訪問リハビリテーション管理者の方に向けたワークショップ開催

🌈 心に聴く、心に響く、心に効く ― 寄り添う人が燃え尽きないために、気づき・支え合い・環境を整える
COMPASSION FATIGUE & BURNOUT|対人援助職・医療福祉|一般社団法人コーチング心理学協会

訪問リハビリ管理者向けワークショップ
共感疲労とバーンアウトへの対策とは?共感疲労・バーンアウトの意味・サイン・個人と環境の両面からの対策・具体例

「知っている」だけでなく「できる」に。対人援助職が燃え尽きずに働き続けられるよう、サインに気づき、チームで支え合う関わりが実際にできる人を育てています。

土台にあるのは人間性のスキル。相手に寄り添う力と同じくらい、自分の疲れに気づき、休むことを自分に許すやさしさが土台になります。

  • 対人援助職の心のケア
  • 管理者向け
  • サインと対策
  • 具体例3つ
  • 今日からできること

ひとことで言うと

  • 共感疲労とは、苦しんでいる人に寄り添い続けることで、支援者自身の心が少しずつすり減っていく状態のことです。
  • バーンアウト(燃え尽き)とは、仕事のストレスが長く続いた結果、心身の疲れ・仕事への気持ちの冷え・「役に立てていない」という感覚が強まる状態のことです。
  • 対策は、個人のセルフケアだけでなく、職場の環境(性格と環境の組み合わせ)や支え合いの両面から考えることが大切です。人の行動は、その人の個性と環境の両方から影響を受けるためです。
  • ワークショップでは、コーチング心理学の基礎(傾聴・質問・承認)、パーソナリティ心理学、心理的安全性、コンパッション、働きがいとあわせて、共感疲労とバーンアウトの予防を扱いました。
  • 一般社団法人コーチング心理学協会の講座は民間資格ですが、新しい研究や時代のニーズを先取りして独自に研究・実践しています。キャリアコンサルタントや公認心理師などの国家資格と組み合わせると相乗効果(シナジー)が生まれます。

監修:一般社団法人コーチング心理学協会|最終更新日:2026年10月7日

QUICK GUIDE

60秒でわかる 共感疲労とバーンアウト(燃え尽き)への対策

一言で 寄り添う仕事の疲れが積み重なる前に、気づき・支え合い・環境づくりで心を守ること
主なサイン 朝起きるのがつらい/利用者さんに気持ちが向かない/小さなことでいらいらする/自分を責める
個人でできること 疲れに気づく、休む、気持ちを話す、仕事以外の時間を大切にする
職場でできること 仕事量の調整、相談しやすい雰囲気、感謝とねぎらい、一人で抱え込ませない仕組み
注意点 強い不調が続くときは、早めに産業医や専門家に相談する
VISUAL

個人と職場、両面からの対策

視点 個人でできること 職場(管理者)ができること
気づく 疲れのサインを自分でチェックする スタッフの変化に気づき、声をかける
話す 信頼できる人に気持ちを話す 相談しやすい雰囲気(心理的安全性)をつくる
休む 休むことを自分に許す 休みやすい体制と仕事量の調整を行う
意味を感じる 役に立てた場面を振り返る 感謝やねぎらいを具体的に伝える
EXAMPLES

具体例でわかる 共感疲労とバーンアウト(燃え尽き)への対策

「状況 → 関わり → 変化」の流れで、身近な場面に置きかえてみましょう。

例1

訪問リハビリの場面

状況
利用者さんの状態がなかなかよくならず、セラピストが「自分の力不足だ」と落ち込んでいる
関わり
管理者が話を聴き、できていることを具体的に伝えたうえで、難しいケースをチームで共有する
変化
セラピストが一人で抱え込まずに済み、利用者さんに向き合う気力を取り戻す
例2

看護の場面

状況
忙しさが続き、看護師が患者さんへの関心を感じにくくなっている
関わり
リーダーが仕事の割り振りを見直し、短い休憩を確実にとれるようにする
変化
看護師の疲れが少しやわらぎ、患者さんへの声かけにも余裕が戻る
例3

相談支援の場面

状況
つらい相談を毎日聴く支援者が、仕事の後も相談内容が頭から離れない
関わり
支援者が同僚と定期的に振り返りの時間をもち、仕事と私生活の切り替えの習慣をつくる
変化
気持ちを整理できるようになり、長く支援を続ける見通しがもてる

会話の例

セラピスト最近、訪問に行くのがしんどくて……。自分の力不足なのかなと。

管理者話してくれてありがとう。ずっと一人でがんばってきたんですね。

セラピストあの利用者さん、なかなかよくならなくて、どうしていいかわからなくて。

管理者難しいケースは、一人で抱えなくていいんです。次のカンファレンスで、チームで一緒に考えましょう。

PRACTICE

今日からできる3つのステップ

  1. 一日の終わりに疲れ具合を確かめる体と気持ちの疲れを、自分で一言メモしてみます。
  2. 「役に立てた場面」を1つ思い出すうまくいかないことだけでなく、支えになれた瞬間にも目を向けます。
  3. 一人で抱えず、だれかに話す同僚や上司に、困っていることを短く共有します。
EVIDENCE

研究からわかっていること(やさしく言うと)

数字ではなく、効果の大きさの目安を小中高の3段階で示します。

取り組み・テーマ 期待できること 効果の目安
マインドフルネスなどのストレス対策プログラム ストレスの軽減、燃え尽きの予防 小〜中
自分への思いやり(セルフ・コンパッション) 自分を責める気持ちの軽減、心の健康 小〜中
仕事量や体制など職場環境の改善 燃え尽きの予防、働き続ける力 小〜中

*研究によって結果に幅があり、人や状況によって変わります。効果を約束するものではありません。

教訓と現場での活かし方

研究では、ストレス対策やセルフ・コンパッションの取り組みに、燃え尽きの予防や心の健康への小〜中程度のよい変化が見られることが多いと報告されています。ただし、個人の努力だけでは限界があり、仕事量・人員・相談しやすさなど職場の条件を整えることも欠かせません。現場では、個人のセルフケアと職場の環境づくりを両輪で進め、強い不調があれば早めに専門家につなぐことが大切です。

