【ポジティブ心理療法とは?】基礎知識 ポジティブ心理療法士®とは?

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ポジティブ心理療法(Positive Psychotherapy)は、ポジティブ心理学やポジティブ心理療法の理論や技法を活用した心理療法の一つです。ポジティブ感情の向上、ウェルビーイングの向上、エンゲージメントの向上、生きがい・働きがいの向上、個人の強みや資源を強調し、ポジティブなメンタルヘルス、心の健康を向上させることを目指します。このアプローチは、伝統的な心理療法のネガティブな側面に焦点を当てるのではなく、ポジティブな要素を強化することで、よりバランスの取れた心理的健康を促進します。また、当協会では、ニューロサイエンス、ニューロカウンセリングなども取り入れて、脳の活性化も積極的に行い、ポジティブな認知症対策などもへの対応も行える専門家を目指します。

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【ポジティブ心理療法の特徴】
●ストレングス、個人の強みに焦点を当てる:

クライアントの強みや資源を特定し、それを活用して問題解決や成長を促進します。

例えば、自己肯定感、レジリエンス、感謝の気持ちなどのポジティブな特性を強化します。

●ポジティブな感情の向上:

自己肯定感、自己効力感、感謝、喜び、希望などのポジティブな感情を育むことを重視します。

クライアントにポジティブな経験を振り返らせ、その感情を強化します。

●未来志向:

クライアントが将来に向けてポジティブな目標を設定し、それに向かって努力することを奨励します。

目標設定や達成のプロセスをサポートします。当協会では、コーチング心理学とポジティブ心理学を活用したアプローチを活用してます。


全体的なアプローチ:

クライアントの全体的な幸福感を向上させるために、心身の健康、対人関係、生活の質など、幅広い視点でのアプローチを取ります。

ポジティブ心理療法の利点
心理的健康の向上: ポジティブな感情や強みを活用することで、心理的な健康を向上させます。

ストレス軽減: ポジティブなアプローチは、ストレスや不安を軽減する効果があります。

自己効力感の向上: 自分自身の力や可能性に対する信頼感が高まります。

幸福感の増強: ポジティブな感情や経験を増やすことで、全体的な幸福感が向上します


ポジティブ心理療法士 セットプログラム
ポジティブ心理療法 ポジティブ心理学 資格 ポジティブ心理療法士(R)特許庁公認

*ポジティブ心理カウンセラーの複数講座を受講することで,上位のマスター,より専門性の高いプロフェッショナルを目指せます。セット割は,講座途中からでも移行が可能な場合がございますので,ご相談願います。もちろん,単発での各専門プログラムの受講も歓迎しております。ワークショップを通じた体験・実践形式となっております。通信講座では身につけられない他者支援,社会的な支援に向けた実践的・体験的な講座。対話的な実践を通じて,柔軟性,対話力・質問力・心理療法の技術を高めることができます。また、講師登壇の機会も得られます。

◆各資格者コースは,各資料ダウンロード,資料の利用権,認定証の発行があります。


一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会では、当協会の講座を受講され、実践される方に対して、
【ポジティブ心理療法士®(ポジティブサイコセラピスト)】の新設が行われました。
(特許庁公認にて登録) 当協会のみで取得が可能です。
ポジティブ心理療法士


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ポジティブ心理療法(Positive Psychotherapy)とは ポジティブ心理療法とは、ポジティブ心理学を基盤として、ポジティブ心理療法認知行動療法解決志向療法、ホープセラピー、ナラティブ・セラピー、ポジティブ感情療法などを統合的に応用し、科学的・物語的に体系化された心理療法です。自分自身のストレングス(強み)やレジリエンス(逆境力)を育み、困難な問題に対処できる能力を高め、マインドフルな状態、自己受容,自己決定感,自己効力感,自己成長力、持続的な幸福感を高めていく心理療法です。

当協会では、ポジティブ心理学ポジティブ心理療法ポジティブ認知行動療法、コーチング心理学、ポジティブ教育、PTG(ポスト・トラウマティック・グロウス(成長)、PTS(ポスト・トラウマティック・サクセス)、形成・拡張理論、持続的幸福感(フラーリッシュ)、PERMA理論、フロー理論、希望療法(ホープ・セラピー)、自己成長主導性、自己肯定感、自尊感情、自己効力感、ポジティブ感情、物語療法(ミーニングセラピー)、カウンセリング、アセスメント、ストレングス、レジリエンス、マインドフルネス、エンカレッジ、メンタルヘルス、メンタリング、コンパッションなどを幅広い応用を取り入れています。

