す。

問いの例:逆の説明が成り立つとしたら、それは何でしょう?
K

Know the impact/影響を見積もる

放置した場合/対応した場合の影響を、人・関係・組織・業務・倫理の5領域で評価する。

問いの例:これを3か月放置すると、誰が何に困りますか?
C

Communicate/対話し、共有する

一人で抱えず、必要な相手に必要な粒度で伝える。相談先へつなぐ。

問いの例:この件を、次に誰と共有しますか?
A

Act & Review/行動して振り返る

小さく試し、期日を決めて見直す。学びを次のシナリオに折り返す。

問いの例:2週間後、何が起きていれば「うまくいった」と言えますか?

※ 「RISK-COACHING 6 STEP」は本研修の独自フレームです。

QUESTIONS

リスクを発見する「問い」のレパートリー

オフィスで向かい合って話すアジア系の二人
Photo: Felicity Tai / Pexels

1on1や会議を、進捗確認の場から「兆候に気づく場」へ変えるための問いです。単なる会話術ではなく、リスク認知・メタ認知・意思決定支援として設計しています。研修では、問いを出したあとの沈黙の扱い方と、相談を受けたあとのつなぎ方まで訓練します。

変化を発見する問い

  • 「最近、以前と違うと感じることはありますか?」
  • 「ここ1か月で、いちばん負担が増えたのはどの業務ですか?」

リスクを可視化する問い

  • 「いま、いちばん気になっていることは何ですか?」
  • 「言いにくいけれど、言っておいた方がよいことはありますか?」

見落としを防ぐ問い

  • 「私たちが見落としている可能性があることは何でしょう?」
  • 「この件で、まだ誰にも聞いていない立場の人は誰ですか?」

反対意見を引き出す問い

  • 「もしこの計画に問題があるとしたら、どこでしょう?」
  • 「この決定に反対する人がいるとしたら、その理由は?」

プレモーテム(事前検死)

  • 「半年後、このプロジェクトが失敗していたとします。原因は何だったと思いますか?」
  • 「その兆候は、いつ・どこに現れていたはずですか?」

影響を見積もる問い

  • 「この判断で、いちばん影響を受けるのは誰ですか?」
  • 「あえて何もしなかった場合、3か月後に何が起きますか?」
SELF CHECK

2軸セルフチェック:危機対応力 × 未来適応力

自組織の現状を、危機対応(C-LEADの考え方)と未来適応(PRISMの考え方)の2軸で振り返ります。全16問・約3分。ブラウザ内で完結し、入力内容はどこにも送信されません。

ご確認ください。 このセルフチェックは研修設計上の概念モデルであり、妥当化された診断尺度ではありません。C-LEAD-J・PRISMの原尺度そのものではなく、組織の状態を振り返るために独自に作成した項目です。個人の能力判定や人事評価には使用しないでください。

Q1. 情報が十分にそろわない状況でも、期限までに判断を下せている

Q2. 断片的な情報から、いま何が最重要の論点かを短時間で整理できる

Q3. 強い時間的プレッシャーの下でも、判断の質を保てている

Q4. 自分たちの決定・不作為が、社外や利用者にどう影響するかを検討している

Q5. 相手から求められる前に、必要な情報を関係部門へ渡せている

Q6. 情報を出しすぎず、出さなすぎず、適切な粒度で共有できている

Q7. 緊急時に、通常業務の優先順位をすぐ組み替えられる体制がある

Q8. 「誰が何を決めるか」が、危機時にも明確になっている

Q9. 起きていない事態について、チームで具体的に話し合う機会がある

Q10. 前提が崩れたとき、計画を柔軟につくり直せている

Q11. 強いストレスがかかった後、メンバーが回復できる支援や余白がある

Q12. 既存の手順にないやり方を、小さく試すことが許されている

Q13. 立場を越えて、短時間で信頼関係を築ける人が組織内に複数いる

Q14. 弱音・懸念・反対意見を、率直に口に出せる空気がある

Q15. 自分の仕事が誰の役に立っているかを、メンバーが実感できている

Q16. 危機や失敗のあと、責任追及ではない振り返りを行っている

未回答の質問があります。すべての質問にお答えください。

危機対応力(C-LEADの視点):

未来適応力(PRISMの視点):

おすすめの進め方:

レジリエント・リーダー型危機対応:高/未来適応:高
危機対応先行型危機対応:高/未来適応:低
未来適応先行型危機対応:低/未来適応:高
基盤構築型危機対応:低/未来適応:低
この結果をもとに研修を相談する 研修プログラムを見る
TOOLS

研修とあわせて使える、公開中の心理尺度テスト

研修の前後測定や、参加者の自己理解に活用できます(個人利用は無料で公開しています)。

PROGRAM

研修プログラム(3階層)

「気づく」→「対話で予防する」→「組織として強くなる」の順に設計しています。単発でも、体系としても導入できます。

BASIC

リスクに気づく管理職

対象:管理職・チームリーダー・新任マネジャー
時間:90分/半日/1日

  • 危機管理とリスクマネジメントの基礎
  • 心理学から見たリスク(正常性バイアス・確証バイアス・同調)
  • 変化に気づく観察と傾聴
  • リスクを発見する問いの実践
  • 相談対応とつなぐ技術
  • 事例検討(自組織のケース)
ADVANCED

対話でリスクを予防する管理職

対象:中間管理職・人事・安全衛生・危機管理担当
時間:1日/2日/シリーズ(隔週など)

  • C-LEADの考え方に基づく意思決定演習
  • プレモーテムとシナリオ・プランニング
  • 1on1・フィードバック・コンフリクト対応
  • 心理的安全性とハラスメント予防
  • 動機づけ面接・解決志向アプローチの応用
  • 危機後の振り返り(学習レビュー)設計
ORGANIZATIONAL

組織としてリスクに強くなる

対象:経営層・人事責任者・BCP/危機管理部門
時間:シリーズ研修+伴走(3〜12か月)

  • リスク文化と情報が上がる組織設計
  • PRISMに基づく未来適応力の育成
  • 危機時の指揮・権限・情報経路の設計
  • リスクマップと組織診断の運用
  • 管理職ネットワークと相互コンサルテーション
  • 研修前後の測定と改善サイクル
ホワイトボードを使って研修を行うアジア系の男性
Photo: Mikhail Nilov / Pexels
研修でホワイトボードに書くアジア系の女性
Photo: Karola G / Pexels
机を囲んで話し合うアジア系のビジネスパーソン
Photo: Felicity Tai / Pexels

実施形式

オンライン研修

Zoom等でのライブ研修。全国・多拠点の管理職を同時に集めやすく、ブレイクアウトでの演習も可能です。

対面・出張研修

会場へ講師が出向く形式。実地の危機対応訓練や、部門横断のワークショップと相性がよい形式です。

ハイブリッド

本社は対面、拠点はオンライン。同じ事例を全社で共有したい場合に適しています。

伴走・コンサルテーション

研修後の実践期間に、管理職向けのグループコーチングや個別相談を組み合わせます。

※ 開催日程・料金は、対象者・人数・時間・形式により個別に設計します。詳細はお問い合わせください。実施分野:企業(製造・IT・サービス・金融ほか)、医療・福祉、教育、自治体・公共団体。

