【コーチングの資格】AIを活用したコーチング!期待されるメリットとデメリット

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コーチングに興味のある方は知っておきたい!AIコーチングのメリットとデメリットについて

AIを使ったコーチングは、データから最適な改善策を提案できるなど多くのメリットがあります。

AIコーチング、コーチング心理学の資格取得に興味のある方は、一般社団法人コーチング心理学協会の講座・研修をご活用できます。

当協会では、心理学、コーチング心理学、ポジティブ情報学の視点で、展開し、AIを活用した実践活動を行っています。
なぜなら、最近の研究では、AI単体、人間単体のコーチングよりも、よりAIを協業的に活用したコーチングの効果が高いということが認められています。

AIとコーチングの協業は、効果的な成果と新たな課題の両方をもたらす

AIと人間のコーチが協業することで、目標達成やパフォーマンス向上において高い効果が示されていますが、感情的なつながりや倫理面での課題も存在します

効果とメリット

  • 目標達成・パフォーマンス向上
    AIコーチと人間コーチの協業(ハイブリッド型)は、どちらか一方のみよりも高い成果を生み出すことが示されています。AIはデータ分析やリアルタイムフィードバック、知識の自動化に強みがあり、人間コーチは共感や動機づけ、個別対応に優れています。両者の強みを組み合わせることで、幅広いクライアント層に効果的な支援が可能です (Luo et al., 2020; Terblanche et al., 2022; Seo et al., 2025; Loughnane et al., 2025; Haase, 2025)。

  • スケーラビリティとアクセシビリティ
    AIの導入により、コーチングのコスト削減や大規模展開が可能となり、従来アクセスが難しかった層にもサービスが届くようになります (Terblanche et al., 2022; Passmore et al., 2025; Khandelwal & Upadhyay, 2021; Haase, 2025)。

  • 補完的役割
    AIは目標管理や進捗追跡、情報整理などのタスクで特に有効であり、人間コーチの業務を効率化・補完します (Terblanche et al., 2024; Haase, 2025; Khandelwal & Upadhyay, 2021)。

 

 

AIと人間コーチの協業による主な効果と成果

観点 主な内容 代表的な研究
パフォーマンス向上 営業・教育・医療・スポーツなどで、従来型よりも高い成果が確認されている Luo et al., 2020; Ortiz et al., 2025; Wang et al., 2022; Bate & Eberhard, 2024; Wu et al., 2024; Sqalli & Al-Thani, 2019; Pashaie et al., 2024; Liu et al., 2024; Wenlong et al., 2025; Dindorf et al., 2025; Wang et al., 2024; Bodemer, 2023
スケーラビリティ・アクセシビリティ コスト削減・24時間対応・個別最適化により、従来アクセス困難だった層にも提供可能 Terblanche et al., 2022; Terblanche, 2024; Khandelwal & Upadhyay, 2021; Zhu, 2025; Stephens et al., 2019; Mitchell et al., 2021
個別化・フィードバックの質向上 大量データ解析・リアルタイムフィードバックにより、個人に合わせた指導が可能 Luo et al., 2020; Graßmann & Schermuly, 2020; Nayak & Choudhury, 2024; Haase, 2025; Maiden et al., 2022; Wenlong et al., 2025

ハイブリッド(協業)モデルの優位性

観点 主な内容 代表的な研究
AIと人間コーチの補完関係 AIはデータ分析・客観的フィードバック、人間コーチは共感・動機付け・関係構築に強み。協業により最も高い成果を発揮 Luo et al., 2020; Loughnane et al., 2025; Terblanche et al., 2024; Plotkina & Ramalu, 2024; Arakawa & Yakura, 2024; Mitchell et al., 2021
行動変容・自己効力感の促進 AIの継続的サポート × 人間コーチの感情的支援により、行動変容や自己効力感が高まる Terblanche et al., 2022; Movsumova et al., 2020; Liu et al., 2024; Stephens et al., 2019; Jeong et al., 2022

 

AIの課題と限界

  • 感情的つながり・信頼関係
    AIは共感や深い人間関係の構築が苦手であり、クライアントのストレス軽減や動機づけでは人間コーチに劣る傾向があります (Movsumova et al., 2020; Barger, 2025; Plotkina & Ramalu, 2024)。

  • 倫理・プライバシー
    データの透明性やプライバシー保護、AIの利用開示など、倫理的な配慮が不可欠です (Haase, 2025; Pashaie et al., 2024)。

  • 個別最適化の課題
    AIは汎用的な支援には強いものの、複雑な個別課題や長期的な成長支援では人間コーチの役割が依然重要です (Plotkina & Ramalu, 2024; Passmore et al., 2025; Graßmann & Schermuly, 2020)。


AIと人間コーチの協業は、両者の強みを活かすことで目標達成やパフォーマンス向上に大きな効果をもたらします。一方で、感情的なつながりや倫理面の課題も残るため、今後は人間中心の設計や倫理的配慮を重視した協業モデルの発展が求められます。

 

新しいアプローチ形態!AIコーチングの概要とでメリットは? セルフコーチングとしてのメリット

 

