ポジティブ心理学の企業研修を依頼 管理職・新入社員の育成 ポジティブ心理学のはじまり

近年では、ポジティブ心理学を用いた企業研修が注目されています。しかし、ポジティブ心理学については、耳にしたことはあっても詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか？

こちらでは、ポジティブ心理学のなりたち、そしていかにして発展してきたのかをご紹介します。また、一般社団法人コーチング心理学協会では、ポジティブ心理学を取り入れた新入社員や管理職を対象とした企業研修を行っています。依頼をご検討の方はお気軽にご相談ください。

ポジティブ心理学は、1998年、ペンシルベニア大学のマーティン・E・P・セリグマン博士によって発案された、まだ歴史的には新しい心理学です。以前の心理学は「鬱」「依存症」など、メンタルヘルスがマイナスになった場合の病状についての研究が主でした。

マイナスになったものを0に戻そうとする目的を持っていたとも言えます。しかしポジティブ心理学においては、0をプラスにすることを目的としました。以前から研究されていた「満足感」「楽しさ」「自己肯定感」などのポジティブな感情に焦点をあて、さらにそれを発展させようとしたのです。

ポジティブ心理学のテーマは、「よりよい生き方」や「より充実感を得られる社会や組織の条件」についてです。内側から湧き出る前向きな気持ちをサポートするための学問、方法だと言えるでしょう。企業研修においてはポジティブ心理学を通して、社員の能力の向上、職場環境の改善が期待できます。

バブル崩壊以降、日本経済は数々の困難な状況に直面しています。企業は存続のため、成果主義を導入、リストラや派遣社員の登用を行い、徹底的に無駄を省いてきました。

結果として、社員はより高みを目指すことを強いられ、責任と目標のプレッシャーに押しつぶされそうになっています。また国際化が進み、全く異なる価値観を持った相手と仕事をすることも珍しくありません。

こういった状況の中、新入社員の早期離職や、管理職のマネジメント力不足は、どの会社にも共通の普遍的な問題となっています。必要とされているのは、「環境の変化に対応するための組織改革」そして「自ら前向きに仕事に取り組む力」です。ポジティブ心理学は、まさにこのような物事を研究対象としてきました。

ポジティブ心理学を学ぶことで、新入社員には前向きに仕事をするためのヒント、管理職には組織改革のためのヒントを与えることができます。このような背景に後押しされ、ポジティブ心理学は急速に発展し、新入社員・管理職向けの企業研修にも多く導入されるようになりました。

一般社団法人コーチング心理学協会は、ポジティブ心理学を用いた企業研修を提供しています。新入社員に向けては、一般的なコミュニケーション研修にとどまらず、逆境を乗り越えるポジティブなメンタルのつくり方や自己肯定感について、カウンセリングやコーチングを交えながら習得を目指します。

管理職へ向けての研修では、他社員をどのように導くべきか、心理学をもとにした内容をお伝えしていきます。研修を通して、いかにして部下のモチベーションをあげるか、問題が起こった際にうまく解決させるかなどを学ぶことができます。

一般社団法人コーチング心理学協会の研修は、ポジティブ心理学をはじめとして、さまざまな心理学を組み合わせてつくられています。多くのワークショップや心理テストから最適なものを選び、ご依頼いただいた企業様向けにカスタマイズしてご提供いたします。

通常の心理学研修よりもより実践的であるため、すぐに活用していただくことが可能です。また企業向けの定量調査、定性調査なども請け負っております。報告書作成まで行いますので、こちらもぜひご検討ください。

ポジティブ心理学は、昨今の厳しい環境変化にあわせて広まってきた新しい学問です。「より良く生きるためにはどうすればいいか」をテーマにしており、働くうえでも非常に有用となっています。一般社団法人コーチング心理学協会ではポジティブ心理学をはじめとした、さまざまな心理学に基づいた企業研修をご提供しています。

管理職・新入社員向けの研修もご用意しており、ご依頼にあわせて内容をカスタマイズすることも可能です。

また企業のみならず、教育・福祉・医療・産業等公共機関においても研修を行っております。ポジティブ心理学を用いた企業研修を依頼したい場合は、お気軽に一般社団法人コーチング心理学協会へご連絡ください。