コーチング心理学とキャリアコンサルタントの違いについて :生活の質,業務の直接的な問題解決,社会的な問題解決へ

コーチング心理学とキャリアコンサルタントとの違いについて,質問を頂いたので,ご紹介いたします。

焦点の当て方により,異なりますが,以下の点について,コーチング心理学とキャリアコンサルタントとの違いがあります。
内容は整理中ですが,以下の違いがあります。
 

《対象》コーチング心理学は,個人・家族,グループ・チーム・組織・経営者・管理職,アスリートを対象にしており,コミュニケーション,社会の問題解決も対象としています。

エンゲージメント,モチベーション,生活の質,仕事の質,ウェルビーイング,成長・能力支援(キャリアだけでなく)について,直接関わっている点が異なります。

仕事・業務の直接的な問題解決,組織改革,そのためリーダーシップ,管理職研修に当たることもあります。

また,コーチングでは,社会的な問題解決,社会的な問題や障害に対する支援につなげます。

とりわけ,教育・学習・成長(キャリアだけでない)を重視しており,教育心理学,学習科学,社会心理学,スポーツ心理学なども重視している点も異なります。

そのため,学習支援,学び合い,コミュニケーション研修,チームビルディング,コミュニケーション研修,管理職研修に携わりたい方にはおすすめです。

どちらかというと,キャリアコンサルタントは個人や社員など,個人を対象にすることが多いです。

★ 【キャリアコーチングとキュアリアコンサルタントの違いについて】

コーチング心理学には,キャリアコーチングでは,もありますが,主に「コーチング」で活用されている手法を積極的に利用している点が異なります。例えば,「GROWモデル」「360度アプローチ」「ヒーローインタビュー」「主体性」「自己決定感」の重視,ストレングスビルディングなど,ポジティブ心理学などのアプローチが採用されています。

コーチング心理学では,ウェルビーイング,エンゲージメント,パフォーマンスの向上,業務への直接への問題解決に活用されています。

そのため,キャリアコンサルタントの方は,コーチングの手法など学ぶことで,より活動の範囲が広がる可能性があります。



《目的》:コーチング心理学は目標達成を目的としておりまた,仕事や業務のパフォーマンスやエンゲージメント向上に役立てます。また,ライフコーチングでは,生活の質などに焦点を当て,クライエントの発達的な成長などの支援も行われています。
 

コーチング心理学は,ポジティブ心理学を採用しており,よりウェルビーイングやストレングスを活用したアプローチが採用されていますl. キャリアコンサルタントはキャリア形成を主としています。

 

《方法》:コーチング心理学では,コーチングスキル,コミュニケーションスキルの活用と向上を重視しています。

キャリアコンサルタントでは,主にクライエントのキャリアの形成を重視し,カウンセリングスキルを重視しています。

以上から,キャリアコンサルタントの資格をお持ちな方でも役に立つ可能性があります。

ぜひ,ご体験,ご参加いただければ幸甚です。
 

こんな講座があります

コーチング心理学基本講座
認知行動コーチ
解決志向コーチ
創造的問題解決コーチ
フィードバックスキルコーチ
モチベーション心理コーチ
パーソナリティー心理コーチ
エニアグラム心理コーチ
ナラティブコーチ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA