コーチング資格取得と併せて必要なスキルについて
コーチングを成功させるために資格取得と併せて3つのスキルを身につけよう
コーチングを成功させるには、資格取得と併せて傾聴・質問・承認の基本的なスキルを身につける必要があります。
講座やワークショップなどを活用することで、基本的なコーチングスキルを習得できます。
コーチング成功の鍵!身につけておきたい基本のスキル
近年ではリモートワークの普及などを背景にコミュニケーションの希薄化が進んでおり、これを解決するためにコーチングを学ぶ人が増えてきました。
コーチングは、上司と部下のコミュニケーション方法として定着しつつあります。個人の主体性を高めて成長させるだけでなく、チーム力向上にもつながるため、人材育成において非常に重要です。
こちらでは、コーチングを成功させるために、資格取得と併せて身につけたい3つのスキルを解説します。
傾聴
1つ目のスキルは「傾聴」です。「聞く」ではなく「聴く」ことであり、相手の話に耳を傾け、相手の心の奥底にある悩みや本音を引き出すことを目的とします。その考えに至った経緯などを聴き、許容して共感することで、相手を適切に理解することが可能です。
対象者自身にとっても、自分の中にある情報を口に出すことで考えが整理されます。相手への理解が深まれば信頼関係を築きやすくなり、自発性や潜在能力などを引き出すことも可能です。
一方、例えば上司・部下の関係の場合、普段から威圧的な印象のある上司には相談する気持ちにはなりません。日頃から相談しやすい雰囲気作りをすることも大切です。
傾聴はコーチングを行ううえで非常に重要であり、正しく傾聴することで、次に説明する「質問」と「承認」もスムーズに行えます。
質問
3つのスキルの中で最もコーチング力が試されるのが「質問」です。質問の目的は情報収集ではなく「相手に気づきを与えること」であり、自ら考えてもらうために行います。
例えば、仕事でミスをした原因について質問をする場合、途中でこちらがわかったとしても、相手がわかるまで質問を続け、正しい答えにたどり着くようサポートします。
質問のポイントは、「なぜ?(Why)」ではなく「どうすればよいと思う?(How)」「原因は何だと思う?(What)」と聞くことです。これにより客観的に原因を分析でき、主体的に考える力が育まれ、解決に向けた具体的な行動を促せます。
承認
長所や成果を伝え、能力を認める行為が「承認」です。承認といっても、単に「よくやったね!」と褒めるだけではありません。どのように成長して成果が出たのか過程も含めて客観的な事実を挙げて評価することや、課題を挙げて評価することが、相手にとって今後につながる承認です。
承認は重要な行為ですが、頻度を増やさないほうがよいとされています。ここぞという場面で承認を行うことでモチベーションの向上が期待でき、コーチングの成果をより引き出しやすくなるからです。
コーチングにおいては傾聴・質問・承認の3つを定期的に行うことで、信頼関係の構築や主体性の向上も期待できます。
一般社団法人コーチング心理学協会では、心理学の資格取得のための受講プログラムの他、企業研修・講座・ワークショップを開催しており、基本的なコーチングスキルの習得が可能です。Zoomを活用した遠隔ワークショップも対応しております。
コーチングの基本スキルを身につけるなら講座・ワークショップの活用を
コーチングを成功させるには、資格取得と併せて3つの基本的なスキルが必要です。相手の話をよく聞いて本心を引き出し(傾聴)、問いかけによって相手に気づきを与え(質問)、相手の能力や成果を認めること(承認)を定期的に行うことで、信頼関係の構築や主体性の向上・モチベーションアップが期待できます。
一般社団法人コーチング心理学協会では、個人・組織・社会的な様々な問題を解決できる人材の育成を目指してコーチング心理学の普及活動を行っており、実践形式をメインとした教育プログラムを提供しております。
個人向けの講座に限らず、企業様向けの講師派遣・研修・ワークショップにも力を入れており、教育関係者や医療・介護・福祉関係者、キャリア系・人材系など様々な企業様から支持をいただいております。
資格取得と併せてコーチングスキルを向上させたい方、コーチングに関する職場研修を行いたいとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
資格取得でコーチングスキルを向上させるなら
一般社団法人 コーチング心理学協会
| 法人名 | 一般社団法人コーチング心理学協会 (Coaching Psychology Center for JAPAN) |
|---|---|
| 住所(東京) | 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2−15 浜松町ダイヤビル2F (2F-2-15, Hamamatsu cho, Minato ku, Tokyo, 105-0013, JAPAN) *英語表記 |
| 住所(軽井沢) | 〒389-0202 長野県北佐久郡御代田町草越1173−783 軽井沢サテライトオフィス |
| TEL | 03-6774-6689 080-1127-3088(直通) |
| メール | info[@]coaching-psych.com |
| URL | https://www.coaching-psych.com/ |
投稿者プロフィール

-
対人支援のプロフェッショナルを育む、ウェルビーイング向上を目指す、エビデンス・ナラティヴなど科学的・学術的なアプローチベースの実践機関。
協会概要
コーチングを単なるスキルやテクニックとしてではなく、心理学という学術的基盤、ナラティヴ(物語)に根差した専門的実践(Professional Practice)として捉え、その普及と発展を目指す専門機関。認知行動療法、解決志向アプローチ、ナラティヴ・セラピー、ポジティブ心理学といった信頼性の高い心理学理論をコーチングに応用し、質の高い対話を通じて人々の成長と問題解決を支援する専門家の育成に注力しています。これまで、1万人以上の方に受講頂いている実績がある。学校法人、企業法人など幅広い層に対してい研修会、ワークショップを実施している。
ミッションとビジョン
ミッション: コーチング心理学に基づくエビデンスベース(科学的根拠に基づく)のアプローチを社会に普及させ、対人支援の専門性を高めること。
ビジョン: 一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造する。
主な活動内容
資格認定講座の開催: 専門性と実践力を証明する独自の認定資格講座を体系的に提供。
専門ワークショップの実施: 特定のテーマ(ナラティヴ、認知行動など)を深く掘り下げる、実践的なワークショップを随時開催。
書籍の出版・監修: 『コーチング心理学ハンドブック』など、専門知識を社会に広めるための出版活動。
法人・団体向け研修: 企業や教育機関、医療・福祉施設など、各組織のニーズに合わせた専門的な対話力・コーチング研修を企画・提供。
最新の投稿
Article2024年12月5日コーチング研修でリーダーシップスキル向上!企業研修の効果的な進め方
Article2024年12月5日発達障害支援の仕事で求められる資格とは?活かし方&キャリアアップを解説
Article2024年12月5日発達障害支援で活かせる資格とは?種類・コーチングの重要性・選び方を解説
Article2024年12月5日認知行動療法を医療現場で活かす!看護師向け資格取得・実践ガイド