ポジティブ心理療法(ポジティブサイコセラピー(PPT))は,肯定的な心理学を活用した治療アプローチです。診断と治療に対する人間性中心主義や認知行動療法,解決志向療法など,さまざまな心理療法の影響を受けています。 Seligman、Rashid、およびParks(2006)は、ポジティブ心理療法の定義について紹介しています。 ポジティブ心理療法(ポジティブサイコセラピー:PPT)とは、抑うつ症状に対して,直接対処するのではなく,ポジティブな感情、エンゲージメント、および意義を高めること。 ナラティヴ(物語)、創造的なアイデア、メタファーを活用して、ウェルビーイング(精神的健康),ソーシャル・ウェルビーング(社会的に良いあり方への貢献)に対して新しい目的を構築できるようにしていきます。ポジティブ心理療法を活用することで,クライエントとカウンセラーは,前向きな行動に目を向けることにより,共に幸福感を感じられるようになり,互いに達成や成長する感覚が得られます。これは,ポジティブ心理カウンセラーにも通じます。

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ポジティブ心理療法,ポジティブ教育 プログラムの内容  ポジティブ心理学と関連する心理療法,脳科学など 知識や理論を活用するために!

以下に、ポジティブ心理学およびポジティブ心理療法の主要テーマを12項目に整理し、それぞれのキーワード・理論的背景・実践的応用を表にまとめました。


🌈 ポジティブ心理学・心理療法の12テーマ整理表

No. テーマ 理論的背景・キーワード 実践的応用・ワーク例
1 ポジティブ心理学と心理療法の基礎 セリグマン、PERMA理論、ウェルビーイング、ウェルドゥーイング、楽観主義、持続的幸福感、ホームワークの活用 ポジティブ日記、3つの良いこと、強みの活用ワーク
2 ポジティブ感情と感情調整 ポジティブ感情療法、アンガーマネジメント、感情の打ち消し効果(undoing effect) 怒り・不安・うつの感情の再評価ワーク、感情日記
3 フローとエンゲージメント フロー理論(チクセントミハイ)、エンゲージメント、没頭体験 フロー体験の振り返り、仕事・学習の最適化
4 感謝 感謝の特性、感謝の3分類(人・出来事・存在)、感謝の科学的効果 感謝の手紙、感謝日記、感謝の瞑想
5 ストレングスとトラウマ VIA強み分類、トラウマの再意味づけ、ポスト・トラウマティック・グロウス(PTG) 強みの棚卸し、トラウマの再解釈ワーク
6 レジリエンス 弾力性、柔軟性、ストレス対処、PTG・PTS(成功・発展) レジリエンス・マップ、困難の意味づけワーク
7 勇気 アドラー心理学、勇気づけ、劣等感の克服、自己決定感 勇気の物語作成、嫌われる勇気ワーク
8 希望(ホープ) 希望理論(スナイダー)、HOPEセラピー、ロゴセラピー(フランクル) 希望の道筋マップ、意味の再構築ワーク
9 許し 許しの心理学、恨みの解放、You are OK、報復感情の手放し 許しの手紙、感情の解放ワーク
10 セルフ・コンパッション クリスティン・ネフの理論、自己批判の緩和、慈愛・思いやり セルフ・コンパッション瞑想、自己への手紙
11 マインドフルネス 認知行動療法(MBCT)、呼吸法、スポーツ心理学、今ここへの気づき 呼吸瞑想、ボディスキャン、マインドフル・ウォーキング
12 時間的展望 ジンバルドの時間観、パースペクティブ・テイキング、過去・現在・未来の統合 時間軸ジャーナル、未来ビジョンの描写ワーク

この表は、ポジティブ心理学の全体像を俯瞰しながら、理論と実践をつなぐ設計になっています。
ご希望があれば、スライド資料化ワークショップ設計にも展開できますよ。やってみましょうか?

