96e1e60fac369ef381e1a49f5c8fcfe4

■【コミュニケーション心理士®】はパーソナル・コミュニケーションの専門家です。

具体的には、講座を通して、以下のことができるように目指します。
活用分野は、コミュニケーション心理学パーソナリティ心理学がベースとなります。


🌿 コミュニケーション心理学とは

― 人と人との“こころの橋”を科学的に解き明かす学問 ―

私たちは毎日、言葉や表情、声のトーン、しぐさなどを通して他者と関わっています。
こうした人と人とのやり取りの中に生まれる心理的な働きを研究するのが、「コミュニケーション心理学」です。

この学問は、単なる「会話術」や「話し方のテクニック」ではなく、
人間のこころがどのように相手を理解し、影響を与え合うかを科学的に分析する心理学の一領域です。
対人関係における「信頼」「好意」「誤解」「共感」など、
日常のコミュニケーションに潜む深い心理メカニズムを明らかにしていきます。


🧭 主な研究領域と基礎概念

① 対人関係心理学

人が他者と関わるときに生じる心理的な反応を探る分野です。
「相手に好かれる」「信頼される」「誤解される」「対立する」といった現象を、
感情・動機・認知の視点から分析します。
この理解は、ビジネス・教育・カウンセリングなど、あらゆる人間関係の基盤となります。


② 非言語コミュニケーション

言葉以外の要素(表情、視線、姿勢、距離、声のトーンなど)が伝えるメッセージを研究します。
多くの研究では、**「人は言葉よりも、非言語情報から多くを感じ取っている」**ことが明らかになっています。

有名な メラビアンの法則(7-38-55の法則) によれば、
好意や信頼といった感情的メッセージの伝達には、

  • 言語情報:7%

  • 聴覚情報(声のトーンなど):38%

  • 視覚情報(表情・態度など):55%
    が影響しているとされています。

つまり、「何を言うか」だけでなく、「どう伝えるか」が重要なのです。


③ 認知的側面:バイアスと誤解の心理

人はコミュニケーションの中で、無意識に「思い込み」や「先入観」に影響されています。
これを心理学では認知バイアスと呼びます。
たとえば、「最初の印象が強く残る(初頭効果)」「自分と似た人を好む(類似性の原理)」などが典型です。
こうしたバイアスを理解することで、誤解や対立を減らし、より正確で共感的な対話が可能になります。


🌺 コミュニケーションを深める主要な心理的テクニック

● 単純接触効果(ザイアンス効果)

同じ人や情報に繰り返し接するほど、好感度が高まるという心理現象。
ビジネスや教育では、「定期的な接触」が信頼形成に大きく影響します。

● ミラーリング効果

相手と似た姿勢・言葉・テンポで振る舞うと、無意識の親近感が生まれます。
「同調行動」によって、相手の警戒心がやわらぎ、安心感が高まります。

● 積極的傾聴(Active Listening)

相手の話を遮らず、気持ちや意図を受け止めながら聞くスキルです。
相づち・要約・共感の表現を通して「理解してもらえている」と感じさせることで、
信頼と安心の関係が築かれます。

● アサーティブ・コミュニケーション

相手を尊重しながら、自分の意見や感情を率直に伝える技法です。
「我慢」でも「攻撃」でもない、中間のスタイルであり、
健全な人間関係を築くうえで欠かせないスキルです。


💡 コミュニケーション心理学の応用

① 人間関係の向上

相手の心理的背景や感情の動きを理解することで、
誤解や衝突を減らし、信頼と協力関係を築くことができます。

② ビジネス・教育・医療の現場での活用

交渉・プレゼン・営業・チームマネジメントなど、
あらゆる対人場面で「心理的コミュニケーション力」は成果を左右します。
教育現場でも、教師と生徒、指導者と学習者の信頼形成に不可欠です。

③ 自己成長とセルフマネジメント

他者理解は自己理解の鏡です。
自分の感情や反応の癖を客観視することで、
ストレス耐性・自己肯定感・自信が高まり、より柔軟で安定した人間関係が築けます。

 

コミュニケーション心理士®」には、単なる資格名以上の専門性と社会的役割があります。


🎯 1. 信頼関係を築く対話の専門家

技術: 傾聴・共感・リフレクション
志・思い: 「この人と話してよかった」——その安心がすべての出発点になる

誰もが、安心して本音を話せる場を求めています。対話の専門家は、言葉の裏にある「言葉にならない思い」に耳を傾け、相手の存在そのものに敬意を払います。たとえ摩擦や誤解があっても、対話をあきらめない。
関係性を再びつなぎ直すことで、人と人との間にもう一度温かい橋をかけることが、この仕事の核心です。


🧠 2. 心理学的知見に基づいた支援者

技術: パーソナリティ理論、認知行動理論、感情理解
志・思い: 「その人の奥にある、見えない力を信じる」

私たちの行動には、必ず背景があります。その背景を理解することで、否定ではなく「共感」と「可能性の発見」が生まれます。
心理学の知見は、人を枠にはめるためでなく、その人らしさをより深く理解するレンズとして使われます。
「わかってくれる人がいる」。その実感が、誰かにとっての生きる力になると信じています。


💬 3. 建設的なフィードバックの実践者

技術: 伝え方、1on1モデル、信頼関係、心理的安全性の確保
志・思い: 「人は、伝えられ方ひとつで大きく変われる」

フィードバックは、批判ではなく可能性を照らす言葉です。
たとえ耳の痛い指摘でも、「あなたの成長を本気で信じている」という信頼の土台があれば、相手は前に進む力を受け取れます。

対話によって人が変わる瞬間に立ち会えることは、何よりも尊い体験です。
ただ伝えるのではなく、「この人の未来を信じている」というメッセージを込めて届けたい——それがこの実践の根底にあります。


📖 4. 物語を聴き、再構築を支援するナラティヴ実践者

技術: ナラティヴ・アプローチ、意味づけの再構築
志・思い: 「その人の人生には、語るに値する物語がある」

人は、経験を語ることで自分を知り、癒し、未来への希望を育てます。
ナラティヴ実践者は、その語りに丁寧に耳を傾け、時に問いを投げかけながら、新たな視点と意味づけの種をともに見つけていきます。
「過去に縛られる」のではなく、「過去に意味を与え、未来へつなげる」。
語りの力を信じることで、その人の自己理解と自己信頼が育まれていくプロセスに寄り添います。


🌍 5. 多様な現場で活躍できる汎用性の高い専門家

技術: ファシリテーション、支援設計、場づくりスキル
志・思い: 「どこであっても、人と人が向き合う場に希望をつくりたい」

人が人と関わるすべての場には、対話と理解の可能性が眠っています。
教育、福祉、企業、地域づくり——どの現場でも共通するのは、「人と人のつながりが、変化の原点である」という真理です。
専門性を越えて、複数の役割を横断しながら、人と人が出会い直し、協働し、共に変わっていくプロセスを支えたい。
そのためのスキルは手段であり、本当の目的は、関係性に灯をともすことにあります。

 



コミュニケーション心理士®の講座に関しては,以下の講座が単位ポイントに関連します。


🎖️コミュニケーション心理士®:対応講座一覧表 7つの資格が必要です。

区分 講座名 主催・備考
必修 コーチング心理学基礎講座 基礎理論と実践
必修 フィードバックスキルコーチ フィードバック&対人支援技法
必修 ナラティヴコーチング 物語を通じた自己再構築
必修 パーソナリティ心理コーチ 性格理論と対話技術
必修 創造的問題解決コーチ 創造性や問題解決に関わるコーチング
必修 解決志向コーチング 解決志向療法に基づくアプローチ
選択(うち1つ以上推奨) エンカレッジカウンセラー *ポジティブ心理カウンセラー協会主催
勇気づけと承認技法
  ストレングスカウンセラー *ポジティブ心理カウンセラー協会主催
強みの特定と活用
  エニアグラム心理コーチ タイプ理解と関係性分析

🎓 資格取得条件

  • 上記より必修5講座+選択1講座以上=合計6講座以上修了で受験資格を得られます。
  • ※「コーチング心理士」との資格重複も可能です。

    *コミュニケーション心理士®️に関しましては、協議中のため変更される場合がございますので予めご了承願います。


なお,コミュニケーション心理士®は,特許庁公認にて
商標登録を行っており,当協会のみで取得可能です。

com

投稿

カテゴリー
Entity Types

商品

Entity Types

イベント

イベント カテゴリー

投稿者プロフィール

徳吉陽河
徳吉陽河
徳吉陽河(とくよしようが)は、コーチング心理学研究会・コーチング心理学協会の創設者の一人であり、日本・世界のおけるコーチング心理学のパイオニア。コーチング心理士、公認心理師・キャリアコンサルタント、認定心理士(心理調査)、ポジティブ心理療法士、として教育・医療・福祉・産業分野で活動する専門家。東北大学大学院博士後期課程で研究し、国際コーチング心理学会、国際ポジティブ心理学会など、世界で学び、研究を発表。教育プログラム、心理尺度開発なども専門としている。著書に『ポジティブ大全』『科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 結果を出す人はどんな質問をしているのか?』『ナラティヴ・セラピー BOOK』、『コーチング心理学ガイドブック』『コーチング心理学ハンドブック』などの翻訳書などがあり、科学的なエビデンスと物語(ナラティブ)に基づくコーチングとウェルビーイング教育を推進している。累計4000名のコーチ、カウンセリング実績」(ワークショップを含む)、「累計6000回以上のセミナー実績」以上の実績がある。国土交通省 航空保安大学講師、元東北文化学園大学講師、元仙台医療センター看護学校講師、元若者サポートセンター講師など。教育機関、海外・国外の法人企業などで講師を担当実績がある。学校法人・企業法人・医療法人(リハビリ)など、主に管理職に関わる講師を数多く担当。座右の銘は、「我以外皆我師」、失敗・挫折もたくさんしており、「万事塞翁が馬」大切にしている。「自己肯定感が低いからこそ成長できる」ことを大切にしている。

こんな講座があります