Tomorrowmind日本語版「これからの生き方」未来適応力のための PRISM Skills Scale 診断テスト(心理テスト) コーチング心理学に基づく解説編
未来適応力のための PRISM Skills Scale 診断
Tomorrowmind日本語版『これからの生き方』に基づく解説PRISMの5つの力/診断の使い方/結果の読み方/AIとの対話で深める方法/具体例
「知っている」だけでなく「できる」に。診断結果を「決めつけ」ではなく対話の入口として使い、未来に向けた強みと伸びしろを一緒に見つけるフィードバックが実際にできる人を育てています。
土台にあるのは人間性のスキル。結果の高い・低いより、その人がどう受け止めたかに耳を傾ける。尊厳と心理的安全性を大切にする姿勢が、結果を成長のヒントに変えます。
- PRISMの5つの力
- 結果の活かし方
- 具体例3つ
- 今日からできること
- 講座で実践
ひとことで言うと
- PRISM Skills Scaleとは、変化の激しい時代に未来を見すえて適応し、行動していくための「未来志向の心理的資源」を測る心理テスト(心理尺度)です。
- PRISMは未来予測(Prospection)・レジリエンス(Resilience)・イノベーション(Innovation)・社会的つながり(Social Connection)・重要感(Mattering)の5つの力の頭文字です。
- 書籍『Tomorrowmind』(日本語版『これからの生き方』)の考え方にもとづき、日本の成人を対象にした調査をもとに開発されました。5つの力は生まれつきではなく、あとから育てられるスキルです。
- 結果は優劣ではなく自己理解のための「一つの鏡」。高い力は強みとして、低い力は伸びしろとして、対話や日々の行動の振り返りに活かします。
- 一般社団法人コーチング心理学協会の講座は民間資格ですが、新しい研究や時代のニーズを先取りして独自に研究・実践しています。キャリアコンサルタントや公認心理師などの国家資格と組み合わせると相乗効果(シナジー)が生まれます。
監修:一般社団法人コーチング心理学協会|最終更新日:2026年10月7日
60秒でわかる PRISM Skills Scale 診断(未来適応力)
| 一言で | 未来に向けて適応し、行動していくための5つの心の力(PRISM)を見える化する診断 |
|---|---|
| 特徴 | すべての結果に前向きなフィードバック。総合スコアと5つの力のバランスがわかり、CSV・PDF保存やAIとの対話用コピーもできる |
| 方法・ステップ | 質問に5段階で答える → 総合スコアとバランスを見る → 強みと伸びしろを読む → 対話や行動計画に活かす |
| 向いている人・場面 | 変化の多い職場で働く人、キャリアの転機にいる人、1on1や研修で未来志向の対話をしたい管理職・コーチ・人事 |
| 注意点 | 医学的な診断ではない。結果で人を決めつけない。AIに結果を入力するときは個人が特定できる情報を入れない |
PRISMの5つの力
どれも練習や関わり方で育てられる「スキル」です。
将来を見通し、いくつもの可能性を思い描いて、前向きに準備する力。
困難や変化に出会っても、しなやかに立ち直り、学びに変える力。
新しいアイデアを生み出し、問題を創造的に解決する力。
周りの人と信頼を築き、助け合いながら進む力。
自分の存在や役割が、誰かや何かにとって意味があると感じる力。
*点数の優劣をつけるものではありません。今の自分のスタイルを知る手がかりとして使います。
具体例でわかる PRISM Skills Scale 診断(未来適応力)
「状況 → 関わり → 変化」の流れで、身近な場面に置きかえてみましょう。
職場の1on1の場面
- 状況
- 部署の変化が続き、先の見通しが持てずに疲れている中堅社員
- 関わり
- 上司が、診断で高かった「社会的つながり」を強みとして伝え、「誰と一緒なら次の変化に向き合えそう?」と問いかける
- 変化
- 中堅社員が頼れる同僚を思い出し、相談しながら新しい業務に取り組めるようになる
キャリア支援の場面
- 状況
- 転職を考えているが、どの方向に進めばよいか迷っている相談者
- 関わり
- 支援者が、伸びしろとして出た「未来予測」をきっかけに、3つの異なる未来の姿を一緒に描いてみる
- 変化
- 相談者が、選択肢を比べながら、まず情報を集める一歩を自分で決められる
研修・チームの場面
- 状況
- 新しい取り組みに慎重で、アイデアが出にくいチーム
- 関わり
- ファシリテーターが、メンバーそれぞれのPRISMの強みを共有し、「重要感」が高い人の視点も生かして話し合う
- 変化
- メンバーが互いの強みを知り、役割を分け合いながら新しい案を出せるようになる
会話の例
相談者イノベーションの点数が低くて、ちょっとがっかりしました。
コーチそう感じたのですね。この結果は優劣ではなく「伸びしろ」の目印です。逆に、高かったのはどの力でしたか?