参考:ポジティブ心理カウンセラー協会の解説ポジティブ心理療法の実践理論


ポジティブ心理療法の応用編について

■楽観主義と認知的再構成(リフレーミングの技術)
楽観主義は、困難な状況でもポジティブな結果を期待し、前向きな視点を保つ態度です。これにより、ストレスの軽減や問題解決能力の向上が期待できます。一方、認知的再構成(リフレーミング)は、状況や出来事に対するネガティブな思考をポジティブな視点に変える技術です。この二つを組み合わせることで、より健全で前向きな心の状態を維持することができます。

■レジリエンスの強化

困難な状況に対処する力を養うための方法を学びます。ポジティブな思考や適応力を高めることで、ストレスに強くなります。

希望療法(ホープ・セラピー HOPE THERAPY) ポジティブ心理学などの「希望の理論」を活用した心理療法です。 ここでは、希望と絶望の両方を扱います。絶望は、本当の絶望が起きないようにしていく ための対処として扱い、クライエントが自ら、希望が見つけ、希望を構築できるようにしていきます。

ストレングス・セラピー(強みを活用したポジティブ心理療法 Strength-Based Therapy) ストレングス・セラピーとは,強みを活用したポジティブ心理療法です。 VIA,ストレングスファインダーなど強みに関する尺度に基づいて実施されたりします。 すでに自分自身が持っている強みに着目し,それを活用して問題解決に当たります。 また,自分自身の強みに意味・意義を見出し,変化に対応していきます。 ナラティヴ,解決志向アプローチなどを活用するケースがあります。

ポジティブ心理療法士 ストレングス・セラピー

プレイフル・セラピー (Playful Therapy) プレイフル,エンジョイ,つまり,遊び,遊び心,楽しさを活用したポジティブ心理療法です。 ゲームやカードゲームを活用するのも,ひとつのプレイフルなセラピーと言えます。 また,ナラティヴなど物語を活用して,物語,肯定的な解釈を活用したしたりします。 ポジティブ心理カウンセラー協会では, プレイフルなセラピーとして,カードゲームなどを活用しています。

ミーニング・セラピー (Meaning Therapy) 肯定的な意味について探究していくセラピーです。社会構成主義や,ナラティヴ・アプローチなどを応用した内容が含まれております。 人生におけるライフストーリー,未来に対しての物語について,肯定的な意味を発見したり,構築したりすることで, 自分自身や他者の有意義な活動ができるようにする内容が含まれています。

ポジティブ心理学に基づくナラティヴ・セラピー 人間は物語を語る生き物。物語は、人と社会を理解する上で重要になっています。 日々のストーリーをより充実した人間関係を楽しみ、より幸せになるための自分らしさ(アイデンティティ)を発見する際に物語は有効です。 物語の執筆者や編集者になることによって,自己及び他者のポジティブ・アイデンティティを見つけ 人生、人間関係、そして精神的健康全般を改善していきます。

ポジティブ心理学 ナラティヴ・セラピー ポジティブ心理療法士

ポジティブアートセラピー(ポジティブ芸術療法) 「ポジティブ・アート・セラピーは、本質的な健康、芸術、個人の回復力がに関わる芸術療法です。 アートを肯定に活用して,独自に表現された私たちの生来のアイデンティティの回復,創造的な知性を受け入れる肯定的な芸術療法です。

ポジティブアートセラピー ポジティブ心理療法 ポジティブ心理学

ポジティブ心理療法士®(ポジティブサイコセラピスト)】とは、「ポジティブ心理学」などの肯定的なアプローチを活用したポジティブ心理療法(ポジティブサイコセラピー)、ポジティブ認知行動療法、ポジティブ教育、ポジティブ感情、カウンセリング、アセスメント、ストレングス、レジリエンス、マインドフルネス、エンカレッジ、メンタルヘルス、メンタリングなどを統合的にマスターされた方に送られる資格です。(講座は、日本語で開催されます。)

※当協会では、これまでカナダトロント大学 ラシッド先生とセリグマン先生の共同開発である「ポジティブ心理療法(ポジティブサイコセラピー)」のワークショップに参加してきました。また、ラシッド先生より、レジリエンス、ポジティブ心理療法のマニュアル資料を提供いただきました。また,様々な世界のポジティブ心理学に関する論文などを基に ワークショップを開催しております。日本人向けに,研究活動,心理アセスメント(調査・研究)も行いつつ,実践しております。

