第33回国際心理学会(チェコ・プラハ)にて採択され発表致します。 ジョブ・クラフティングスキル自己効力感尺度
ジョブ・クラフティングとは?
スキル自己効力感尺度を国際心理学会で発表ジョブ・クラフティングの3つの工夫/エンゲージメントとの関係/尺度研究の紹介/職場の具体例
「知っている」だけでなく「できる」に。社員が自分の仕事に工夫を加え、やりがいをもって働けるよう、1on1や研修で支えられる管理職・人事担当者を育てています。
土台にあるのは人間性のスキル。一人ひとりが仕事の中で何を大切にしているかに耳を傾けることが、自分らしい工夫を引き出す出発点です。
- 国際学会で発表
- 3つの工夫
- 具体例3つ
- 今日からできること
- 法人研修にも
コンテンツ一覧
ひとことで言うと
- ジョブ・クラフティングとは、働く人が仕事のやり方・人との関わり方・仕事の意味づけを自分で工夫し、仕事をより自分らしく、やりがいのあるものにつくり変えることです。
- 当協会の講師が、ジョブ・クラフティングスキル自己効力感尺度(「自分は仕事を工夫できる」という感覚を測る質問紙)の研究を、チェコ・プラハで開かれた第33回国際心理学会で発表しました。
- 協会の研究では、ジョブ・クラフティングのスキルがエンゲージメント(仕事への熱意・没頭・活力)と関係していることがわかっています。
- この知見は、協会のエンゲージメント・コーチング講座や、法人・団体向けの研修プログラムに生かしています。
- 一般社団法人コーチング心理学協会の講座は民間資格ですが、新しい研究や時代のニーズを先取りして独自に研究・実践しています。キャリアコンサルタントや公認心理師などの国家資格と組み合わせると相乗効果(シナジー)が生まれます。
監修:一般社団法人コーチング心理学協会|最終更新日:2026年10月7日
60秒でわかる ジョブ・クラフティング
| 一言で | 与えられた仕事を、自分の強みや価値観に合わせて工夫し、つくり変えること |
|---|---|
| 3つの工夫 | 仕事のやり方(作業)・人との関わり(関係)・仕事の意味づけ(認知) |
| 期待できること | 仕事への熱意や没頭、やりがいの高まり |
| 向いている人・場面 | 人事・管理職・チームリーダー、1on1、キャリア研修、働きがい向上の取り組み |
| 注意点 | 本人に負担を押しつけない。組織の支援とセットで進める |
ジョブ・クラフティングの3つの工夫
| 工夫の種類 | 内容 | 職場での例 |
|---|---|---|
| 作業の工夫 | 仕事の進め方や取り組む範囲を変える | 得意な資料づくりを生かして、チームの業務マニュアルを作る |
| 関係の工夫 | 関わる人や関わり方を変える | 他部署の担当者と定期的に情報交換し、連携しやすくする |
| 意味づけの工夫 | 仕事の目的や価値のとらえ方を変える | 事務作業を「現場の人が働きやすくなる支え」ととらえ直す |
具体例でわかる ジョブ・クラフティング
「状況 → 関わり → 変化」の流れで、身近な場面に置きかえてみましょう。
企業の1on1の場面
- 状況
- 毎日同じ作業のくり返しで、やりがいを感じられない若手社員
- 関わり
- 上司が「この仕事で、自分なりに工夫できそうなところは?」と問いかける
- 変化
- 若手社員が作業の手順を改善する案を出し、仕事に前向きに取り組むようになる
医療・福祉の場面
- 状況
- 業務に追われ、利用者と関わる喜びを忘れかけている介護職員
- 関わり
- リーダーが「この仕事で一番うれしかった瞬間は?」と聴き、仕事の意味を一緒に振り返る
- 変化
- 職員が自分の仕事の価値を思い出し、利用者への声かけを工夫し始める
教育の場面
- 状況
- 事務作業が多く、授業準備の時間が取れないと感じている先生
- 関わり
- 同僚と得意な作業を分担し合う「関係の工夫」を試す
- 変化
- 負担が分散され、先生が自分の得意な授業づくりに時間を使えるようになる
会話の例
社員最近、仕事がただの作業に感じてしまって……。
上司そう感じることもありますよね。今の仕事の中で、少しでも楽しいと思える部分はありますか?