相談者社会的つながりです。人と話すのは好きなので。
コーチその強みを使って、誰かとアイデアを出し合うところから始めてみるのはどうでしょう?
今日からできる3つのステップ
- 診断に答えて「いちばん高い力」を確認するまずは強みから見ます。その力が役に立った最近の場面を1つ思い出します。
- 「伸びしろ」の力を1つ選ぶ低めだった力を「これから育てたい力」として1つ選び、責めずに受け止めます。
- 強みを使って伸びしろを育てる一歩を決めるたとえば「つながり」を使って「イノベーション」を育てるように、組み合わせて小さな行動を決めます。
研究からわかっていること(やさしく言うと)
数字ではなく、効果の大きさの目安を小中高の3段階で示します。
| 取り組み・テーマ | 期待できること | 効果の目安 |
|---|---|---|
| レジリエンスを育てるプログラム | ストレスへの対処、心の健康 | 小〜中 |
| 未来を前向きに思い描くワーク | 前向きな気持ち、目標への意欲 | 小〜中 |
| 職場でのつながりや重要感を高める関わり | ワーク・エンゲージメント(働きがい)、ウェルビーイング | 小〜中 |
| 創造性を育てるトレーニング | アイデアを出す力、問題解決 | 中 |
*研究によって結果に幅があり、人や状況によって変わります。効果を約束するものではありません。
教訓と現場での活かし方
レジリエンスや未来志向、創造性を育てる取り組みには、小〜中程度のよい変化が見られることが多いと報告されています。また、PRISMの力はレジリエンスや働きがいとの関わりも確認されています。教訓は、未来への適応力は性格で決まるものではなく、5つの力を組み合わせて育てていけるということ。現場では、診断結果をそのまま評価に使うのではなく、本人が「当たっている・違う」と感じた点を対話で確かめながら、強みを足がかりにした小さな行動につなげましょう。テストは医学的な診断ではないため、心の不調が強いときは専門家と連携します。
未来適応力のための PRISM Skills Scale 診断
激動の時代をしなやかに生き抜き、未来を創造する心理的資源を可視化します。
このテストについて
【基本方針】このテストは、「成長・発展・学び」をコンセプトにした、心理学およびデータ解析に基づく心理尺度です。ポジティブ心理学・コーチング心理学・心理的安全性の知見を踏まえ、すべての回答に対してポジティブなフィードバックを提供します。
この診断は、不確実で変化の激しい現代(VUCA時代・ホワイトウォーター社会)において、私たちがどのように未来を見据え、困難に適応し、価値ある行動を選択していくかを示す「未来志向の心理的資源」を測定するものです。点数の優劣をつけるものではありません。ご自身の現在のスタイルを知る手がかりとしてご活用ください。
以下の各項目について、ご自身の状態に最も当てはまる番号を選択してください。
未来適応力 PRISM 診断結果
大切なお知らせ:あなたを中心に据えて
この結果において最も重要なのは、データやAIではなく、あなたという人間(当事者)の尊厳と心理的安全性です。テスト結果はあなたを決めつけるものではなく、自己理解を深めるための「一つの鏡」に過ぎません。
最終的に意思決定を行い、未来に向けて行動していくのはあなた自身です。結果の良し悪しに囚われず、すべてを前向きな「学びと成長のヒント」として、リラックスしてご覧ください。
結果の保存と活用機能
結果テキストをAIに入力して対話を深めるためのコピー機能です。
01 PRISM 総合スコア (TOTAL)
※現在のあなたの未来適応力・未来志向の心理的資源の全体量を示します。
PRISM 因子別バランス
02 未来適応力「PRISMモデル」とは?
