フィードバックスキルコーチング入門ガイド

🌈 心に聴く、心に響く、心に効く ― 部下の成長を加速させる「伝え方」の技術
FEEDBACK SKILL COACHING|人材育成・1on1|一般社団法人コーチング心理学協会

フィードバックスキルコーチング入門ガイド
部下が育つ伝え方の5ステップフィードバックの種類・効果的な5ステップ・よくある失敗・1on1での使い方

「知っている」だけでなく「できる」に。部下や相手が前向きに受け取り、行動が変わるフィードバックができる人を育てています。

土台にあるのは人間性のスキル。評価する人ではなく、成長を一緒に喜ぶ人として関わる姿勢が、伝わるフィードバックの土台です。

  • 4つの種類
  • 5つのステップ
  • よくある失敗
  • 1on1の会話例
  • 講座で実践

ひとことで言うと

  • フィードバックスキルコーチングは、相手の行動について事実と影響を伝え、相手の考えを聞き、次の行動を一緒に決める関わり方です。
  • 種類にはポジティブ(よい点)・ギャップ(改善点)・360度・フィードフォワード(未来への提案)があり、組み合わせて使います。
  • 効果的な流れは①安心できる場 → ②事実 → ③影響 → ④相手の視点を聞く → ⑤次のアクションの5ステップです。
  • 大切なのは「何を言うか」より「どう伝え、どう受け取ってもらうか」。コーチングの質問と組み合わせると、部下が自分で考えて動くようになります。
  • 一般社団法人コーチング心理学協会の講座は民間資格ですが、新しい研究や時代のニーズを先取りして独自に研究・実践しています。キャリアコンサルタントや公認心理師などの国家資格と組み合わせると相乗効果(シナジー)が生まれます。

監修:一般社団法人コーチング心理学協会|最終更新日:2026年10月7日

QUICK GUIDE

60秒でわかる フィードバックスキル

一言で 事実と影響を伝え、相手の考えを聞き、次の行動を一緒に決める関わり
4つの種類 ポジティブ/ギャップ(改善)/360度/フィードフォワード
5つのステップ 場づくり → 事実 → 影響 → 相手の視点 → 次のアクション
よくある失敗 人格を否定する、抽象的、タイミングが遅い、一方的に話す
コーチングとの違い フィードバック=伝える/コーチング=引き出す。組み合わせが効果的
VISUAL

伝わるフィードバックの5ステップ

  1. 場をつくる「少し話せる?成長につながると思って」と目的を伝え、安心できる場に
  2. 事実を伝える「昨日の会議で、結論を最後に話していたね」
  3. 影響を伝える「聞いている人が、途中で要点を見失っていたように感じた」
  4. 相手の視点を聞く「あなたはどう感じた?」
  5. 次のアクションを決める「次はどうしてみたい?」と本人に選んでもらう
EXAMPLES

具体例でわかる フィードバックスキル

「状況 → 関わり → 変化」の流れで、身近な場面に置きかえてみましょう。

例1

1on1の場面

状況
報告書のミスが多い部下に「もっと注意して」と言っても改善しない
関わり
5ステップで、具体的なミスの箇所と影響を伝え、本人に原因と対策を考えてもらう
変化
本人がチェックリストを作り、ミスが減る
例2

チームの場面

状況
よい仕事をしても誰も気づかず、メンバーのやる気が下がっている
関わり
リーダーが週1回、具体的な行動と貢献を伝えるポジティブフィードバックを習慣にする
変化
承認が増え、メンバーが自分から工夫するようになる
例3

評価面談の場面

状況
評価面談がダメ出しの場になり、部下が身構えている
関わり
面談の後半をフィードフォワード(来期に試したいこと)の時間にする
変化
面談が前向きになり、部下が自分の目標を語るようになる

会話の例

上司少し話せる?今日のプレゼンのことで、成長につながると思って。

部下はい、お願いします。

上司データの見せ方はとてもわかりやすかった。一方で、結論が最後だったので、途中で要点を見失った人もいたように見えたよ。あなたはどう感じた?