社員後輩に教えるときは、けっこう楽しいです。
上司教える力は強みですね。その力を生かせる役割を、一緒に考えてみましょう。
今日からできる3つのステップ
- 今の仕事で「楽しい・得意」な部分を書き出すどんな作業や関わりのときに元気が出るかを振り返ります。
- 1つだけ、やり方か関わり方を変えてみる小さな工夫を1つ選び、1週間試します。
- 自分の仕事が誰の役に立っているかを考える仕事の意味をとらえ直し、言葉にしてみます。
研究からわかっていること(やさしく言うと)
数字ではなく、効果の大きさの目安を小中高の3段階で示します。
| 取り組み・テーマ | 期待できること | 効果の目安 |
|---|---|---|
| ジョブ・クラフティングの取り組み | 仕事への熱意(エンゲージメント)、やりがい | 小〜中 |
| ジョブ・クラフティングの研修・介入 | 仕事の工夫の増加、働きがい | 小〜中 |
| 自己効力感を高める支援 | 工夫を始める・続ける力 | 小〜中 |
*研究によって結果に幅があり、人や状況によって変わります。効果を約束するものではありません。
教訓と現場での活かし方
研究では、ジョブ・クラフティングとエンゲージメントの間に中程度の関係が見られることが多く、研修などの取り組みにも小〜中程度のよい変化が報告されています。教訓は、仕事のやりがいは「与えられるもの」だけでなく、自分で工夫して育てられるということです。ただし、個人の努力だけに任せると負担が増えることもあります。現場では、上司が1on1で工夫を引き出し、組織として試せる余地をつくることが大切です。

*当協会の講師が、第33回国際心理学会(チェコ・プラハ)にて採択され発表致します。
今回は、ツールの開発の一環として、ジョブ・クラフティングスキル自己効力感尺度について発表致します。
ジョブ・クラフティングとエンゲージメントに関して研究を行っており、
本研究は、エンゲージメントコーチングで扱っております。ご興味がある方は、以下の講座をご受講いただければ幸いです。

当協会が研究している ジョブ・クラフティングスキル尺度は、エンゲージメントの高い関係性があることがわかっています。

そのため、ジョブ・クラフティングスキルを生かした研修プログラムなども開催しております。
当協会では、法人・団体の皆様とご一緒して、共同活動・研究なども承っておりますので、気軽にご連絡をいただければ幸いです。
講座で学ぶメリット
知るだけでなく、実際に実践できる専門家を育てます。磨くのは、技法の前にある人間性のスキルです。
🛠️ 仕事を工夫する視点が身につく
作業・関係・意味づけの3つの工夫を、自分や部下の仕事に当てはめて考えます。
🌏 国際的な研究にもとづく学び
国際学会で発表した尺度研究など、研究にもとづく知見を実践に生かせます。
🏢 組織のエンゲージメント向上に
1on1や研修で、社員の働きがいを高める関わり方を学べます。
- 傾聴だけでなく、質問・提案・フィードバック・伝え方まで。ペアワークとロールプレイ中心の実践型で、通信講座ではありません。
- 国際的な機関・研究者と連携し『コーチング心理学ガイドブック』などを監修・監訳してきた知見をもとに、海外の手法をそのまま当てはめず、相手や状況に合わせるアダプティブな視点と、その人の物語を大切にするナラティヴな視点で学びます。
- アダム・グラントの「才能の科学」が示すように、才能は生まれつきだけで決まらず、関わり方と練習で伸びていきます。学びはチームのエンゲージメントづくりにもつながります。
- 落とさない・潰さない方針。再受講制度とフォローアップで、身につくまで学べます。出会いや学び合いといった、お金だけでは得られない価値も大切にしています。
- 民間資格として新しい研究を先取りし、国家資格(キャリアコンサルタント・公認心理師など)と組み合わせることで支援の幅が広がります。
「ジョブ・クラフティング」を実践で学べる講座
開催日程・料金・お申し込み方法は、講座・イベント一覧(イベントサイト)や各講座のページで最新の情報をご確認ください。
参加の流れ
- 無料診断で自分に合う講座を知るおすすめ講座診断(無料)で、関心や目的に合う講座を確認します
- イベントサイトで日程を確認して申し込む開催日程・料金・申込方法は講座・イベント一覧と各講座のページが最新です
- 実践型の講座に参加するオンラインでも、ペアワーク・ロールプレイ中心で体験しながら学びます
- 職場や日常で試す今の仕事で「楽しい・得意」と感じる部分を書き出し、やり方か関わり方を1つだけ変えて1週間試してみます
- 資格取得・学び直し再受講制度とフォローアップで、「できる」まで続けられます
法人・団体のみなさまへ
管理職研修・1on1研修・チームづくりなど、組織に合わせた研修も行っています。法人・団体研修/研修おすすめ診断(無料)
よくある質問
ジョブ・クラフティングとは何ですか?