現代は、予測困難で変化の激しい「VUCA時代」や「ホワイトウォーター(激流)社会」と呼ばれています。これまでの正解が通用しなくなる中で、私たちの心身の健康(ウェルビーイング)を保ち、職場で活き活きと活躍(ワーク・エンゲージメント)するためには、過去の経験だけでなく「未来にどう適応していくか」という心理的資源が不可欠です。
本尺度に基づくPRISMモデル(Kellerman & Seligman提唱)は、以下の5つの要素から構成される、未来志向のポジティブな心理的枠組みです。
- Prospection (未来予測): 将来を見通し、可能性を前向きに捉える力
- Resilience (レジリエンス): 困難や変化からしなやかに立ち直る回復力
- Innovation (イノベーション): 新しいアイデアを生み出し、創造的に解決する力
- Social Connection (社会的連携): 周囲と信頼を築き、協力し合うつながりの力
- Mattering (重要感): 自分の存在や役割が価値あるものだと実感する力
これらのリソースは、持って生まれた才能ではなく、後天的に育むことができる「スキル」です。本診断は、あなたが現在どのリソースを多く持っているかを可視化し、それを強みとして活用したり、新たな可能性を開発するためのヒントを提供します。
学術研究データ情報(参考)
本尺度は日本の成人4,775名の調査データに基づき開発されました。確認的因子分析により良好な適合度(CFI = .986, TLI = .982, RMSEA = .044)が示され、高い信頼性(Cronbach's α = .84〜.86)が確認されています。また、レジリエンスやワーク・エンゲージメントと有意な正の関連があることが実証されています。
03 総合的な分析結果(パターン分析)
04 変革の旅:あなたの現在地(ストーリー・レポート)
05 因子別の詳細解説と成長のヒント
高い場合は強みとして、低い場合は新たな伸びしろとして捉えてみてください。いずれもポジティブな視点で解説しています。
このテスト結果は自己理解を深めるための一つのツールであり、すべてを決定づけるものではありません。結果は参考として活用し、他者との対話や日々の行動を振り返ることが大切です。また、このテストは心理学・統計学に基づくものであり、医学的な診断とは異なります。あくまでも行動の指針として参考にしてください。
引用・参考文献
- Kellerman, G. R., & Seligman, M. E. P. (2023). Tomorrowmind: Thriving at work with resilience, creativity, and connection now and in an uncertain future. Simon & Schuster.
- 徳吉陽河(2024). 科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 総合法令出版
- 徳吉陽河(2023). ポジティブ大全 総合法令出版
- 徳吉陽河 ほか(2024?). 未来適応力のための PRISM Skills Scale の開発
- コーチング心理学ガイドブック 北大路書房
- 一般社団法人コーチング心理学協会資料 / 一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会資料
【利用規定】この心理テストは、「個人の利用は無料」です。教育・研究(非営利)の場合は自由にご活用いただけます。ビジネス・商用の場合は、当協会の資格または関連する資格を取得いただくか、法人契約などが必要になりますので、必ずご連絡をお願い致します。
講座で学ぶメリット
知るだけでなく、実際に実践できる専門家を育てます。磨くのは、技法の前にある人間性のスキルです。
📊 心理テストを対話に活かせる
診断結果を決めつけずに読み解き、成長のヒントとして返すフィードバックを練習します。
🔭 未来志向の問いかけが身につく
PRISMの5つの力を育てる問いかけやワークを、ペアワークで実際に使いながら学べます。
🌏 国際的な知見を日本の現場へ
日本語版『これからの生き方』を監訳した協会が、国際的な研究の知見を日本の職場や暮らしに合わせて伝えます。
- 傾聴だけでなく、質問・提案・フィードバック・伝え方まで。ペアワークとロールプレイ中心の実践型で、通信講座ではありません。
- 国際的な機関・研究者と連携し『コーチング心理学ガイドブック』などを監修・監訳してきた知見をもとに、海外の手法をそのまま当てはめず、相手や状況に合わせるアダプティブな視点と、その人の物語を大切にするナラティヴな視点で学びます。
- アダム・グラントの「才能の科学」が示すように、才能は生まれつきだけで決まらず、関わり方と練習で伸びていきます。学びはチームのエンゲージメントづくりにもつながります。
- 落とさない・潰さない方針。再受講制度とフォローアップで、身につくまで学べます。出会いや学び合いといった、お金だけでは得られない価値も大切にしています。
- 民間資格として新しい研究を先取りし、国家資格(キャリアコンサルタント・公認心理師など)と組み合わせることで支援の幅が広がります。
「PRISMと未来適応力」を実践で学べる講座
開催日程・料金・お申し込み方法は、講座・イベント一覧(イベントサイト)や各講座のページで最新の情報をご確認ください。
参加の流れ
- 無料診断で自分に合う講座を知るおすすめ講座診断(無料)で、関心や目的に合う講座を確認します
- イベントサイトで日程を確認して申し込む開催日程・料金・申込方法は講座・イベント一覧と各講座のページが最新です
- 実践型の講座に参加するオンラインでも、ペアワーク・ロールプレイ中心で体験しながら学びます
- 職場や日常で試す診断で一番高かった力を使って、伸びしろの力を育てる小さな行動を1つ決め、1週間後に振り返ってみます
- 資格取得・学び直し再受講制度とフォローアップで、「できる」まで続けられます
法人・団体のみなさまへ
管理職研修・1on1研修・チームづくりなど、組織に合わせた研修も行っています。法人・団体研修/研修おすすめ診断(無料)
よくある質問
PRISM Skills Scaleとは何ですか?