部下時間が足りなくて焦っていました。次は最初に結論を言ってみます。

PRACTICE

今日からできる3つのステップ

  1. 「事実+影響」で伝える「いつも」ではなく、具体的な場面と、それによる影響を伝えます。
  2. 伝えたあとに「どう思う?」と聞く一方的に話さず、相手の考えを聞く時間をとります。
  3. よい点を週に1回伝える改善点だけでなく、具体的なよい行動も意識して伝えます。
EVIDENCE

研究からわかっていること(やさしく言うと)

数字ではなく、効果の大きさの目安を小中高の3段階で示します。

取り組み・テーマ 期待できること 効果の目安
フィードバック全体 パフォーマンスの向上(約3分の1の研究では逆効果も) 小〜中
課題や行動に焦点を当てたフィードバック 人格への言及より効果的 小〜中
マネジャーへのコーチング研修 コーチングスキル、部下との関係の改善 小〜中
職場でのコーチング 目標に向けた行動、パフォーマンス、ウェルビーイング 中

*研究によって結果に幅があり、人や状況によって変わります。効果を約束するものではありません。

教訓と現場での活かし方

有名な大規模な分析では、フィードバックは全体として役立つ一方、約3分の1のケースで逆に成果を下げていたことが報告されています。逆効果になりやすいのは、人格や自尊心に向けた言い方です。行動に焦点を当て、相手の考えを聞き、次の行動を一緒に決めることで、フィードバックは成長の力になります。

📘 詳しい解説(これまでの記事本文)ここから下は、これまで公開してきた解説本文です。表や質問例を、学びや対話の参考にしてください。

フィードバックスキルコーチング入門ガイド

〜 部下の成長を加速させる「伝え方」の技術 〜

フィードバック / コーチング / 人材育成

「フィードバックをしているのに、なぜか部下が成長しない……」そんな悩みを抱えているリーダーやマネージャーの方は多いのではないでしょうか。実は、フィードバックは「何を言うか」よりも「どう伝えるか」が成否を分ける鍵です。この記事では、フィードバックスキルコーチングの本質から実践的なテクニックまで、わかりやすく丁寧に解説します。

📋 この記事でわかること

  • フィードバックスキルコーチングとは何か
  • なぜフィードバックスキルが重要なのか
  • フィードバックの種類と使い分け
  • 効果的なフィードバックの5ステップ
  • よくある失敗パターンと改善策
  • コーチングとの組み合わせで生まれる相乗効果
  • すぐに使えるフィードバックフレームワーク
  • AI時代の新しいフィードバック活用法

 

1. フィードバックスキルコーチングとは?

「フィードバックスキルコーチング」とは、フィードバック(評価・改善提案)を効果的に行うためのスキルを、コーチングの手法を用いて習得・向上させるアプローチです。

単に「よかった・悪かった」を伝えるだけのフィードバックとは異なり、相手の内発的モチベーションを引き出し、自律的な成長を促すことを目的としています。

フィードバックスキルコーチングの核心は、「相手のために伝える」という姿勢です。評価者の視点ではなく、受け手の成長にフォーカスした対話を実現します。

フィードバックとコーチングの違い

比較項目 フィードバック コーチング
主な目的 行動・結果に対する評価・改善提案 気づきを促し、自律的成長を支援
方向性 評価者 → 受け手(一方向的になりがち) 双方向の対話
アプローチ 「こうすべき」を伝える 「どうしたいか?」を引き出す
効果が出やすい場面 具体的な行動改善が必要な時 長期的な成長・目標設定の時

両者を組み合わせることで、短期的な改善と長期的な成長の両方を実現できます。これが「フィードバックスキルコーチング」の強みです。

2. なぜ今、フィードバックスキルが重要なのか

テレワークの普及、世代間のコミュニケーションギャップ、多様な働き方の浸透など、現代の職場環境は急速に変化しています。こうした環境下では、従来の「上から指示する」スタイルのマネジメントでは通用しなくなってきました。

現代の職場が抱えるフィードバックの課題

  • 心理的安全性の低下:フィードバックを恐れる雰囲気が蔓延している
  • フィードバック不足:「言っても変わらない」と感じ、上司が諦めてしまう
  • 伝え方のミスマッチ:世代・バックグラウンドの違いで意図が伝わらない
  • テキストコミュニケーションの増加:ニュアンスが伝わりにくい環境
  • 1on1ミーティングの形骸化:形式だけで実質的な対話が生まれていない

 

Googleが実施した「プロジェクト・アリストテレス」では、高パフォーマンスチームに共通する最重要要因として「心理的安全性」が挙げられました。心理的安全性の高いチームをつくるために、フィードバックスキルは欠かせない要素です。

📊 データが語る現実:ある調査によると、適切なフィードバックを受けた従業員の生産性は、受けていない従業員と比べて約20〜25%高いというデータがあります。フィードバックスキルへの投資は、組織全体のパフォーマンス向上につながります。

3. フィードバックの種類と使い分け

フィードバックには大きく分けて「ポジティブフィードバック」と「ギャップフィードバック(改善を促すフィードバック)」の2種類があります。それぞれの特徴と使い分けを理解することが、フィードバックスキルの第一歩です。

① ポジティブフィードバック

良い行動・結果を認め、強化するためのフィードバックです。「褒める」とは似て非なるもので、具体的な行動に言及することがポイントです。

❌NG例:「今日もお疲れ様!よかったよ!」 ✅OK例:「今日のプレゼン、データの見せ方が非常に論理的で、クライアントの疑問に即座に答えられていたね。事前準備の成果が出ていたと思う。」

② ギャップフィードバック(改善フィードバック)

期待値と現状のギャップを伝え、成長を促すフィードバックです。批判や否定ではなく、「より良くなるための情報提供」という姿勢が重要です。

③ 360度フィードバック

上司・同僚・部下・顧客など、多角的な視点からフィードバックを収集する手法です。特定の一方向ではなく、多面的な評価が可能で、当事者の自己認識のズレを発見するのに効果的です。

④ フィードフォワード

過去の行動を評価するのではなく、「未来の行動」に焦点を当てたフィードバックの進化形です。「次回はこうすれば、さらによくなる」という提案型のアプローチで、受け手が前向きに受け取りやすいのが特徴です。

4. 効果的なフィードバックの5ステップ

優れたフィードバックには、決まった「型」があります。以下の5ステップを意識することで、誰でも即実践できる効果的なフィードバックが可能になります。

STEP 1:場(心理的安全性)をつくる

フィードバックの効果は、伝える「内容」よりも「場」が大きく左右します。まず、受け手が安心して話を聞ける環境を整えましょう。

  • プライベートな空間を選ぶ(オープンスペースでのフィードバックは避ける)
  • 「今、5分ほど話せますか?」と時間と場を設定する
  • 冒頭で「一緒に考えたいことがある」と対話の姿勢を示す

 

STEP 2:具体的な事実を伝える(Situation & Behavior)

「なんとなく」や「いつも」という曖昧な表現は避け、「いつ・どこで・何をしたか」を具体的に伝えます。

「先週月曜日のA社へのプレゼンで、質疑応答の際に数値の根拠を聞かれた場面で……」

STEP 3:影響を伝える(Impact)

その行動が周囲・チーム・プロジェクトにどのような影響を与えたかを伝えます。評価ではなく「影響」にフォーカスすることで、受け手が客観的に受け取りやすくなります。

STEP 4:相手の視点を聞く(Inquiry)

ここがコーチングとの融合ポイントです。一方的に評価するのではなく、「あなた自身はどう感じましたか?」と相手の内省を促します。

  • 「その場面、自分ではどう感じていましたか?」
  • 「どうすればよかったと思いますか?」
  • 「何がそうさせたと思いますか?」

 

STEP 5:次のアクションを共に考える(Action)

フィードバックは「過去の評価」で終わらせてはいけません。「では、次はどうしようか?」と未来のアクションを一緒に考えることで、フィードバックが成長のきっかけになります。

フィードバックの目的は「反省させること」ではなく「次の行動を変えること」です。このSTEP 5まで完了して初めて、フィードバックは完成します。

5. よくある失敗パターンと改善策

失敗パターン① サンドイッチ話法の乱用

「褒め → 批判 → 褒め」の構造は、受け手に「褒めた後に批判が来る」と学習させてしまい、褒め言葉が信頼されなくなります。

✅ 改善策:ポジティブフィードバックと改善フィードバックは「別の機会」に行うか、改善フィードバックをする際は冒頭に「今日は改善したい点について話したい」と明確に伝える。

失敗パターン② 人格への攻撃

「あなたは気が利かない」「いつも詰めが甘い」などの人格・性格へのフィードバックは、受け手の防衛反応を引き起こし、成長につながりません。

✅ 改善策:必ず「行動」と「その影響」にフォーカスする。「あなたは」ではなく「この行動は」を主語にする。

失敗パターン③ 一般化・抽象化した表現

「もっとちゃんとしてほしい」「プロ意識を持って」などの抽象的な表現は、受け手に何を変えればいいかが伝わりません。

✅ 改善策:「ちゃんとする」の中身を具体的に定義する。「報告のタイミングを早めて、問題発生から30分以内に連絡してほしい」のように、行動レベルで伝える。

失敗パターン④ フィードバックを「ためる」

問題が発生したその場でフィードバックせず、後になってまとめて伝えるのは逆効果です。行動と評価のタイムラグが大きくなるほど、フィードバックの効果は薄れます。

✅ 改善策:「ホットフィードバック」の習慣をつける。問題が起きたら48時間以内、理想は当日中にフィードバックを届ける。

6. コーチングとの組み合わせで生まれる相乗効果

フィードバックとコーチングを組み合わせると、「現状の認識」と「未来の方向性」を同時に扱うことができます。これが「フィードバックスキルコーチング」の真の価値です。

フィードバックスキルコーチングの会話モデル

フェーズ 問いかけ例 目的
現状確認(フィードバック) 「今回のプロジェクト、どんな手応えだった?」 自己認識の確認
ギャップ認識 「期待値と比べて、どの部分が課題だと思う?」 問題の言語化
内省促進(コーチング) 「どうして,そうなったと思う?」 根本原因の探索 ただし, 原因追求のなぜは禁止
可能性の探索 「もし次回やり直せるとしたら、何を変える?」 自律的解決策の創出
コミットメント 「では、来週までに何をやってみる?」 行動への移行

 

この会話モデルのポイントは、上司(コーチ)が「答えを与えない」ことです。質問を通じて相手自身が答えを導き出すことで、「自分で決めた」感覚が生まれ、行動への内発的動機付けが高まります。

7. すぐに使えるフィードバックフレームワーク

実際の現場で使える、代表的なフレームワークを紹介します。

① SBI(Situation-Behavior-Impact)モデル

  • S(Situation):いつ、どんな状況で
  • B(Behavior):何をした(行動)
  • I(Impact):どんな影響があったか

 

例:「昨日の朝会(S)で、チームの進捗を一人一人確認してフォローしてくれていたね(B)。おかげでAさんが抱えていた問題が早期に発見できて、納期に間に合わせることができたよ(I)。」

② GROW モデル(コーチング側)

  • G(Goal):何を目指したいか
  • R(Reality):現状はどうか
  • O(Options):どんな選択肢があるか
  • W(Will):何をするか

 

③ AID(Action-Impact-Desired outcome)モデル

SBIモデルに「望む結果」を加えた発展版。「こうしてほしい」という期待値を明確に伝える際に有効です。

④ フィードフォワード手法

マーシャル・ゴールドスミスが提唱する、過去の評価ではなく「未来の提案」に集中するアプローチ。相手の現状行動を評価せず、「もし◯◯するとしたら、どんなやり方が良いか?」という形で提案します。

8. AI時代のフィードバック活用

近年、AIを活用した組織学習・フィードバックシステムが急速に発展しています。

AIが変えるフィードバックの世界

  • AIによるフィードバック分析:1on1の内容をAIが分析し、フィードバックの傾向・課題を可視化
  • パーソナライズドフィードバック:AIが個人の特性・学習スタイルに合わせたフィードバック提案
  • リアルタイムフィードバック:会議中・プレゼン中に即時フィードバックを提供するツールの普及
  • 感情分析:テキストや音声から受け手の感情状態を分析し、最適なタイミングを提案

 

AIを活用したフィードバックコーチングの実践例

例えば、1on1ミーティングの会話をAIに記録・分析させることで、「質問の量と傾向」「フィードバックの具体性スコア」「コーチングとフィードバックの比率」などを定量的に把握できます。これにより、感覚的だったフィードバックスキルの向上を客観的に測定できるようになります。