FOR WHOM

対象者と、扱うテーマ

経営者・役員

組織リスクと経営判断、人的資本経営、リスク文化の設計。危機時に情報が上がる構造をつくる。

人事・人材開発

管理職育成、離職予防、メンタルヘルスとハラスメント対策、1on1の質の向上。

管理職・マネジャー

部下の変化への気づき、傾聴とフィードバック、問題の早期発見、相談対応とつなぐ判断。

チームリーダー

チーム内のコミュニケーション、心理的安全性、コンフリクト対応、ミスの共有。

BCP・危機管理・安全衛生担当

マニュアルの実効性、訓練設計、危機時の意思決定と情報共有、危機後の回復支援。

自治体・公共・医療・教育機関

災害対応、住民・患者・児童生徒への影響評価、多機関連携、支援者自身のケア。

CASE STUDY

ケーススタディ:兆候はどこにあったのか

研修では、以下のような典型ケースを題材に「どの段階で、何を問えたか」を検討します。事前ヒアリングにもとづき、自組織で起こりうるケースの教材化も可能です(個人が特定されない形に加工します)。

ケース1:優秀な社員が突然退職した

兆候:3か月前から会議での発言が減り、提出物の質が落ちていた。1on1では「大丈夫です」が続いていた。

見落とし:「大丈夫」を確認で終わらせ、行動の変化を扱わなかった。

コーチング的アプローチ:「以前と比べて変わったこと」を具体的に取り上げ、事実→解釈→要望の順に対話する。5領域の「人」と「関係」を同時に点検する。

ケース2:本人は冗談のつもりだった

兆候:特定のメンバーへの発言が繰り返され、周囲は笑って流していた。

見落とし:意図(冗談)で評価し、受け手への影響を評価しなかった。

コーチング的アプローチ:「その言葉は相手にどう届いたか」を問い、影響評価の視点を導入。傍観者が声を上げられる規範づくりへ。

ケース3:会議で発言しなくなった部下

兆候:発言量の減少、遅刻の増加、体調不良の申し出。

見落とし:評価の話と受け取られることを恐れ、声をかけられなかった。

コーチング的アプローチ:評価から切り離した声かけと、専門職・相談窓口へのつなぎ方を訓練する。コーチングは診断・治療ではないという線引きを明確にする。

ケース4:重大事故の前に小さなミスが増えていた

兆候:ヒヤリハットの報告数が減少していた(=起きていないのではなく、上がっていない)。

見落とし:報告が「責任追及」につながる空気があった。

コーチング的アプローチ:報告を歓迎する応答の型を管理職が学ぶ。報告→感謝→事実確認→改善の順序を徹底する。

ケース5:会議は全会一致、あとから不満が出る

兆候:議論が短く、反対意見が出ない。決定後に別ルートで不満が流れる。

見落とし:沈黙を合意と解釈した。

コーチング的アプローチ:反対意見を意図的に引き出す設計(悪魔の代弁者、プレモーテム、匿名の事前意見収集)を会議に組み込む。

ケース6:災害・システム停止で初動が遅れた

兆候:情報が錯綜し、誰が何を決めるのかが曖昧なまま時間が過ぎた。

見落とし:完全な情報を待ってしまった。

コーチング的アプローチ:C-LEADの考え方に沿って「不完全情報下で決める」訓練を行い、事前に決定権限と情報経路を決めておく。

EVALUATION

研修効果を、どのように測定するか

「コミュニケーション能力が向上します」では、導入の判断材料になりません。本研修では、研修→行動→組織指標というロジックモデルに沿って測定を設計します。

会議でメモを取るアジア系の女性
Photo: Karola G / Pexels

ロジックモデル

① 研修知識・スキルの獲得(危機対応の9つの力、5領域、6ステップ)
② 気づきリスクの兆候を察知し、言語化できる
③ 対話・相談・共有1on1・会議・報告で、懸念が上がる
④ 早期対応兆候把握から着手までの時間が短くなる
⑤ 組織指標心理的安全性・離職・事故・生産性・ウェルビーイング
解釈の注意。 導入直後は、ヒヤリハットや相談の件数が増えることがあります。これは悪化ではなく、これまで表に出ていなかった事象が可視化されたサインとして解釈します。