PRISMとは何の略ですか?
Tomorrowmind(これからの生き方)とはどんな本ですか?
点数が低いと、よくないのですか?
結果はどう活かせばよいですか?
結果をAIに入力して使ってもよいですか?
研修や仕事で使ってもよいですか?
講座の日程はどこで確認できますか?
この分野を講座で学ぶと、何ができるようになりますか?
民間資格でも役に立ちますか?
5つの力で、これからの自分を育てる
心に聴く、心に響く、心に効く。「PRISMと未来適応力」を「知っている」から「できる」へ。
投稿者プロフィール

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専門監修:一般社団法人コーチング心理学協会
公式:https://www.coaching-psych.com/
イベント:https://www.coaching-psych.com/event/
対人支援のプロフェッショナルを育む、ウェルビーイング向上を目指す、エビデンス・ナラティヴなど科学的・学術的なアプローチベースの実践機関。
一般社団法人コーチング心理学協会とは、心理学を学術的な基盤に、エビデンス(科学)・ナラティヴ(物語)・アダプティブ(適応)を重視して、コーチングを専門的実践として普及・発展させる日本の専門機関です。『コーチング心理学ガイドブック』(北大路書房、2023年)の監訳に携わり、これまでに1万人以上が講座を受講しています。
【協会概要】
コーチングを単なるスキルやテクニックとしてではなく、心理学という学術的基盤、ナラティヴ(物語)に根差した専門的実践(Professional Practice)として捉え、その普及と発展を目指す専門機関。認知行動療法、解決志向アプローチ、ナラティヴ・セラピー、ポジティブ心理学といった信頼性の高い心理学理論をコーチングに応用し、質の高い対話を通じて人々の成長と問題解決を支援する専門家の育成に注力しています。これまで、1万人以上の方に受講頂いている実績がある。学校法人、企業法人など幅広い層に対してい研修会、ワークショップを実施している。
【ミッションとビジョン】
ミッション: コーチング心理学に基づくエビデンスベース(科学的根拠に基づく)のアプローチを社会に普及させ、対人支援の専門性を高めること。
ビジョン: 一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造する。
【主な活動内容】
資格認定講座の開催: 専門性と実践力を証明する独自の認定資格講座を体系的に提供。
専門ワークショップの実施: 特定のテーマ(ナラティヴ、認知行動など)を深く掘り下げる、実践的なワークショップを随時開催。
書籍の出版・監修: 『コーチング心理学ハンドブック』など、専門知識を社会に広めるための出版活動。
法人・団体向け研修: 企業や教育機関、医療・福祉施設など、各組織のニーズに合わせた専門的な対話力・コーチング研修を企画・提供。
■ 活動の方針
・「知っている」だけでなく、実際に「できる」専門家を育てます。
・技法の習得にとどまらず、聴く・問う・承認する・伝えるといった人間性のスキルを磨きます。
・参加型・対話型の講座で、自分の考えをアウトプットし、参加者同士で気づきを深めます。
・「落とさない・潰さない」を大切にし、再受講制度やフォローアップで、挫折しない/させない学びを支えます。
・すべての人に、コーチングやカウンセリングのマインドと技術を持ってもらうことを目指しています。
■ ビジョン
一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造すること。
■ 合言葉
心に聴く、心に響く、心に効く
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