📘 詳しい解説(これまでの記事本文)ここから下は、これまでのお知らせ本文です。日程などは当時の情報のため、最新情報は講座・イベント一覧でご確認ください。

本日は、訪問リハビリテーション管理者の方に向けたワークショップでした。お忙しいところお越しいただきありがとうございます。

リハビリテーション向けの特別仕様の講座でした。

【内容】
コーチング心理学の基礎 : 傾聴,質問,承認スキル の基礎

パーソナリティ心理学(ビッグファイブ) OCEANモデル

場の理論 : 行動は,人の個性と環境に関係がある

心理的安全性 : 職場における心理的安全性の確保 安心して働ける環境

共感性疲労 : 対人援助職におけるバーンアウトのプロセスと対策

コンパッションリーダーシップ : コンパッション(思いやり)の支援

ポジティブ・ワークエンゲージメント・リーダーシップ : ポジティブ心理学を活用した働きがいに関わる支援

でした。

当協会では,様々な機関にて研修を行っておりますので,ご希望がある方・団体がございましたら,お問い合わせいただければ幸いです。

MERITS

講座で学ぶメリット

知るだけでなく、実際に実践できる専門家を育てます。磨くのは、技法の前にある人間性のスキルです。

🧘 自分の心を守る方法がわかる

マインドフルネスやセルフ・コンパッションで、疲れをためない工夫を学べます。

🧩 個性と環境の両面から考えられる

パーソナリティ心理学の視点で、人それぞれに合った働き方や支え方を考えます。

🤝 支え合えるチームをつくれる

傾聴・承認・心理的安全性の関わりで、一人で抱え込まない職場に近づきます。

🌏 国際性🔬 エビデンス🤝 信頼性
  • 傾聴だけでなく、質問・提案・フィードバック・伝え方まで。ペアワークとロールプレイ中心の実践型で、通信講座ではありません。
  • 国際的な機関・研究者と連携し『コーチング心理学ガイドブック』などを監修・監訳してきた知見をもとに、海外の手法をそのまま当てはめず、相手や状況に合わせるアダプティブな視点と、その人の物語を大切にするナラティヴな視点で学びます。
  • アダム・グラントの「才能の科学」が示すように、才能は生まれつきだけで決まらず、関わり方と練習で伸びていきます。学びはチームのエンゲージメントづくりにもつながります。
  • 落とさない・潰さない方針。再受講制度とフォローアップで、身につくまで学べます。出会いや学び合いといった、お金だけでは得られない価値も大切にしています。
  • 民間資格として新しい研究を先取りし、国家資格(キャリアコンサルタント・公認心理師など)と組み合わせることで支援の幅が広がります。
COURSES

「共感疲労とバーンアウト対策」を実践で学べる講座

開催日程・料金・お申し込み方法は、講座・イベント一覧(イベントサイト)や各講座のページで最新の情報をご確認ください。

マインドフルネス・カウンセリング講座

マインドフルネス・カウンセリング講座

今この瞬間に気づく力を育てるマインドフルネス

レジリエンス・カウンセリング基本講座

レジリエンス・カウンセリング基本講座

レジリエンスを育てるカウンセリングとコーチング

パーソナリティ心理学講座

パーソナリティ心理学講座

進化心理学やビッグファイブで人の違いを理解する

ポジティブ感情カウンセリング講座

ポジティブ感情カウンセリング講座

感情を理解し、ポジティブ感情を育てる対話

HOW TO JOIN

参加の流れ

  1. 無料診断で自分に合う講座を知るおすすめ講座診断(無料)で、関心や目的に合う講座を確認します
  2. イベントサイトで日程を確認して申し込む開催日程・料金・申込方法は講座・イベント一覧と各講座のページが最新です
  3. 実践型の講座に参加するオンラインでも、ペアワーク・ロールプレイ中心で体験しながら学びます
  4. 職場や日常で試す今日の終わりに、疲れ具合を一言メモし、支えになれた場面を1つ思い出してみます
  5. 資格取得・学び直し再受講制度とフォローアップで、「できる」まで続けられます

法人・団体のみなさまへ

管理職研修・1on1研修・チームづくりなど、組織に合わせた研修も行っています。法人・団体研修/研修おすすめ診断(無料)

FAQ

よくある質問

共感疲労とは何ですか?
苦しんでいる人に寄り添い続けることで、支援者自身の心が少しずつすり減っていく状態のことです。
バーンアウト(燃え尽き)とは何ですか?
仕事のストレスが長く続いた結果、心身の疲れ、仕事への気持ちの冷え、役に立てていないという感覚が強まる状態のことです。
共感疲労とバーンアウトの違いは?
共感疲労は、苦しむ人に寄り添うことから生じる疲れに注目した言葉です。バーンアウトは、仕事のストレス全般が長く続いた結果として生じる状態を広く指します。
どんなサインに気をつければよいですか?
朝起きるのがつらい、利用者さんに気持ちが向かない、小さなことでいらいらする、自分を責め続ける、などがサインになることがあります。
管理者ができる対策は?
スタッフの変化に気づいて声をかける、相談しやすい雰囲気をつくる、仕事量を調整する、感謝やねぎらいを具体的に伝える、などがあります。
つらさが続くときはどうすればよいですか?
一人で抱え込まず、上司や産業医、医療機関などの専門家に早めに相談してください。
医療・福祉職向けの研修はできますか?
はい。現場に合わせた研修を行っています。法人研修のページからご相談ください。
講座の日程はどこで確認できますか?
最新の開催日程・料金・申込方法は、協会の講座・イベント一覧(イベントサイト)でご確認ください。
この分野を講座で学ぶと、何ができるようになりますか?
「共感疲労とバーンアウト対策」の考え方を、質問・傾聴・フィードバックなどの対話の技術として、職場や支援の場で使えるようになることを目指します。知識だけでなく、ペアワークやロールプレイで「できる」まで練習します。
民間資格でも役に立ちますか?
協会の資格は民間資格ですが、新しい研究や時代のニーズを先取りして学べることが強みです。キャリアコンサルタントや公認心理師などの国家資格と組み合わせると、支援の幅が広がり相乗効果が生まれます。

