エンゲージメントを高める組織的マタリング尺度(重要感) 組織からの承認と貢献感を感じるかを診断
組織における重要感尺度
(OMS)診断
このテストは、「成長・発展・学び」をコンセプトにした、心理学およびデータ解析に基づく心理尺度です。すべての回答に対してポジティブなフィードバックを提供し、組織での活気(エンゲージメント)を高めるヒントを提案します。
マタリング(重要感)とは、組織において「自分は価値ある存在であり、貢献できている」という実感です。この感覚が高いほど、仕事に対する活力・熱意・没頭といったワーク・エンゲージメントが深まり、持続可能なパフォーマンスへと繋がります。
現在のあなたの状態に最も当てはまる番号を選択してください。
診断結果:エンゲージメント・レポート
【人間中心の視点と成長】
本レポートは、AIの判定や数値の優劣よりも「あなたの働く意欲」と「未来の可能性」を尊重します。組織の中でのマタリング感覚は、熱意を持って仕事に取り組むための重要なエネルギー源です。結果を、明日からの仕事が少しでも「自分にとって意味のあるもの」になり、主体的に仕事を描き直す(ジョブ・クラフティング)ためのポジティブな指針としてご活用ください。
OMS:仕事の重要感スコア
マタリング総計(活力の源泉)
| 因子 | 得点 | 判定 |
|---|
項目別バランス(レーダーチャート)
マタリング・マトリクス(承認 × 達成)
解説:マタリングとエンゲージメント
マタリング(Mattering)とは、自分が周囲や組織にとって意味のある、重要な存在であると感じられることです。変化が激しく先行きが不透明な現代のビジネス環境において、組織への単なる「所属感」だけではモチベーションを維持することは困難です。「ここにいていいんだ」という安心感に加え、「自分の仕事が確かに役立っている」という手応えが不可欠となります。
マタリングは、他者からの評価である「承認・認識(Recognition)」と、自らの貢献である「達成感(Achievement)」の2つの要素から成り立ちます。
近年の心理学や組織論の研究データにおいて、このマタリングの感覚が高い人は、仕事に対して強い活力を持ち(Vigor)、熱意に溢れ(Dedication)、没頭する(Absorption)といった「ワーク・エンゲージメント」が非常に高いことが実証されています。さらに、マタリングは「誠実性(責任感)」や「外向性」「開放性(新しいことへの探求心)」といったポジティブな性格特性を活かすトリガーとなり、「人生の満足感」や「幸福感」とも強い正の相関を示します。逆に、神経症傾向(不安やストレス)を緩和する効果も確認されています。
自分が組織にとって重要であると感じられることで、人は自律的に考え行動し、困難な状況に直面しても前向きに乗り越えるレジリエンス(精神的回復力)を自然と発揮することができるのです。
総合的な分析結果
各因子の詳細とエンゲージメント向上策
留意点:このテスト結果は自己理解を深め、エンゲージメントを高めるための一つのツールです。結果は参考として活用し、日々の行動を振り返る指針としてください。
引用・参考文献:
・Reece, A., Yaden, D., Kellerman, G., et al. (2021). Mattering is an indicator of organizational health and employee success. The Journal of Positive Psychology, 16(2), 228-248.
・Schaufeli, W. B., Shimazu, A., Hakanen, J., et al. (2019). An ultra-short measure for work engagement: The UWES-3 validation across five countries. European Journal of Psychological Assessment, 35, 577-591.
・Gosling, S. D., Rentfrow, P. J., & Swann, W. B., Jr. (2003). A very brief measure of the Big-Five personality domains. Journal of Research in Personality, 37, 504-528.
・徳吉陽河(2024). 科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 総合法令出版
・徳吉陽河(2023). ポジティブ大全 総合法令出版
・コーチング心理学ガイドブック 北大路書房
・一般社団法人コーチング心理学協会資料
投稿者プロフィール

- 徳吉陽河(とくよしようが)は、コーチング心理学研究会・コーチング心理学協会の創設者の一人であり、日本・世界のおけるコーチング心理学のパイオニア。コーチング心理士、公認心理師・キャリアコンサルタント、認定心理士(心理調査)、ポジティブ心理療法士、として教育・医療・福祉・産業分野で活動する専門家。東北大学大学院博士後期課程で研究し、国際コーチング心理学会、国際ポジティブ心理学会など、世界で学び、研究を発表。教育プログラム、心理尺度開発なども専門としている。著書に『ポジティブ大全』『科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 結果を出す人はどんな質問をしているのか?』『ナラティヴ・セラピー BOOK』、『コーチング心理学ガイドブック』『コーチング心理学ハンドブック』などの翻訳書などがあり、科学的なエビデンスと物語(ナラティブ)に基づくコーチングとウェルビーイング教育を推進している。累計4000名のコーチ、カウンセリング実績」(ワークショップを含む)、「累計6000回以上のセミナー実績」以上の実績がある。国土交通省 航空保安大学講師、元東北文化学園大学講師、元仙台医療センター看護学校講師、元若者サポートセンター講師など。教育機関、海外・国外の法人企業などで講師を担当実績がある。学校法人・企業法人・医療法人(リハビリ)など、主に管理職に関わる講師を数多く担当。座右の銘は、「我以外皆我師」、失敗・挫折もたくさんしており、「万事塞翁が馬」大切にしている。「自己肯定感が低いからこそ成長できる」ことを大切にしている。
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