また、北海道医療大学 心療内科、森谷満先生と協働でにて、カナダトロント大学 ラシッド先生とセリグマン先生の共同開発である「ポジティブ心理療法尺度」(フラーリッシュ尺度)を翻訳し、分析を行っています。 ポジティブ心理学、ポジティブ認知行動療法などに関わる「自己成長主導性(PGIS)」などを翻訳したり、ポジティブ心理学に関する介入・支援法について、翻訳を行ったり、研究・実証を元に講座を行ってまいりました。 また、世界的に利用されている「レジリエンス」(Brief Resilience Scale)、シドニー大学のグラント先生ら「解決志向尺度」などの翻訳を行ってまいりました。 それらの実績を元にワークショップを開催しております。

認知行動療法の資格は一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会 ポジティブ心理療法士 

文化的な違いから、海外と我が国のデータなどを踏まえて講座を開催しております。 「ポジティブ心理療法士®」(ポジティブサイコセラピスト)は、ポジティブ心理学に関わる資格講座(初級のみでも可)を受講し、資格を取得され、試験課題を提出いただいた方に与えられる資格となります(すべて初級でもOK)。

あくまで,課題は,落とすための課題ではなく,自ら役立て,成長するための実践課題を提示しております。

  *内容は変更になる可能性がございますので、予めごご了承願います。 【ポジティブ心理療法士®】(ポジティブサイコセラピスト) に関しましては、以下の5以上の資格を取得した方に現在、受験資格が与えらる予定となっております。 受験に関しましては、以下の講座を修了し、一定の実践課題をクリアした方に進呈される資格となります。



今後、無理のない程度で、余裕がある時に、少しづつ受講できる形となっておりますので もし、ご希望でしたら、ご受講いただければ幸いです。 ポジティブ心理療法士を目指す上では などの講座から始めても大丈夫です。
都合に合わせて,無理のないようにご参加願います。※なお、各講座でも専門資格を取得できます。

ポジティブ心理カウンセラー(必修)
ポジティブ感情カウンセラー(必修)
レジリエンスカウンセラー(必修)
マインドフルネスカウンセラー(必修)
エンカレッジカウンセラー(選択必修)
ストレングスカウンセラー(選択必修) など


1つ、提携している関係でコーチング心理学協会の講座を当てることも可能です。

例えば、
コーチング心理学基礎講座(選択)
認知行動コーチング(選択)
解決志向コーチング(選択) など

各講座でも専門プログラムの資格者証明書、資料の利用権を取得できます。

各講座によって異なる場合がございますが、各講座は 資格コース44000円となります。

PositiveTherapist

資格コース(5つ) 44000円✕5講座(各専門資格取得)+33000円(認定審査費用)となります。
合計:22万円+33000円(認定審査費用)です。
(*一括支払い制度などを活用すると,22万円で取得可能です)

※「ポジティブ心理療法士(R)」の認定資格申請費(33000円)を割り引いた「5つの受講プログラム割引セット」もご用意しております。 もしご希望でしたら、ご連絡をお願いします。※実践課題審査に合格された方

この金額は,コーチング業界では,比較的費用が低く設定されており,更新制ではございません。
資格者においては、資料の利用権、ダウンロード権が含まれております。

資料の利用に関しまして、利用料(ロイヤリティ)はございません。
資料の活用に関しまして、2次利用権もふくまれております。
資料の利用に関しましては、ビジネスへの活用も可能です。

※提携している「コーチング心理学協会」の専門プログラムなどの資格講座を1つカウントすることができます。
*例えば、認知行動コーチング、ナラティヴ・コーチング、解決志向コーチングなどです。
コーチング心理士(R)などを取得すると、認定ポジティブ心理学コーチングの資格も取得できます。

*認知行動療法と認知行動コーチングの講座を取得することで
ポジティブ認知行動療法士(R)の申請も行えます。すでに、ポジティブ心理療法士・コーチング心理士を取得されている場合は、
課題審査及び申請費用が免除となります。


 

なお,専門的スペシャリスト ポジティブ心理療法士(R)さらに,一括で申請いただく方には,一括による割引セットがおすすめです。 これまで受講いただいる方でも,セット割に途中からの申請も可能な場合もございますので,気軽にご連絡いただければ幸いです。 なお,各プログラムはセットだけでなく,個別だけでも参加できます。気軽にご参加いただければ幸いです。
 