寄り添う人が、長く元気に働ける職場へ

心に聴く、心に響く、心に効く。「共感疲労とバーンアウト対策」を「知っている」から「できる」へ。

「共感疲労とバーンアウト対策」を学ぶ無料診断

投稿者プロフィール

一般社団法人コーチング心理学協会事務局
一般社団法人コーチング心理学協会事務局


専門監修:一般社団法人コーチング心理学協会
公式:https://www.coaching-psych.com/
イベント:https://www.coaching-psych.com/event/


対人支援のプロフェッショナルを育む、ウェルビーイング向上を目指す、エビデンス・ナラティヴなど科学的・学術的なアプローチベースの実践機関。


一般社団法人コーチング心理学協会とは、心理学を学術的な基盤に、エビデンス(科学)・ナラティヴ(物語)・アダプティブ(適応)を重視して、コーチングを専門的実践として普及・発展させる日本の専門機関です。『コーチング心理学ガイドブック』(北大路書房、2023年)の監訳に携わり、これまでに1万人以上が講座を受講しています。

【協会概要】
コーチングを単なるスキルやテクニックとしてではなく、心理学という学術的基盤、ナラティヴ(物語)に根差した専門的実践(Professional Practice)として捉え、その普及と発展を目指す専門機関。認知行動療法、解決志向アプローチ、ナラティヴ・セラピー、ポジティブ心理学といった信頼性の高い心理学理論をコーチングに応用し、質の高い対話を通じて人々の成長と問題解決を支援する専門家の育成に注力しています。これまで、1万人以上の方に受講頂いている実績がある。学校法人、企業法人など幅広い層に対してい研修会、ワークショップを実施している。


【ミッションとビジョン】
ミッション: コーチング心理学に基づくエビデンスベース(科学的根拠に基づく)のアプローチを社会に普及させ、対人支援の専門性を高めること。
ビジョン: 一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造する。


【主な活動内容】
資格認定講座の開催: 専門性と実践力を証明する独自の認定資格講座を体系的に提供。
専門ワークショップの実施: 特定のテーマ(ナラティヴ、認知行動など)を深く掘り下げる、実践的なワークショップを随時開催。
書籍の出版・監修: 『コーチング心理学ハンドブック』など、専門知識を社会に広めるための出版活動。
法人・団体向け研修: 企業や教育機関、医療・福祉施設など、各組織のニーズに合わせた専門的な対話力・コーチング研修を企画・提供。


■ 活動の方針
・「知っている」だけでなく、実際に「できる」専門家を育てます。
・技法の習得にとどまらず、聴く・問う・承認する・伝えるといった人間性のスキルを磨きます。
・参加型・対話型の講座で、自分の考えをアウトプットし、参加者同士で気づきを深めます。
・「落とさない・潰さない」を大切にし、再受講制度やフォローアップで、挫折しない/させない学びを支えます。
・すべての人に、コーチングやカウンセリングのマインドと技術を持ってもらうことを目指しています。

■ ビジョン
一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造すること。

■ 合言葉
心に聴く、心に響く、心に効く

こんな講座があります

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