ジョブ・クラフティングスキル自己効力感尺度とは?
ジョブ・クラフティングとエンゲージメントの関係は?
管理職はどのように支援できますか?
どんな仕事でもジョブ・クラフティングはできますか?
法人研修として導入できますか?
ジョブ・クラフティングを学べる講座はありますか?
講座の日程はどこで確認できますか?
この分野を講座で学ぶと、何ができるようになりますか?
民間資格でも役に立ちますか?
仕事を自分らしく、やりがいのあるものに
心に聴く、心に響く、心に効く。「ジョブ・クラフティング」を「知っている」から「できる」へ。
投稿者プロフィール

-
専門監修:一般社団法人コーチング心理学協会
公式:https://www.coaching-psych.com/
イベント:https://www.coaching-psych.com/event/
対人支援のプロフェッショナルを育む、ウェルビーイング向上を目指す、エビデンス・ナラティヴなど科学的・学術的なアプローチベースの実践機関。
一般社団法人コーチング心理学協会とは、心理学を学術的な基盤に、エビデンス(科学)・ナラティヴ(物語)・アダプティブ(適応)を重視して、コーチングを専門的実践として普及・発展させる日本の専門機関です。『コーチング心理学ガイドブック』(北大路書房、2023年)の監訳に携わり、これまでに1万人以上が講座を受講しています。
【協会概要】
コーチングを単なるスキルやテクニックとしてではなく、心理学という学術的基盤、ナラティヴ(物語)に根差した専門的実践(Professional Practice)として捉え、その普及と発展を目指す専門機関。認知行動療法、解決志向アプローチ、ナラティヴ・セラピー、ポジティブ心理学といった信頼性の高い心理学理論をコーチングに応用し、質の高い対話を通じて人々の成長と問題解決を支援する専門家の育成に注力しています。これまで、1万人以上の方に受講頂いている実績がある。学校法人、企業法人など幅広い層に対してい研修会、ワークショップを実施している。
【ミッションとビジョン】
ミッション: コーチング心理学に基づくエビデンスベース(科学的根拠に基づく)のアプローチを社会に普及させ、対人支援の専門性を高めること。
ビジョン: 一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造する。
【主な活動内容】
資格認定講座の開催: 専門性と実践力を証明する独自の認定資格講座を体系的に提供。
専門ワークショップの実施: 特定のテーマ(ナラティヴ、認知行動など)を深く掘り下げる、実践的なワークショップを随時開催。
書籍の出版・監修: 『コーチング心理学ハンドブック』など、専門知識を社会に広めるための出版活動。
法人・団体向け研修: 企業や教育機関、医療・福祉施設など、各組織のニーズに合わせた専門的な対話力・コーチング研修を企画・提供。
■ 活動の方針
・「知っている」だけでなく、実際に「できる」専門家を育てます。
・技法の習得にとどまらず、聴く・問う・承認する・伝えるといった人間性のスキルを磨きます。
・参加型・対話型の講座で、自分の考えをアウトプットし、参加者同士で気づきを深めます。
・「落とさない・潰さない」を大切にし、再受講制度やフォローアップで、挫折しない/させない学びを支えます。
・すべての人に、コーチングやカウンセリングのマインドと技術を持ってもらうことを目指しています。
■ ビジョン
一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造すること。
■ 合言葉
心に聴く、心に響く、心に効く
最新の投稿
word2026年10月13日現代的なコーチングとは? 再定義・再解釈すると?
新着情報2026年10月13日なぜ,人と比較してしまうのか? 社会的比較理論とコーチング心理学 (用語解説)
word2026年10月12日「桜梅桃李(おうばいとうり)とは?コーチング心理学での捉え方・使い方と5つの教訓」
press2026年10月11日「認定教育コーチ トリプルライセンス 資格取得ガイド」パンフレットを公開しました