近年、ChatGPTなどの自然言語処理技術の登場により、コーチング業界においてもAI(人工知能)が活用されるようになりました。
ただし、注意が必要です。

こちらでは、AIコーチングの概要とデメリットについて解説します。

24時間いつでも使える
 → これは技術的には可能であり、チャットボット型アプリ等では実装されている例がある。ただし、24時間対応だからといって「質の高い支援」が常に提供される保証はない。

個別最適アドバイスの提供
 → AIは過去データや類似ユーザー例からパターンを出せるが、「完全な個別最適化」を常に保証できるわけではない。特に心理的な微妙な領域では限界がある。

AI × 認知行動療法支援
 → すでに研究やアプリケーションで、AIを活用した認知行動療法支援は存在する。だが主張どおり「品質向上」までできているかは、慎重に評価すべき。

デメリット・リスク
 → 一部列挙されてはいるが、AIのバイアス、プライバシー侵害、過信による誤用など、より深刻な懸念には触れられていない。

専門家との統合運用
 → 多くの研究で「AI × 人間専門家(コーチ/セラピスト)」の共同運用が注目されており、この主張自体は妥当で支持しうる。ただし、具体的な運用モデルや検証結果を示すとより説得力が増す。

コーチング心理学は、以下の活用になります。

🌐 全体構造:AI × 心理学 × コーチング の相乗効果モデル

AI(人工知能)・心理学(人間理解)・コーチング(実践支援)の3つが互いに補完し、
人間の成長と創造性のブースター(catalyst)」として働く循環構造です。


🧠 ① AI → 心理学

AIは心理学に「新しい観察と分析の視点」を与える。

AIの役割 心理学的意義 活かし方
データ分析・パターン発見 人間の行動・感情・思考の新しい洞察 感情分析・対話ログ解析でクライアントの傾向を把握
シミュレーション・モデリング 認知・意思決定モデルの検証 AIを「仮想クライアント」「仮想コーチ」として研究
自動化による省力化 心理支援のアクセス拡大 AIを介して心理的セルフケアをサポート

💬 ② 心理学 → コーチング

心理学はコーチングに「理論と倫理の基盤」を提供する。

心理学的知見 コーチングへの貢献 活かし方
動機づけ理論(自己決定理論など) クライアントの内発的動機を高める AIが質問する際に、動機づけ理論に基づいた言葉を選択
メタ認知・内省理論 学習・変化の促進 AIとの対話をリフレクションの鏡として使う
ポジティブ心理学・強み理論 成長と幸福の促進 AIがVIA強みやPERMA分析を提供し、対話の出発点にする

🤝 ③ コーチング → AI

コーチングはAIに「人間性・共感・意味生成の文脈」を与える。

コーチングの要素 AI開発・活用への応用 活かし方
質問の技術(OARS・GROWなど) 対話AIの人間的インタラクションの質を高める AIに“質問デザイン”を学習させ、建設的な対話を促す
傾聴と共感 ユーザー体験の向上 AIに「人間理解アルゴリズム」を導入
フィードバックと省察 継続的学習・共創プロセス AIと人間が互いに学び合うリフレクション・ループを形成

🔄 全体を貫くキーワード:「共創(Co-creation)」

この三者は線形ではなく、循環的に互いを高め合う
それぞれの関係を「相補的役割」として見ると以下のようになります:

領域 提供するもの 受け取るもの
AI データ・分析・創発 人間的文脈・倫理・意味
心理学 理論・知見・人間理解 新しい分析方法・実証データ
コーチング 実践・関係性・変化支援 AIの支援と心理学の洞察

🌱 実践例:AI × 心理学 × コーチングの統合的応用

分野 実践例 目的
教育・探究学習 AIが生成する問いに対して生徒がリフレクション → 教師が心理的支援 探究的学習の深化
キャリア支援 AIが価値観分析 → コーチが意味づけ支援 自己理解と方向性の明確化
ウェルビーイング AIが感情トレンド可視化 → コーチがレジリエンス対話 メンタルヘルス促進
組織開発 AIがチーム対話を分析 → 心理学的指標でコーチング介入 チームの信頼と創造性強化

この循環を回すことで、

  • AIは“共感する知性”へ、

  • 心理学は“実践する科学”へ、

  • コーチングは“人間成長の共創場”へ
    進化していきます。


 

単体でのAIコーチングのデメリット

AIのデメリットもあります。

結果が,一般化されて,一律になってしまう可能性があること。
具体的な現状に適応できていないケースがあること。
知識や解決策を知らないと,そもそも質問もできないこと。
知識と実行することは異なることもあること。
結果が示されても,イメージができない可能性があること。
WEBなどの情報を引用しているため,誤った情報や情報が十分でない可能性があること。
対人間に対するコミュニケーション能力が身につかない。
人間の持つ理不尽な対応に対処できない。
自分の持っている知識や経験だでしか検索ができない

そのため、コーチング心理学の知識と技術を持つ専門家の役割はとても重要です。専門家は第三者の視点からクライエントに気づきを促すことができ、その効果は多方面に広がります。