ステップアップで学び・取得できるようになっています。
 
ポジティブ心理療法士(ポジティブサイコセラピスト) ポジティブ心理学 資格

なお、これまで受講された方にも不利がないように、差額分でセットコースに移行して受講することもできます。

すでに、上記の講座を資格コースを受講されて、資格を取得されたい方は、 資格取得のための手続きが必要ですので、事務局までお問い合わせ頂ますようお願い申し上げます。 ポジティブ心理カウンセラー協会事務局 認知行動療法の資格は一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会。商標登録証 ポジティブ心理療法士



ポジティブ心理療法(Positive Psychotherapy)は、ポジティブ心理学に基づいた心理療法で、個人の強みや資源を活用して、心理的健康や全体的な幸福感を向上させることを目的としています。具体的なアプローチや手法について詳しく説明します。

ポジティブ心理療法のアプローチ
強みの特定と活用:

クライアントと共にその強みや資源を特定し、日常生活や課題解決に活用します。これにより、自己肯定感や自信が高まります。

強みを活かした目標設定や行動計画を立てることが重要です。

ポジティブな感情の増強:

ポジティブな経験や感情を意識的に増やすための活動を推奨します。例えば、感謝の気持ちを育むための感謝日記をつけることが挙げられます。

クライアントにポジティブな出来事を振り返る習慣をつけさせ、その感情を強化します。

未来志向の強化:

クライアントが将来に向けてポジティブなビジョンや目標を設定し、それに向かって行動することをサポートします。

具体的な目標設定と、それを達成するためのステップを明確にします。

ポジティブな対人関係の構築:

クライアントの社会的支援ネットワークを強化し、ポジティブな対人関係を構築することを奨励します。

良好な対人関係は、心理的な支えとなり、全体的な幸福感を高めます。

【ポジティブ心理学の資格取得】心理療法の主な種類やカウンセリングとの違いは?

心理療法の目的は、対話を通じて人間関係の悩みやストレスなどの精神的な問題を解決することです。

ポジティブ心理学などの資格を取得することで、社会や組織で起きる様々な問題の解決を目指せます。

心理療法の基礎知識を解説!主な種類やカウンセリングとの違いは?

心理療法を受ける人物

心理療法と一口にいっても様々な種類がありますので、特徴を確認しておくことが大切です。

こちらでは、心理療法の種類やカウンセリングとの違いについて解説しますので、入門知識としてお役立てください。

心理療法の概要

心理療法とは、対話によって精神的な問題や悩みを解決することを目的とした治療方法です。人間関係や夫婦関係の悩み、情緒不安定、ストレスといった問題の解消をサポートします。

治療を受ける人はクライアントもしくは患者、治療を実施する人はセラピストと呼ばれるのが一般的です。多くの場合、1対1または複数人のグループを組んで治療が行われます。

主な種類

こちらでは、心理療法の主な種類をご紹介します。

来談者中心療法

来談者(クライアント)が中心となって問題の解決を目指す療法です。クライアントが話したいことを自由に話してもらい、専門家はそれを聞く役割を担います。会話を通じて相手からの共感を得ることで、クライアント自身が問題を解決する力を引き出すのが特徴です。

精神分析的心理療法

クライアントが抱える問題を無意識の状態から分析する療法です。「現在、人生で何が起きているのか」「過去にどのような経験をしたのか」「過去の経験が現在の自分にどのような影響を与えているのか」など、過去から現在に至るまでの話をしてもらうことで、家族や友人、自分自身に対する感情や問題を紐解いていきます。

認知行動療法

認知行動療法は、現在問題を引き起こしている行動を取り除き、新しい行動に出ることを目的とした行動療法に、クライアントの価値観や考え方に触れる過程を加えたものです。一般的に、不安を抱えやすい人やうつ病の人に用いられます。

家族療法(夫婦療法)

家族療法(夫婦療法)は、クライアントと家族(配偶者)が一緒に問題の解決を目指す療法です。現在抱えている問題がクライアント自身だけでなく、家族にも原因がある場合に取り入れられます。治療の際には、家族もしくは配偶者とともに面談を受けるのが基本です。