AIを活用したフィードバックコーチングの実践例

相手の自律性を尊重しながら指示を伝えるためには、内容は明確・具体的に保ちつつ、形式を「依頼」や「提案」に変えることが効果的です。資料には、以下のような具体的な言い換え例や工夫が挙げられています。

1. 選択肢や代替案を示して相手に委ねる 相手の自主性を直接的に尊重する表現として、以下のように問いかけます。

「どちらが良さそう?」
「こうする案もあるよ」

2. 「命令」を「依頼」や「提案」に言い換える 「〜して」「〜しなさい」といった命令形を避けます。

依頼形:「〜してもらえますか?」「〜してくれる?」
提案形:「〜してみましょう」「〜してみてはどうですか」

3. 緩和語(クッション言葉)を足す 指示の前に「よければ」「可能なら」といった言葉を添えることで、支配的に聞こえにくくなります。

4. 圧迫感を減らす表現を使う 相手の行動が自分にとってどういう意味を持つかを伝えます。

「〜してくれると助かります」
「〜してもらえると嬉しいです」

5. 感謝や共感とセットにする 関係性を維持しながら行動を促すための工夫です。

「いつもありがとう。では〜してもらえる?」6. 「説明文」+「提案」の形をとる いきなり指示するのではなく、状況や目的を説明してから提案する方法です。ドイツの教習所の例が紹介されています。命令調:「右に曲がって!」

非命令調:「この先で右に曲がる練習をしましょう。次の角で右に右に曲がりましょう。」これらの言い換えを活用しつつ、危険回避など緊急度が高い場面でのみ短い命令文をポイントで使うと、メリハリがついてバランスが取りやすくなります。

9. よくある質問(FAQ)

Q1. フィードバックスキルコーチング講座とコーチング心理学基礎講座、どちらを先に学ぶべきですか?

コーチング心理学の基礎講座をおすすめ致します。コーチング心理学基礎講座は,フィードバックの前提となる内容となっています。

Q2. 部下がフィードバックに反発します。どうすればいいですか?

反発が起きる主な原因は、①信頼関係の不足、②フィードバックのタイミングが悪い、③人格否定と感じさせる表現、の3つです。まず「場」をつくることから始め、行動と影響にフォーカスしたフィードバックを心がけてください。反発は、フィードバックが「届いている」証拠でもあります。

Q3. オンライン・テキストでのフィードバックで注意すべき点は?

テキストでは感情・トーンが伝わりにくいため、①必ずポジティブな文脈から始める、②絵文字・改行を活用して読みやすくする、③重要なフィードバックはテキストではなくビデオ通話を選ぶ、の3点を守りましょう。

Q4. フィードバックスキルを組織全体に広げるには?

個人のスキルアップと並行して、「フィードバック文化」の醸成が必要です。具体的には、マネージャー層への研修実施、心理的安全性の向上施策、フィードバックが習慣化する仕組みづくり(1on1制度など)を組み合わせて取り組むことが効果的です。

まとめ:今日から始めるフィードバックスキルコーチング

フィードバックスキルコーチングは、一朝一夕で身につくものではありません。しかし、小さな一歩から始めることは誰にでもできます。

今日から実践できるアクションとして、まず一つ選んでみてください。

  • 今日、一人の部下に具体的なポジティブフィードバックを届ける
  • 次の1on1でGROWモデルの質問を一つ使ってみる
  • SBIモデルをメモ用紙に書いて、フィードバック前に確認する習慣をつける

 

フィードバックスキルコーチングは、あなた自身の成長にもなります。相手の成長を支援しようとする対話の中で、コミュニケーション力・観察力・共感力が磨かれていきます。「伝える技術」を磨くことは、「リーダーとして生きる技術」を磨くことでもあるのです。

ぜひ、今日から一歩踏み出してみてください。あなたのフィードバックが、誰かの成長の扉を開くかもしれません。

よくある質問(FAQ)

Q1.一般社団法人コーチング心理学協会では,「フィードバックスキル」について学べますか?