測定する指標の例

指標測り方
リスクへの気づき兆候チェックリストの自己評価/事例演習での指摘数
相談しやすさ部下側サーベイ(「相談できる」と回答した割合)
傾聴・フィードバックの自己効力感研修前後の自己効力感尺度
危機時の意思決定への自信C-LEADの考え方に基づく自己効力感の測定(研究ツールとしての利用が前提)
心理的安全性チーム単位の測定(例:心理的安全性テスト)
未来適応力PRISMの5要素に沿ったセルフチェック
リスク共有行動ヒヤリハット・相談・エスカレーションの件数(増加=健全化のサイン)
早期対応兆候把握から対応着手までの日数
COMPARISON

他の研修との違いと、組み合わせ方

本研修は既存研修の代替ではありません。それぞれの研修が届きにくい「気づき」「言い出せなさ」「決められなさ」を補完します。

研修主目的中心となる内容届きにくい領域
リスクマネジメント研修制度・手順としてのリスク管理ルール・マニュアル・チェック「気づき」と「言い出せる関係」は扱いにくい
コンプライアンス研修法令・規則の理解知識の付与知っていても言い出せない構造は変わらない
ハラスメント防止研修該当行為の抑止定義・判例・NG行動グレーゾーンの対話までは踏み込みにくい
メンタルヘルス研修(ラインケア)不調の予防と早期対応セルフケア・ラインケア・相談業務・倫理リスクとは接続されにくい
コーチング研修人材育成目標達成・成長支援リスク・危機の文脈では設計されていない
1on1研修対話の習慣化面談スキル何を聴けばリスクに気づけるかは別問題
BCP・防災訓練事業継続と初動手順の反復人の心理・判断のクセは扱われにくい
リスクマネジメントコーチング気づく・対話する・決める力の育成観察→問い→対話→意思決定→振り返り既存施策を「人と対話」の側面から補完する横断型
EVIDENCE

科学的根拠

本研修の設計は、以下の研究知見にもとづいています。効果を断定するものではなく、設計の根拠として提示します。

危機のリーダーシップは「情報査定」と「意思決定」が核

Hadley, Pittinsky, Sommer, & Zhu(2011, The Leadership Quarterly)は、公衆衛生・安全の危機で求められる中核行動を情報査定と意思決定に定め、C-LEAD尺度(9項目)を開発しました。曖昧性・高い利害・切迫性が判断力を圧迫するという前提に立っています。

手順を知っていることと、危機で決められることは別

C-LEADの研究briefingでは、CDC職員85名の危機シミュレーションにおいて、C-LEADの得点が危機下の意思決定のしやすさと関連した一方、一般的なリーダーシップ自己効力感尺度は関連を示さなかったと報告されています。対応手順の習熟だけでは、危機時の情報査定・意思決定を十分に予測できない可能性が示唆されています。

危機で「リードしようとするか」も予測する

管理職300名を対象とした研究では、C-LEADが危機時にリーダー役を引き受ける動機づけ・実際の立候補・シミュレーションでの判断の正確さと関連したと報告されています。

C-LEAD日本語版(C-LEAD-J)の開発

徳吉陽河(2015)は、20歳以上の社会人487名(男性340名・女性147名/平均35歳)を対象にC-LEAD-Jを検討し、1因子構造、α=.93、ω=.93、確認的因子分析でCFI=.955・TLI=.940・RMSEA=.098と報告しています。

C-LEAD-Jの妥当性

同研究では、C-LEAD-Jはリーダーシップ自己効力感(Paglis & Green, 2002)、およびビッグファイブの勤勉性・外向性・開放性と正の相関、神経症傾向と負の相関を示しました。

パーソナリティとリーダーシップ

Judge, Bono, Ilies, & Gerhardt(2002, Journal of Applied Psychology)は73サンプル・222の相関をメタ分析し、神経症傾向 −.24、外向性 .31、開放性 .24、協調性 .08、勤勉性 .28、5因子全体の重相関 .48を報告しています。ただし特性だけで危機対応が決まるわけではありません。