遊戯療法

遊戯をコミュニケーションや表現の手段として用いる療法です。主に、まだ言語を使うことが苦手な子供を対象として行われます。

解決志向アプローチ

現在抱えている問題の原因には言及せず、未来に向けた解決方法を重視する療法です。過去の問題ではなく、現在の問題を解決したいと考えている場合に適しています。

カウンセリングとの違い

心理療法とカウンセリングには違いがありますので注意してください。

カウンセリングは、対話を通してクライアントが抱える問題と向き合い、クライアント自身の力で解決を目指していきます。

一方、心理療法は医学の観点からクライアントの問題や症状の緩和を専門家がサポートしますので、カウンセリングと比べて医学的要素が強く現れるのが特徴です。

両者はベースとなる考え方に違いがありますが、カウンセリングの中で心理療法が取り入れられるケースもあるなど、日本では明確に区別されないことも少なくありません。

心理学・心理療法などの資格講座は一般社団法人コーチング心理学協会へ

心理療法の説明をする人物

心理療法には様々な種類があり、クライアントが抱える問題に合わせて選ぶ必要があります。適切な方法を取り入れ、ストレスや夫婦・家族関係の悩み、情緒不安定といった問題の解決へと導くことが大切です。

日本ではカウンセリングと心理療法を区別しない場合も多いですが、カウンセリングと比べて心理療法のほうが医学的な要素が強く現れます。

一般社団法人コーチング心理学協会では、コーチング心理学を活用し、社会や組織で起こる様々な問題を解決できる人材の育成を目指しております。コーチング心理士®やコンサルティング心理士®、コミュニケーション心理士®といった認定資格の取得を目的とした講座を実施しており、カウンセラーやプロコーチだけでなく、教育関連、司法関連、人材関連など幅広いジャンルの方々にご参加いただいてまいりました。

初めての受講でも理解しやすいように、アクティブラーニングやゲーム手法などの教育プログラムも取り入れておりますので、初心者の方でも安心してご参加いただけます。ポジティブ心理学など心理学系の資格取得をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ポジティブ心理学・心理療法の資格に興味があるなら
一般社団法人 コーチング心理学協会へ

法人名 一般社団法人コーチング心理学協会 (Coaching Psychology Center for JAPAN)
住所(東京) 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2−15 浜松町ダイヤビル2F (2F-2-15, Hamamatsu cho, Minato ku, Tokyo, 105-0013, JAPAN) *英語表記
住所(軽井沢) 〒389-0202 長野県北佐久郡御代田町草越1173−783 軽井沢サテライトオフィス
TEL 03-6774-6689
080-1127-3088(直通)
メール info[@]coaching-psych.com
URL https://www.coaching-psych.com/

投稿者プロフィール

一般社団法人コーチング心理学協会事務局
一般社団法人コーチング心理学協会事務局

対人支援のプロフェッショナルを育む、ウェルビーイング向上を目指す、エビデンス・ナラティヴなど科学的・学術的なアプローチベースの実践機関。


協会概要

コーチングを単なるスキルやテクニックとしてではなく、心理学という学術的基盤、ナラティヴ(物語)に根差した専門的実践(Professional Practice)として捉え、その普及と発展を目指す専門機関。認知行動療法、解決志向アプローチ、ナラティヴ・セラピー、ポジティブ心理学といった信頼性の高い心理学理論をコーチングに応用し、質の高い対話を通じて人々の成長と問題解決を支援する専門家の育成に注力しています。これまで、1万人以上の方に受講頂いている実績がある。学校法人、企業法人など幅広い層に対してい研修会、ワークショップを実施している。

ミッションとビジョン


ミッション: コーチング心理学に基づくエビデンスベース(科学的根拠に基づく)のアプローチを社会に普及させ、対人支援の専門性を高めること。
ビジョン: 一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造する。


主な活動内容


資格認定講座の開催: 専門性と実践力を証明する独自の認定資格講座を体系的に提供。
専門ワークショップの実施: 特定のテーマ(ナラティヴ、認知行動など)を深く掘り下げる、実践的なワークショップを随時開催。
書籍の出版・監修: 『コーチング心理学ハンドブック』など、専門知識を社会に広めるための出版活動。
法人・団体向け研修: 企業や教育機関、医療・福祉施設など、各組織のニーズに合わせた専門的な対話力・コーチング研修を企画・提供。

 

こんな講座があります