はい、コーチング心理学協会では,フィードバックスキルコーチングを実施しています。
各講座も工夫して,楽しめるようなツールやアプリなどを活用しています。ぜひ,体験してみていただければ幸甚です。

https://www.coaching-psych.com/event/

Q2. 一般社団法人コーチング心理学協会では,「フィードバックスキル」に関する団体研修・法人研修などを実施してますか?(新入社員・中途社員・管理職研修など)

はい,実施しております。もしご希望でしたら,お問い合わせまでご連絡をいただければ幸甚です。
各組織や会社によって異なりますので,内容に合わせて対応いたしますの。協働で研修なども可能です。
お問い合わせまでご連絡をいただければ幸甚です。

https://www.coaching-psych.com/contact/

 

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関連キーワード:フィードバックスキル | フィードバックコーチング | 部下育成 | 1on1ミーティング | マネジメントスキル | 心理的安全性 | SBIモデル | GROWモデル | フィードフォワード | 人材育成

コンテンツ一覧

MERITS

講座で学ぶメリット

知るだけでなく、実際に実践できる専門家を育てます。磨くのは、技法の前にある人間性のスキルです。

💬 5ステップを体で覚える

場づくりから次のアクションまで、ロールプレイで実際に練習します。

🔁 4種類を使い分ける

ポジティブ・ギャップ・フィードフォワードなどを場面に合わせて使えるようになります。

🌱 受け取る力も育てる

受け取る側の自己受容のトレーニングも含め、双方向で学びます。

🌏 国際性🔬 エビデンス🤝 信頼性
  • 傾聴だけでなく、質問・提案・フィードバック・伝え方まで。ペアワークとロールプレイ中心の実践型で、通信講座ではありません。
  • 相手や状況に合わせて関わり方を変えるアダプティブな視点と、その人の物語を大切にするナラティヴな視点を学びます。
  • アダム・グラントの「才能の科学」が示すように、才能は生まれつきだけで決まらず、関わり方と練習で伸びていきます。学びはチームのエンゲージメントづくりにもつながります。
  • 落とさない・潰さない方針。再受講制度とフォローアップで、身につくまで学べます。出会いや学び合いといった、お金だけでは得られない価値も大切にしています。
  • 民間資格として新しい研究を先取りし、国家資格(キャリアコンサルタント・公認心理師など)と組み合わせることで支援の幅が広がります。
COURSES

フィードバックスキルを実践で学べる講座

日程・料金・申込方法は、各講座の公式ページをご確認ください。

フィードバックスキルコーチ講座

フィードバックスキルコーチ講座

4種類のフィードバックを実践で学ぶ必修講座

コーチング心理学基礎講座

コーチング心理学基礎講座

質問・傾聴・フィードバックの土台を学ぶ

エンゲージメント・コーチング講座

エンゲージメント・コーチング講座

チームの熱意を育てる承認と関わり方

解決志向コーチング講座

解決志向コーチング講座

未来に目を向け、次の一歩を引き出す

HOW TO JOIN

参加の流れ

  1. 無料診断で自分に合う講座を知るおすすめ講座診断(無料)で、関心や目的に合う講座を確認します
  2. 講座ページで日程を確認して申し込む日程・料金・申込方法は各講座の公式ページが最新です
  3. 実践型の講座に参加するオンラインでも、ペアワーク・ロールプレイ中心で体験しながら学びます
  4. 職場や日常で試す次の1on1で、「事実+影響」を伝えたあと「どう思う?」と聞いてみます
  5. 資格取得・学び直し再受講制度とフォローアップで、「できる」まで続けられます

法人・団体のみなさまへ

管理職研修・1on1研修・チームづくりなど、組織に合わせた研修も行っています。法人・団体研修/研修おすすめ診断(無料)