変革型リーダーシップと特性

Bono & Judge(2004, Journal of Applied Psychology)は26研究・384の相関をメタ分析し、外向性が変革型リーダーシップの最も一貫した相関を示す一方、関連は総じて弱く、非特性的要因や訓練の重要性を指摘しています。

C-LEADの使い方に関する研究者の推奨

C-LEADの研究briefingは、現段階では主に研究ツールとしての利用を推奨し、研修モジュールの開発・評価や、将来的なプログラム評価・個人評価への発展可能性を述べています。本研修でも、合否判定や人事評価の道具としては用いません。

確信度の表示。 高:C-LEAD/C-LEAD-Jの研究知見、パーソナリティとリーダーシップのメタ分析、コーチングと医療・心理療法の区別。中:5領域モデル、RISK-COACHING 6 STEP、2軸セルフチェックは、研究知見をもとにした本研修独自の実務モデルであり、妥当化された尺度・理論ではありません。
FAQ

よくある質問(25問)

リスクマネジメントコーチングとは何ですか?
ルールやマニュアルの整備を目的とする従来型のリスクマネジメント研修に対し、観察・問い・対話・振り返りを通じて「リスクの兆候に気づき、共有し、判断できる人」を育てる研修です。コーチング心理学の技法を、人・関係・組織・業務・倫理の5領域のリスクに応用します。
通常のリスクマネジメント研修と何が違いますか?
従来型は主に制度・手順・チェックリストを扱います。本研修は、その手順が機能するための前提——兆候に気づけるか、言い出せるか、情報が上がるか、決められるか——という人と対話の側面を扱います。既存施策の代替ではなく、補完として設計しています。
コーチングで本当に企業リスクを減らせますか?
「コーチングをすればリスクが減る」と断定はできません。本研修が目指すのは、兆候の把握から対応着手までの時間短縮、相談・報告行動の増加、意思決定への自信の向上といった中間指標の改善です。これらを測定しながら、既存のリスク管理体制と接続していく設計をとります。
C-LEADとは何ですか?
危機下で情報を査定し意思決定を行う自己効力感を測る尺度(Crisis Leader Efficacy in Assessing and Deciding)です。Hadley, Pittinsky, Sommer, & Zhu(2011)によって開発され、9項目・1因子・7件法で構成されています。
C-LEAD-Jとは何ですか?
C-LEADの日本語版です。徳吉陽河(2015)が翻訳・作成し、社会人487名を対象に因子構造・信頼性・項目反応理論による検討を行いました。1因子構造でα=.93、ω=.93と報告されています。
講師の徳吉陽河はC-LEADとどう関わっていますか?
本協会の主な講師である徳吉陽河が、C-LEADの日本語版(C-LEAD-J)の開発研究に取り組み、学会発表を行っています。研修では、その研究知見を踏まえて危機時の情報査定・意思決定を扱います。
PRISMモデルとは何ですか?
マーティン・セリグマンとガブリエラ・ローゼン・ケラーマンによる『Tomorrowmind(邦訳:これからの生き方)』で示された、変化の時代に必要な心理的資源の枠組みです。Prospection(未来展望)、Resilience(レジリエンス・認知的敏捷性)、Innovation(創造性)、Social Connection(つながり・迅速な信頼形成)、Mattering(有意義性)の5要素で構成されます。
C-LEADとPRISMはどう組み合わせるのですか?
C-LEADは危機の「最中」に必要な情報査定と意思決定、PRISMは危機の「前後」を支える未来展望・回復・創造・つながり・意味を扱います。研修では、危機の前/発生/対応/後/次への適応という5フェーズに沿って両者を配置します。
研修でC-LEAD-JやPRISMの尺度を使って個人を評価しますか?
いいえ。C-LEADの研究briefingは現段階で主に研究ツールとしての利用を推奨しており、本研修でも人事評価・選抜・合否判定には用いません。自己理解と研修設計、学習の振り返りのために用います。