特に「ソーシャルサポート(社会的支援)」の観点は大切です。アメリカ心理学会によると、ストレス対処においては、どのような場面でもソーシャルサポートが有効であるとされています。コーチング心理学の専門家がAIを活用し、第三者の視点を取り入れることで、このソーシャルサポートをさらに強化し、より高い効果が期待できます。

また、コーチの専門性とAIを組み合わせることで、支援の最適化が可能になります。ときにはコーチ自身のバイアスをあえて活かすことで、多角的なアプローチを生み出すこともできます。

このように、AIを活用したコーチング心理学では、「AI × 心理学 × コーチング」をどのように統合して使うかが大切です。具体的には、コーチング、セルフコーチング、グループやチームコーチング、さらにはコンサルティングに至るまで、幅広い応用が考えられます。

ChatGPTやGoogle AIなどのAIツールを取り入れ、専門知識を持つコーチが第三者の視点を加えることで、クライエントに新しい気づきや成長、創造的な発見をもたらすことができます。AIはコーチングを補完し、広げていく手法として、今後ますます可能性が高まります。

 

資格講座を実施している一般社団法人コーチング心理学協会における 新しい研究・実践テーマは「AIの活用と実践」です。

コーチング心理学や認知行動療法の基礎・実践を学べるプログラムもご用意しております。資格取得やセミナー、研修に興味のある個人・企業の方は、お気軽にお問い合わせください。

AIコーチングに興味のある方は一般社団法人コーチング心理学協会へ

オンラインでのAIコーチング

AIコーチングは,主観や感情に左右されない客観的な意見をもらえる点や、過去の相談者のデータから自分にパーソナライズされた最適なアドバイスを受けられる点など、多くのメリットが期待されています。近年では、認知行動療法の品質向上にも活用されはじめ、今後もコーチング業界において様々な利用方法が検討されていくでしょう。

さらに,コーチング心理学の専門家として,第三者の視点を活かし,ソーシャルサポートにつなげることで,
クライエント自身が発見できなかったこと,気づけなかったことに目を向けることができるようになります。

コーチングに関する資格取得支援を実施している一般社団法人コーチング心理学協会でも、心理学的な理論とAIを絡めたコーチングに力を入れており、心理学講座やセミナーを開催しております。また、個人・企業向けに海外のコーチング心理学の実証研究をもとにしたワークショップや研修、講師派遣、オンライン講座などを実施しております。複数講座の受講により、専門性の高いコーチングのプロを目指すことも可能です。

AIコーチングや認知行動療法に興味のある方、コーチングを受けてみたい方、資格を取得したいとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

AIコーチング・資格取得をお考えなら
一般社団法人 コーチング心理学協会

法人名 一般社団法人コーチング心理学協会 (Coaching Psychology Center for JAPAN)
住所(東京) 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2−15 浜松町ダイヤビル2F (2F-2-15, Hamamatsu cho, Minato ku, Tokyo, 105-0013, JAPAN) *英語表記
住所(軽井沢) 〒389-0202 長野県北佐久郡御代田町草越1173−783 軽井沢サテライトオフィス
TEL 03-6774-6689
080-1127-3088(直通)
メール info[@]coaching-psych.com
URL https://www.coaching-psych.com/

投稿者プロフィール

一般社団法人コーチング心理学協会事務局
一般社団法人コーチング心理学協会事務局

対人支援のプロフェッショナルを育む、ウェルビーイング向上を目指す、エビデンス・ナラティヴなど科学的・学術的なアプローチベースの実践機関。


協会概要

コーチングを単なるスキルやテクニックとしてではなく、心理学という学術的基盤、ナラティヴ(物語)に根差した専門的実践(Professional Practice)として捉え、その普及と発展を目指す専門機関。認知行動療法、解決志向アプローチ、ナラティヴ・セラピー、ポジティブ心理学といった信頼性の高い心理学理論をコーチングに応用し、質の高い対話を通じて人々の成長と問題解決を支援する専門家の育成に注力しています。これまで、1万人以上の方に受講頂いている実績がある。学校法人、企業法人など幅広い層に対してい研修会、ワークショップを実施している。

ミッションとビジョン


ミッション: コーチング心理学に基づくエビデンスベース(科学的根拠に基づく)のアプローチを社会に普及させ、対人支援の専門性を高めること。
ビジョン: 一人ひとりが質の高い対話の力を身につけ、個人、組織、そして社会全体のウェルビーイングと成長に貢献できる世界を創造する。


主な活動内容


資格認定講座の開催: 専門性と実践力を証明する独自の認定資格講座を体系的に提供。
専門ワークショップの実施: 特定のテーマ(ナラティヴ、認知行動など)を深く掘り下げる、実践的なワークショップを随時開催。
書籍の出版・監修: 『コーチング心理学ハンドブック』など、専門知識を社会に広めるための出版活動。
法人・団体向け研修: 企業や教育機関、医療・福祉施設など、各組織のニーズに合わせた専門的な対話力・コーチング研修を企画・提供。

 

こんな講座があります