FAQ

よくある質問

フィードバックスキルコーチングとは何ですか?
フィードバック(伝える)とコーチング(引き出す)を組み合わせ、相手が前向きに受け取り、自分で考えて行動できるよう支える関わり方です。
フィードバックの種類には何がありますか?
よい点を伝えるポジティブフィードバック、改善点を伝えるギャップフィードバック、周囲から多面的に伝える360度フィードバック、未来への提案を伝えるフィードフォワードなどがあります。
効果的に伝えるコツは?
安心できる場をつくり、具体的な事実と影響を伝え、相手の考えを聞き、次の行動を本人と一緒に決めることです。
フィードバックが逆効果になるのはどんなとき?
人格や能力そのものを評価する言い方、抽象的な指摘、タイミングが遅い、一方的に話す、などの場合に逆効果になりやすいとされます。
ほめるだけでもよいですか?
よい点を伝えることは大切ですが、成長には改善点や未来への提案も必要です。具体的なよい点と組み合わせて伝えるのがおすすめです。
オンラインでも使えますか?
はい。画面越しでは表情が伝わりにくいので、目的をはっきり伝え、相手の受け止めを言葉で確かめることがとくに大切です。
管理職研修として導入できますか?
はい。1on1研修や管理職研修に組み込めます。研修おすすめ診断(無料)で、組織に合う内容を確認できます。
どの講座で学べますか?
フィードバックスキルコーチ講座で、4種類のフィードバックと5ステップを実践的に学べます。
この分野を講座で学ぶと、何ができるようになりますか?
フィードバックスキルの考え方を、質問・傾聴・フィードバックなどの対話の技術として、職場や支援の場で使えるようになることを目指します。知識だけでなく、ペアワークやロールプレイで「できる」まで練習します。
民間資格でも役に立ちますか?
協会の資格は民間資格ですが、新しい研究や時代のニーズを先取りして学べることが強みです。キャリアコンサルタントや公認心理師などの国家資格と組み合わせると、支援の幅が広がり相乗効果が生まれます。

伝え方を変えれば、部下の成長が変わる

心に聴く、心に響く、心に効く。フィードバックスキルを「知っている」から「できる」へ。

フィードバックスキルを学ぶ無料診断

投稿者プロフィール

一般社団法人コーチング心理学協会事務局
一般社団法人コーチング心理学協会事務局


専門監修:一般社団法人コーチング心理学協会
公式:https://www.coaching-psych.com/
イベント:https://www.coaching-psych.com/event/


対人支援のプロフェッショナルを育む、ウェルビーイング向上を目指す、エビデンス・ナラティヴなど科学的・学術的なアプローチベースの実践機関。


一般社団法人コーチング心理学協会とは、心理学を学術的な基盤に、エビデンス(科学)・ナラティヴ(物語)・アダプティブ(適応)を重視して、コーチングを専門的実践として普及・発展させる日本の専門機関です。『コーチング心理学ガイドブック』(北大路書房、2023年)の監訳に携わり、これまでに1万人以上が講座を受講しています。

【協会概要】
コーチングを単なるスキルやテクニックとしてではなく、心理学という学術的基盤、ナラティヴ(物語)に根差した専門的実践(Professional Practice)として捉え、その普及と発展を目指す専門機関。認知行動療法、解決志向アプローチ、ナラティヴ・セラピー、ポジティブ心理学といった信頼性の高い心理学理論をコーチングに応用し、質の高い対話を通じて人々の成長と問題解決を支援する専門家の育成に注力しています。これまで、1万人以上の方に受講頂いている実績がある。学校法人、企業法人など幅広い層に対してい研修会、ワークショップを実施している。


【ミッションとビジョン】
ミッション: コーチング心理学に基づくエビデンスベース(科学的根拠に基づく)のアプローチを社会に普及させ、対人支援の専門性を高めること。
ビジョン: 一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造する。


【主な活動内容】
資格認定講座の開催: 専門性と実践力を証明する独自の認定資格講座を体系的に提供。
専門ワークショップの実施: 特定のテーマ(ナラティヴ、認知行動など)を深く掘り下げる、実践的なワークショップを随時開催。
書籍の出版・監修: 『コーチング心理学ハンドブック』など、専門知識を社会に広めるための出版活動。
法人・団体向け研修: 企業や教育機関、医療・福祉施設など、各組織のニーズに合わせた専門的な対話力・コーチング研修を企画・提供。


■ 活動の方針
・「知っている」だけでなく、実際に「できる」専門家を育てます。
・技法の習得にとどまらず、聴く・問う・承認する・伝えるといった人間性のスキルを磨きます。
・参加型・対話型の講座で、自分の考えをアウトプットし、参加者同士で気づきを深めます。
・「落とさない・潰さない」を大切にし、再受講制度やフォローアップで、挫折しない/させない学びを支えます。
・すべての人に、コーチングやカウンセリングのマインドと技術を持ってもらうことを目指しています。

■ ビジョン
一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造すること。

■ 合言葉
心に聴く、心に響く、心に効く

こんな講座があります

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