管理職研修として導入できますか?
はい。管理職・チームリーダー向けのBASIC、中間管理職や人事・危機管理担当向けのADVANCEDを用意しています。既存の管理職研修体系の一部として組み込む形でも実施できます。
1on1と組み合わせられますか?
はい。1on1を「進捗確認の場」から「兆候に気づく場」に変えることは、本研修の中心テーマの一つです。リスクを発見する問いのレパートリーと、相談を受けたあとの対応・つなぎ方をあわせて扱います。
メンタルヘルス研修と何が違いますか?
メンタルヘルス研修は主に不調の予防・早期対応を扱います。本研修は、そこに業務リスク・倫理リスク・組織の情報流通までを横断させます。なお、コーチングは診断や治療ではないため、不調が疑われる場合は産業医・専門職・相談窓口へつなぐ判断を明確に扱います。
心理的安全性とリスクマネジメントはどう関係しますか?
心理的安全性が低い組織では、ミス・懸念・反対意見が上に届きません。つまり、リスクの検知機能そのものが弱くなります。本研修では、心理的安全性を「居心地のよさ」ではなく「悪い知らせが届く仕組み」として扱います。
ハラスメント防止に活用できますか?
はい。特に、明確な違反に至る前のグレーゾーンを、意図ではなく影響から扱う対話の技術を訓練します。既存のハラスメント防止研修(法令・定義の理解)と併用することを推奨します。
コンプライアンス研修と併用できますか?
はい。コンプライアンス研修が扱う「何が違反か」の知識に対し、本研修は「気づいたときに言えるか」「相談できるか」という行動面を補完します。
BCPや防災訓練とはどう組み合わせますか?
訓練シナリオに、情報が不完全な状況での意思決定、部門間の情報共有、対応後の振り返りといった心理的な要素を組み込みます。自治体・医療・教育機関向けには、災害フェーズ(発災前・発災直後・復旧復興期)に沿った構成も可能です。
オンラインでも実施できますか?
はい。オンライン、対面・出張、ハイブリッドのいずれにも対応しています。演習はブレイクアウトルームでのグループワークとして設計します。
何名から実施できますか?
少人数のマネジメント層向けから、100名規模の講義形式まで対応可能です。対話演習の比率は人数に応じて設計します。詳細はお問い合わせください。
研修時間はどのくらいですか?
90分の講義型から、半日・1日、複数回のシリーズ研修、伴走型のプログラムまで設計可能です。行動変容を目的とする場合は、間隔をあけた複数回の実施を推奨します。
研修効果は測定できますか?
はい。リスクへの気づき、相談しやすさ、傾聴・フィードバックの自己効力感、心理的安全性、リスク共有行動などを研修前後で測定し、ロジックモデルに沿って報告します。
自社の事例を使えますか?
はい。事前ヒアリングをもとに、自組織で実際に起こりうるケースを教材化します。個人が特定されない形に加工したうえで用います。
産業医や社内相談窓口との関係はどうなりますか?
コーチングは診断・治療ではありません。本研修では、管理職が抱え込まず、産業医・カウンセラー・相談窓口・人事へ適切につなぐ判断基準を扱います。既存の相談体制を前提に設計します。
守秘義務や倫理はどう扱いますか?
コーチングの国際的な倫理規程で重視される守秘、明確な合意、システムや文脈への配慮を踏まえ、研修内で扱う事例・情報の取り扱いルールを事前に合意したうえで実施します。
AIを使ったリスクの早期発見はできますか?
「AIによる問い」で自己点検や認知バイアスのチェック、対話のシミュレーションを行う設計は可能です。ただし、AIが個人のメンタルヘルスを診断したり、ハラスメントの有無を自動判定したりする使い方は行わず、気づき・対話・相談先への接続を支援する位置づけに限定します。
費用と申込みはどうすればよいですか?
対象者・人数・時間・実施形式によって設計が変わるため、個別にお見積りします。お問い合わせフォーム、またはメール(info@coaching-psych.com)よりご連絡ください。

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